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【仮想通貨】ビットコイン、イーサリアムの今後の予想【分岐点】

チャート分析

この記事はこんな人向けです。

「これからビットコインやイーサリアムを買おうとしてる人。買ったけど含み損が出てる人。チャート分析方法を学びたい人」

これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残ってます。

◆これは3日前の画像。

Twitterにツイートしようと思って忘れてた日足チャートですw

ビットコインもイーサリアムも、下降トレンドラインを超えるかどうかが、まずは一つ目の分岐点となっている。

これを超えられずにサポートを次々と割っていけば、弱気派が勢いを増してくる。
ではそれぞれの通貨を細かく見ていきましょう。

◆【仮想通貨】ビットコイン通貨の今後の予想

ビットコイン日足チャート

ビットコイン通貨の今後の予想01

いま、トレンドライン①とトレンドライン②の三角レンジ内で動いてます。

この三角レンジはそれほど重要ではないですが、どちらに抜けるかで強気派と弱気派の勢いが違ってきます。

なので、まずはこの三角レンジのどちらに抜けるかに注目します。

三角レンジを上に抜けた場合は、レジスタンスライン1があり、これは重要なラインなので、もしこれを上抜けするのなら、今後の上昇は期待できます。

このレジL1は3月に私が引いていた重要な水平線。(正確には3月21日の記事「チャート分析方法の解説・ライン編」ですでに引いてます)

レジL1がなぜ重要なのかは、4月3日の記事で理由を書いてます。チャート分析の仕方も学べるので参考にどうぞ。
≫ ビットコインチャート分析と今後の予想【テクニカル分析】

逆に三角レンジを下抜けた場合は、他のサポートラインとトレンドライン①との戦いになります。

ビットコイン通貨の今後の予想02
これがサポート候補のラインを引いた図。

サポート候補

サポートライン1(サポL1)
これはあまり重要ではないので、弱いサポートです。

サポートライン2(サポL2)
これはWボトムの一方の底値なので、重要です。個人的にはこれが破られた時点で、Wボトムのシナリオは崩れたとみます。もし、下抜ければ1月につけた安値を割るのは時間の問題かもしれません。

チャネル下限(オレンジ線)
チャネルとは2本の平行したトレンドラインのこと。
この場合は下降ラインと平行に引いたのがチャネル下限ラインです。

こういう平行線内で上下することはよくあることです。ただしこの場合はあまり強いサポートにはならない。なぜなら、下限は2度タッチしていないから。

こういう場合は予測ラインであり、あまり強いサポートにはなりません。

もし、このチャネル下限で反発上昇したら、このチャネル下限はサポートとして強い意味を持ちます。

週足チャート

日足チャートより大きな足で見ないと、見えないものもあります。

ビットコイン週足チャート
ビットコイン通貨の今後の予想03
このような水平ラインAとBの間で行ったり来たりする可能性も今後あります。(このような2本の水平ライン間で値が動くことをBOX相場やBOXレンジという)

いまの時点では、頭の片隅に置いておく程度でいいでしょう。

出来高とチャートを照らし合わせる

ビットコイン8時間足チャート

ビットコイン通貨の今後の予想04
直近で出来高が大きいところに黄色い線を引きました。

線2では大きく上昇する時にできた出来高。線3と4は、下落してきた時にできた出来高。これを見てなにかわかりますか?

答えである水平線Aを既に書いてしまってますが、これはおそらく2の上昇で大きな買いを入れた人か組織が、同じくらいに値が下がってきた時にさらに買い増しをしているということが予測できます。

資金の大きな人か組織が、計画的に買っているのです。
その買い基準が水平線Aということ。

これと同じように線1で買いを入れた人か組織が水平線Bの辺りで買うと予測できます。それが、線5です。

このように出来高からもいろんな情報が得られ、予測をたてることができます。ただし、絶対はないので過信してはいけない。

なぜそう考えられるか?

