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仮想通貨取引所のFTX元CEOバンクマンの呆れた横領がさらに明らかに!

取引所

キャプチャー11の破産申請に関連した調査で、FTXがいかに酷い会社と経営陣だったかということが、ますます明らかになってきてます。

これを書いている私もFTXJPに資金を預けていて、今回のFTX破綻にまきこまれてます。そして資産は他のところにも預けていますので、かなりアンテナを張っている最中です。

 

仮想通貨取引所のFTX元CEOバンクマンの呆れた横領

FTX

記事の文面がいまいち理解しにくくてわかりにくいですが、まとめると以下のようになる。

FTX2021年10月に完了したシリーズB-1ラウンドという融資を募るスタートアップで資金調達をしました。

会社の成長過程に合わせて「A,B,C」などの名が当てられていて、「B」というのは一定の収益を生み出してビジネスが軌道に乗り始めた段階を示します。

この時参加した投資家は計69にものぼり、計4.2億ドルを調達した。投資家の中にはカナダのオンタリオ州教員年金基金やシンガポールの政府系ファンド、テマセクも含まれます。(この時投資する際にテマセクは8カ月に渡ってFTXを調査したけども不正などはわからなかったという。)

この時、企業評価額を250億ドルとしていた。

2021年10月21日付けのリリースで、FTXはシリーズB-1ラウンド集めた資金を新しい規制管轄区域への拡大、及び製品の改善に充て、市場リーダーとしての地位をさらに強化するために使用すると報告していた。

しかし、実際のところ、このラウンドで調達した4.2億ドル資金のうちSBF(バンクマンのこと)に3億ドルが直接支払われていたとされる。SBFはこのお金をバイナンスが保有していたFTXの株式を買い取るために調達した資金の返済に充てたという。(だが、彼の言うことはあてにならない)

つまり、リリースで説明したことにはまったく使っていない。すでにデタラメ。

このシリーズB-1ラウンドを行った直後は企業評価額も上がる。この瞬間にFTXの持ち株3億ドル(430億円)分を売却しているが、このお金がどこへ行ったのかはわからないという。

顧客資金横領で贅沢三昧

FTXは従業員に対して贅沢な暮らしを提供していた。

FTX幹部は特に贅沢で、リゾート地区高級居住エリアに住居を構えている。これらの住居購入資金も会社が出している。つまり顧客資金だ。

カリブ海沿いのエリアに6,000万ドル規模の新社屋建設計画を公表。4月に開かれた竣工式の模様は、仮想通貨ハブを目指すバハマ政府のアピールの機会として、首相府制作の動画で公開された。

すべての企業、投資家、顧客、そして一国でさえこのペテン師に騙されta

元CEOバンクマンの素顔は?

彼は以前から、稼いだお金はすべて慈善事業や寄付に使うと言ってきた。その言葉は直接彼を知らない人にとっては、耳触りがよく、彼を善意の塊という色メガネを付けることに繋がった。

しかし、今回の破産申請における調査で、いろいろな事実が露呈する。

バンクマンはとんでもない金の亡者だという結論の証拠が、つぎつぎと出てきた。

アラメダリサーチから約5,700億円(41億ドル)がバンクマン氏らに貸し出されていた。このうち、バンクマン自身は約1,400億円(10億ドル)を受け取っており、この点について顧客資金を横領していた可能性も指摘されているという。

シリーズB-1ラウンドで集めた資金4億ドルのうち3億ドルもバンクマン個人に送られ、株式売却により得た4億ドル分の資金も行方はわからない。

上記の分だけでも17億ドル(約2380億円)になる。そしてお金の行方がわからない。(おそらくはスイスやドバイなどに隠しているか、不動産などに変えている可能性が高い)

追記

前CEOのサム・バンクマン・フリードはFTXの破綻前に個人保有していた仮想通貨は55億ドル(約7,686億円)。一方で会社のFTX が保有していたのは9月時点でたったの65万9000ドル(約9,200万円)

55億ドル横領していて、会社保有は65万ドル分だけ!
しかもしかも、破産申請する直前まで資金を自分のところに流していたらしいから、会社保有は65万ドル分ないかもしれない。

いやはや、開いた口が塞がらないとはこのこと。

 

その他とんでもない事実の数々

  • 資金がどの銀行にどれだけあるのか?という記録がない(暗号資産も)
  • 財務諸表が信頼できない
  • 企業管理は経験不足で問題がある少数の人物によって行われていた
  • セキュリティの低いメールアカウントで、世界グループ企業の秘密鍵や極秘データにアクセスしていた。
  • 顧客資産の悪用を隠すためのソフトウェアを使っていた
  • 姉妹企業のアラメダリサーチが、FTX.comの自動清算から免れるような仕組み(ゴッドモード)も導入されていた

管理記録がない

どこにどれだけのお金や暗号資産があるのか?という記録がどこにもない。

だから、まずいくら会社資産があるのか?把握するのが困難な状況だという。

しかも海外に散らばる子会社の関連銀行の一覧もなく、顧客データもまとめられたものがない。

財務諸表が信頼できない

財務諸表らしきものがあっても、まったくあてにならない代物だったらしい。

しかも姉妹企業のアラメダリサーチにいたっては、そもそも第三者による監査をうけた財務諸表がないらしい。

セキュリティの低いメールアカウント使用

グループ傘下の会社保有の暗号資産がハッカーにより簡単に盗まれる状態だったらしい。とにかく、顧客の資金をナメて扱っている。

悪用を隠すためのソフトウェアを使用

最初から悪用することを前提で、隠ぺいする為のソフトウェアを使っていたというから驚きだ。とにかく早く捕まえてくれ!

FTX.comの自動清算から免れるような仕組み(ゴッドモード)を導入

アラメダリサーチはゴッドモードを導入していた。

ゴッドモードとはおそらく強制ロスカットを執行させないようにするものだと思う。つまり、本来大きな含み損がでたら、最初に設定されたところで自動売却(清算)して、損をなるべく最小限に抑えるための強制ロスカットするのだが、それを発動させなくするモードだろうと推測する。

これにより、再起不能になるくらいの損失を被る可能性がある。

多くの個人トレーダーはこのパターンで市場から退場させられるが、アラメダが大きな損失を出した理由はこのゴッドモードを導入していたせいかもしれない。

この損失をカバーするためにFTXからアラメダへ100億ドルもの顧客資産が横流しされた可能性がある。

はっきり言って、強制ロスカットは投資、投機の基本。

ゴールドマンサックスとか大手機関投資会社には、これを行うための人が存在するくらい。いわゆるトレーディングマネージャーの一番重要な仕事は、ロスカットできずに含み損をふくらましている自社のトレーダーのポジションを切ることらしい。

それくらい重要なことである。

それを行わないようにしていたというのは、個人とレーダーの初心者レベルの投機知識しか持っていなかったのだろう。

◆ざっと以上のようなことがたった2、3日の間にニュースに出てきた。
つまり、これらさえも氷山の一角に過ぎない可能性もある。

仮想通貨取引所時価総額世界2位にもなったことのある会社の実態がこれですよ?もうマンガのような世界だ。

おそらくバンクマンのこのストーリーは映画化されるでしょう。腹が立つのが、その際に彼にいろいろ聞くために金銭が支払われるということ。

盗みを働いたドロボーに、その時のことを詳細に聞くためにお金を払ってインタビューするようなもの。

早く彼を米国に引き渡して、法の裁きを与えて欲しい。
彼の個人資産は当然、差し押さえられなければいけない。米国内外の財産を。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。