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【トレード基礎】ボラティリティとは?流動性とは?初心者向けに解説【暗号資産(仮想通貨)】

トレード基礎知識

「暗号資産(仮想通貨)に出てくるボラティリティってどういう意味?流動性という言葉もよくわからない。暗号資産(仮想通貨)を買う時になにか影響あるの?誰かわかりやすく教えて。」

このような疑問にわかりやすくお答えします。

本記事の内容
  • 暗号資産(仮想通貨)のボラティリティとは?
  • ボラティリティは流動性と関係がある
  • 暗号資産(仮想通貨)取引の際にボラティリティに注意すべきこと      
これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売中です。株と為替FXを足してトレード歴は15年あります。

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暗号資産(仮想通貨)のボラティリティとは?

暗号資産(仮想通貨)のボラティリティとは?

ボラティリティとは価格変動率の大きさを示す指標のことで、株式や為替FXなど金融商品すべてで使われる言葉です。(ボラと略されることが多い)

「ボラティリティが大きい」とは価格が大きく上下する場合の表現。
「ボラティリティが小さい」とは価格があまり上下しない場合の表現です。

「ボラティリティが大きい」ものはリスクが高いとされ、
「ボラティリティが小さい」ものはリスクが低いと言われます。

株式でいうと、大型株(パナソニックやソニーなど)はボラが小さくリスクは低い。
一方で新興株や仕手(して)株* などはボラが大きくリスクが高い。

※仕手株とは悪い人達がわざと価格を吊り上げて、食いついてきたトレーダーを餌にしている株のことで、銘柄はそのときどきで変わる.

為替FXでいうと、2年くらい前まではドル/円はボラが小さてリスクは低い。ポンド/円はボラが大きくリスクが高いと言われてました。(ここ数年ドル/円のボラが大きくなってリスクが高くなってます)

 

暗号資産(仮想通貨)はボラが大きい

暗号資産(仮想通貨)は株式や為替FXに比べてボラが大きくリスクが高いです。

このボラティリティを抑えるために、株式では「ストップ高」「ストップ安」というものを設けてます。これはこの価格まで上昇(下降)したら売買は停止するという仕組み。

為替FXの場合は、ものすごく流動性(次で解説)があるので、通常1日で数十%も値が上下することはありません。

それに比べて暗号資産(仮想通貨)の場合は、株式のような仕組もありませんし、為替FXのような流動性もないですから、ボラティリティが高くなってしまうのです。

リスクが高いとトレーダーが集まる

重要なのがここからで、
リスクが高いものほど、多くのトレーダーが参加してきます。

理由はハイリスク=ハイリターンだから。

ハイリスクな銘柄(かつてのポンド/円や仕手株など)はトレード中毒(ギャンブル依存と同じ)になりやすいから初心者の人や未経験者の人は注意が必要です。

投資とトレードとギャンブルの違いは把握しておきましょう
≫ 【初心者用】投資と投機とギャンブルの違いをわかりやすく解説【重要】

 

ボラティリティは流動性と関係がある

流動性の解説:
流動性とは取引市場での売買量のことをいう。(厳密には発行部数と取引された量(出来高)などから売買回転率を算出したもの←覚えなくていい)

わかりやすく書くと、
買いたい時に(売りたい時に)すぐに売ってくれる(買ってくれる)相手が見つかり易いか否か?

つまり板取引の板情報に十分なだけの売りと買いが並んでいるか、どうかです。

板取引についてはこちらをどうぞ。合わせて読みたい記事。
≫ 暗号資産(仮想通貨)の板取引の見方と上手に利用するコツを伝授【初・中級者向け】

 

 ボラティリティと流動性の関係

2つの関係は

  • 流動性が小さい=ボラティリティが大きくなる
  • 流動性が大きい=ボラティリティが小さくなる

トレードするならどちらがいいか?
正解:2つ目の流動性が大きい方です。

これはすべての金融商品に共通して言えますが、
決して流動性の小さいものをトレードしてはいけません。

手仕舞いしたい時に、手仕舞いしたい金額より大きく下回る金額でしか手仕舞いできなくなる可能性があるからです。

利益は減り、損失は増えるという最悪な結果を招きます。注意しましょう!

どの通貨をトレードに選べばいい?

Aなら1
Bなら2
というような単純な判断はできません。

前述したように、暗号資産(仮想通貨)は株式や為替FXと比べて、ただでさえボラティリティが大きくリスクが高いです。

その暗号資産(仮想通貨)の中でもさらに流動性が小さくボラが大きいものを選べばリスクが高すぎるので、暗号資産(仮想通貨)の中で選ぶのならなるべく流動性の大きいものを選んでください。

それから、短期トレードと長期保有でも変わってきます。
短期トレードなら上述のような条件のものを選ぶといいですが、長期保有ならそこまでボラを気にする必要はありません。

 

暗号資産(仮想通貨)取引の際にボラティリティに注意すべきこと

前述したように、ハイリスク、ハイリターンのものは、トレード中毒になりやすいので注意が必要です。

慣れない内は暗号資産(仮想通貨)の中でも特に「草コイン」*と呼ばれるものは頻繁に売買しない方がいいです。

※「草コイン」とは時価総額が小さくて取引量が少ない暗号資産(仮想通貨)のこと。

これらの通貨が発行された直後は、特にボラティリティが高く値動きが激しいです。数日で10倍20倍になることもあれば、80%減、90%減になったりもするので、初心者のうちは手を出さないほうがいいです。

 

板情報についての注意

板取引で一見すると売り買いの注文量が豊富にあるように見えても、一つ注意すべき点があります。

それは、板に並んでいる売値(買値)が細かく分れているかどうかです。

架空ペアで例えます。
買い板の一番上に100円があり、その下が95.5円、その下が78.3円などのように値が飛び飛びな板。こういうのに注意が必要です。

◆例えばこんな感じの板。

✓ よくない板
売値 枚数 買値 枚数
120 25,000
118 8,500
110 78,000
102 10,800
100.5
100 10,580
95.5 200,320
78.3 23,000
60 5,000

 

売値、買値の数値に注目してください。
こういう板がスカスカなペアは避けましょう。

こういう板の暗号資産(仮想通貨)ペア取引は、思わぬ損失を出す可能性があるので、注意が必要です。

上記のような板より、下記のような板のペアの方がいいです。

✓ いい板
売値 枚数 買値 枚数
101.01 25,000
100.88 8,500
100.75 78,000
100.71 10,800
100.5
100.25 10,580
99.95 200,320
99.92 23,000
99.87 5,000

 

先ほどとの違いがわかりますか?枚数は変更してません。
売値、買値の数値間隔を狭くしただけです。

こういう感じで価格の間隔が狭い通貨ペアの方が、安心してトレードできます。

◆以上でボラティリティについての解説を終わります。
このブログでは、このような基本的なことも実際のトレードに活用できるように解説してます。参考になった方は、他の記事も読んでみてください。

◆あわせて読みたい

以上で本記事の解説を終わります。
ベア
ベア
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トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。