【仮想通貨】急落したビットコインの今後の予想【チャート分析】
この記事はこんな人向けです。
「これからビットコインやイーサリアムを買おうとしてる人。すでに買っていて含み損が出てる人。チャート分析方法を学びたい人」
これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残ってます。
◆これは数日前にツイートした内容
UST 問題はかなり値動きに影響を与えてしまったと思う。
2月の安値を割るにしても、こうもあっさりと急落して割るなんて、チャート的には考えられなかった。
完全に売り方優勢のチャートになってしまった🐮あとは週足で見えるBOX相場になるか?さらに下げるか?見届けよう🐻 pic.twitter.com/8b9o6v0CI3
— beaburu_crypto (@bea_buru) May 11, 2022
◆これが今日のツイート内容
ビットコインもイーサリアムも次のサポートラインは週足で見ないと見えない。
そのサポートを下回れば、週足レベルで下げ相場になる。
昨年最高値を更新してから半年でこの下落。実にあっけなく、実に弱い😲
ちょっとこの弱さには正直驚いた😱❕#ビットコイン #イーサリアム pic.twitter.com/fTSNQ2W8E2
— beaburu_crypto (@bea_buru) May 12, 2022
つまり、何者かが故意にUSTを大量に売りさばいたせいで、ビットコインに飛び火して、さらに他の仮想通貨にも飛び火したということ。
テラのUST問題があったためとはいえ、一つの会社に問題が発生しただけでここまで崩れるのは地盤が弱い証拠。もしあなたがビットコイン、イーサリアムの保有者なら、覚悟して続きを読んでください。
◆【仮想通貨】ビットコインの今後の予想
これは以前に書いたブログ記事内のビットコイン日足チャート
このチャートの説明文がこちら。
◇サポートライン1(サポL1)
これはあまり重要ではないので、弱いサポートです。◇サポートライン2(サポL2)
これはWボトムの一方の底値なので、重要です。個人的にはこれが破られた時点で、Wボトムのシナリオは崩れたとみます。もし、下抜ければ1月につけた安値を割るのは時間の問題かもしれません。◇チャネル下限(オレンジ線)
チャネルとは2本の平行したトレンドラインのこと。
この場合は下降ラインと平行に引いたのがチャネル下限ラインです。こういう平行線内で上下することはよくあることです。ただしこの場合はあまり強いサポートにはならない。なぜなら、下限は2度タッチしていないから。
いま、レジスタンスライン2(レジL2)という重要な節目で跳ね返されて下げていて、サポートライン1(サポL1)で支えられてます。
前記事を読みたい方はこちらからどうぞ
≫ ビットコイン、イーサリアムの今後の予想
この解説をまとめると
- チャネル下限とサポL1は弱い
- サポL2を下回れば、1月に付けた安値を悪下抜くのは時間の問題
ここには書いてないですが、チャートの中の「上昇ライン」は多少期待できるサポートと予想していました。
今日のビットコイン8時間足チャート
弱いとはいえ、サポL1、チャネル下限、上昇ラインが重なる黄色丸Aではそれなりに反発すると思っていたのですが、ほとんど反応することなく下落した。(この時点で弱い相場)
私が強いサポートとしていたサポL2ではそれなりに反発をみせたのですが、破られて、その下の1月安値をあっさりと下抜きました。(悪い予測どおり)
◆ ビットコインの今後の予想
次のサポートはどこになるのか?
ツイートしたように、週足を見ないと次のサポートが見えない状態です。
ビットコイン週足チャート
重要なラインはこの3つ。
サポートライン
そのうちサポートラインはサポL1だけです。
もし、このサポートを下回ると、もうどこまで下げるか予測がつきません。
※ とても重要なラインです。
このサポL1が破られるか守られるかで今後のビットコインの値動きにおおきく影響を与えます。
レジスタンスライン
週足でわかるレジスタンスラインは「下降トレンドL1」と「レジL1」
ですから、それまでにはどちらかに抜けることになります。
※ 上に抜けた場合はレジL1が最も強いレジスタンス(抵抗線)となります。
ビットコイン日足チャート
こちらは今日の日足チャートです。
このチャートを出来高が見えるようにしたのがこちらの図
図の説明
- 丸1と丸2はそれぞれ1月、2月の安値を付けた時の出来高
- 丸3は2月の安値まで落ちて反発した時の出来高
- 丸4は1月、2月の安値を下抜けた時の出来高
丸1,2,3は同じくらいの出来高ですが、下抜けたときの丸4はそれらを上回ってます。
そして、今日はさらに安値を更新してます。
ビットコインが上昇するとしたら
ビットコイン日足チャートの広範囲
少し全体を表した日足チャート。
青色の下降トレンドL2というのを付け加えてます。
これはレジL2まで上昇した後にずっと抵抗線となっていたライン。この下降トレンドラインに上値を押さえられながら下げていたので、まずはこれを上抜くことが上昇するための最初の条件となります。
レジL1というのも描き加えてます。
これは今回、一連の下落の起点となるポイントなので、これも重要なレジスタンスラインです。
ビットコイン4時間足チャート
先ほどのレジL1がよくわかると思います。
その下の方に緑色の水平線を引いています。これもレジスタンスラインで、1月、2月の安値を割った起点としてそれなりに強いレジスタンスですが、これを上抜ければ次のレジL1まではすんなり上昇すると思います。
まとめ
- 週足チャートでわかるサポL1と下降トレンドL1のどちらを抜けるかは遅くとも10月末までにわかる。
- サポL1を下抜ける
もしサポL1を下抜ければ、長期での下落相場か低迷相場になる可能性が高い。 - 下降トレンドL1を上抜ける
下降トレンドL1を上抜ける場合は、先に下降トレンドL2やレジLを上抜ける必要がある。それらを上抜けても次にレジL1やレジL2といった強いレジスタンスラインが上に待っていて、なかなか上値が重い状態が続く。
※ 今年は仮想通貨にとって試練の年となりそうです。