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【今後の予想】仮想通貨ビットコインがもみ合いを上にブレイクした!

チャート分析

この記事はこんな人向けです。

「今後のビットコインの動きが知りたい。ビットコインの買いのタイミングを知りたい人。買ったけど含み損が出ている人。チャート分析を学びたい人」

私のツイート

今回はこれについてチャート分析しながら詳しく解説します。

これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残っています。

 

【今後の予想】仮想通貨ビットコインのチャート分析

【今後の予想】仮想通貨ビットコインのチャート分析

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◆チャート分析&解説の前にこちらに目を通しておいてください。

トレード用語解説:
・トレンドL(ライン)とは相場が上下のどちらに向かっているのかを示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。

 

チャート分析&解説

9月20日くらいから約1か月間、狭い範囲でのレンジ相場でしたが、昨日10月26日にやっと上にブレイクしました。

まずはチャート分析の基本として大きな時間軸で背景から見ていきます。

10.26 ビットコインの週足チャート(対円)

BTC 10.27 1W
昨年に付けた最高値からの下降トレンドLはまだ越えていませんが、もうじきそのラインと価格がぶつかります。

一度は反応して下げるでしょうが、その時にどれくらいの勢いで、どこまで下げるのかに注目したいです。

水平ラインではサポートL1を下抜けた起点であるレジスタンスL2が上に控えてます。

そしてその上には超強力なレジスタンスL1があります。これはかなり強力ですが、いまはまだ距離があるので、近づいてきた時に解説します。

※ 4月頃に解説してますが、価格が上昇したときにもう一度解説します。

10.27ビットコインの日足チャート(対円)

BTC 10.27 1D2

日足を見ます。

レジスタンスL1とL2 の間にもう一本レジスタンスL1.5があります。

このレジスタンスL1.5は、青枠内の反発上昇を全否定することになった、売りの起点です。まあまあ強いレジスタンスです。

※ レジスタンスやサポートに付けている番号は識別のためのもので、数字は特に意味はありません。

◆右下の青い範囲はボックスレンジを示していて、7月からずっとこの範囲で動いてることになります。

ビットコインの8時間足チャート

BTC 10.27 8H
8時間足。
もうそろそろ下降トレンドLに当たります。

次の買い方勢の目標はこの下降トレンドLの上抜けと、ボックスレンジの上抜けです。

ビットコインの8時間足拡大チャート

BTC 10.27 8H2
今回上にブレイク(上抜け)したもみ合いとは、緑枠のボックスレンジ2のことです。

それほど重要でないところで、ずっと頭を押さえられていたので、いつ下げてもおかしくない状態でした。それを耐えたことにより、結果的に底固いことを証明したことになります。

さっきのチャートを見たらわかる通り、このボックスレンジ2を上抜けたからといって「上昇トレンドへ転換した可能性高まる」・・・云々はまだ早いのがわかるでしょう。

直近高値にレジスタンス候補として緑線を引いてますが、その上のボックスレンジ上限の方が重要なレジスタンスであるのは、日足を見ても分かると思います。

ビットコインの4時間足チャート

BTC 10.27 4H

ボックスレンジ2を上抜けたことで、レンジ下限がサポートL2になりました。そして上抜けの起点にはサポートL3が引けます。

サポートL2とL3はともにそれなりに強い中程度のサポートラインです。
 
オレンジの下降トレンドLで跳ね返された時に、サポートL3で守れるかどうか注目したいところです。

この攻防は重要です。なぜなら、このトレンドLは週足で引けるトレンドLで、しかも昨年の最高値から引きているラインだからです。

ビットコインの1時間足チャート

BTC 10.27 1H
ボックスレンジ上限は今までレジスタンスでしたが、上抜けたので今度はサポートになる可能性が強いです。

だからここにサポートL4を引いてます。

その上の緑線は弱いサポートですが、もし相場の上昇勢いが強ければ、ここすら下回ることなく、黄色線の小さい下降トレンドLを上抜けていくでしょう。

つまり、上昇勢いを計るバロメーターの役割です。

相場が強ければ強いほど、押し目を深くつけずに上昇していきます。

 

ビットコイン通貨の今後の予想

BTC 10.27 1H2
同じ1時間足チャートです。

パターン①:緑線で反応して上昇。
これで上昇していけば、相場が強いと判断します。結構すんなりと週足で引ける下降トレンドLを上抜けるかもしれません。

パターン②:サポートL4まで落ちてそこで反発上昇する。
これもまあまあ強いパターンですが、この場合は三角レンジやボックスレンジなどのもみあいになる可能性も高い。

やはり、週足下降トレンドLでの攻防に注目です。

パターン③:サポートL3まで落ちて反発上昇する。
サポートとしては上の二つより強いですが、ここまで下落するというのは相場の勢いとしては強くありません。

こういうA字型のように動きを俗に「行って来い」になるといいますが、こうなると新たなもみ合いが続きそうです。

パターン④:サポートL3を下抜く
サポートL3の下には緑枠のボックスレンジ下限がサポートとしてありますが、さすがにここまで落ちるのは下げすぎなので、さらに下落するかもしれないという警戒が必要になる。

 

まとめ

BTC 10.27 8H2
現状:ボックスレンジ2の上限を上抜けてきて、そろそろ週足下降トレンドLに当たろうとしている。

この下降トレンドLを上抜けば、次は日足でもわかるボックスレンジの上限が目標となる。

BTC 10.27 1D2
ボックスレンジを上抜ければ次に待っているのが、レジスタンスL2。

これは強力なレジスタンスでもあるし、ダウ理論でいう高値でもある。だから、これを上抜けば、週足レベルで相場が転換したことになる。

これでやっと「上昇トレンドへ転換した可能性が高まる」と言える。

ダウ理論やグランビルの法則などを独学したい方はこちらをどうぞ。
≫ 仮想通貨チャートの見方、テクニカル分析のやり方を学ぶロードマップ

繰り返しですが、週足レベルで引ける下降トレンドLでの攻防に注目です!ここでの動きは今後の方向に大きな影響を与えます。

◆これで現時点でのチャート分析を終わります。

重要な動きがでたら、またチャート解説記事を書きます。リアルタイムな解説なので、見逃さないためにもブックマークしておいてください。

みなさんの参考になれば幸いです。
共に頑張りましょう。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタル、マインドについても実体験をもとに書いてます。

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