線5の前日は大きな陰線で終わってます。これは完全な売り優勢な時の状態。それに対して線5では、前日よりさらに出来高を伴っているにもかかわらず、それほど下げていないし、ローソクの実体より長い下ヒゲで終わっている。

このことから、かなりの売りを吸収する買いが入ったことになる。

もうひとつの根拠として、前日の大陰線を見たら普通の個人トレーダーは怖くて買いで入ることはできない。(こういうのを直近バイアスという)だから、こんなところで買えるのは、トレードを知っている人か組織でしか無理。少なくとも日の浅いトレーダーではない。

まとめ:ビットコイン通貨の今後の予想

  • 日足チャート:三角レンジを上下どちらに抜けるか注目。
     ・上抜けた場合:次は強い抵抗線レジL1を抜けるかどうかに注目。
     ・下抜けた場合:サポートになるラインがいくつかあるのでそれらで支えられるか注目。
  • 週足チャート:日足のサポートラインがすべて下抜けたら、BOX相場になる可能性もある
  • 8時間足チャート:出来高とチャート価格に規則性がみられるので、今後のトレードの参考になる。

次のトリガーが現れたら、またブログで書きます。

◆【仮想通貨】イーサリアム通貨の今後の予想

イーサリアム日足チャート

イーサリアム通貨の今後の予想01
イーサリアムの方もビットコインとほぼ同じ感じのチャート形成をしてます。
ひとつ大きく違うのが、まだサポL1を割っていないこと。

ビットコインチャートに引いたサポL1とは意味合いが違います。(ビットコインの方では緑線で描画してあり、すでに下回ってる)

このことから、イーサリアムの方が強い印象を受ける。

10日くらい前に書いた記事では、このサポL1まで距離があるから、もう少し下げてもおかしくないと書いている。その記事はこちら「ビットコイン、イーサリアムの今後の予想【仕切り直し】」

日足チャート分析

イーサリアム通貨の今後の予想01
今は下降ラインとサポL1との間で三角レンジを形成している。

三角レンジを上抜けた場合

下降ラインを上抜ければ、強いレジスタンスラインである「レジL1」が上を塞いでいるので、これを突破するかどうかが次の分岐点となる。

このレジL1やサポL1などは、3月に私が引いていた重要な水平線です。(正確には3月23日の「チャートの分析方法の解説・トレンドライン編」で解説しながら引いてます)

レジL1とサポL1がなぜ重要なのかは、4月4日の記事で理由を書いてます。チャート分析の仕方も学べるので参考にどうぞ。
≫ イーサリアムチャートの分析と今後の予想【テクニカル分析】

三角レンジを下抜けた場合

次のサポートとしてビットコインの方で解説したチャネル下限と上昇ラインがあります。ただ、チャネルの角度が急なので、よほど急落しない限りはタッチしないと思われる。

上昇ラインはどちらも長い下ヒゲを付けていることから、それなりに強いサポートになると思われる。

上昇ラインが破られればサポL2が次の強いサポートとなる。(その上にもいくつかサポートラインがあるけど、それほど強くないので省いた)

週足チャート

日足チャートより大きな足で見ないと、見えないものがある。

イーサリアム通貨の今後の予想02
サポL2を下抜けた場合は、ビットコインと同じように週足で見たときに、このような水平ラインAとBの間で行ったり来たりするBOX相場に可能性も今後ある。

いまの時点では頭の片隅に置いておく程度でいいでしょう。

出来高とチャートを照らし合わせる

ビットコインで出来高の解説をしたので、イーサリアムの方でも見てみます。

イーサリアム8時間足チャート

イーサリアム通貨の今後の予想03
直近で出来高が大きいところに黄色い線を引きました。

ご覧の通りイーサリアムの方では、出来高とチャート価格には特に関係性は見られませんでした。

陽線が出てるときに出来高が多い印象を受けるけども、そこには計画性を感じられないので、これらはトレードを知っている人の買いではないでしょう。

特に線1と2は、かなり上昇が続いたあとです。しかも真上に強い抵抗線があるこんな位置で買うなんてのは、プロではあり得ない。たぶん相場を知らない人の買いだと思う。

そして、線3と4もその前の重要な起点(白い水平線)を上抜く前なので、デタラメな買いという印象を受ける。

ビットコインの方はなにか組織が買いを入れている印象だけど、イーサリアムの方は個人トレーダーの集まりという印象をうける。

まとめ:イーサリアム通貨の今後の予想

  • 日足チャート:サポL1と下降ラインの三角レンジを上下どちらに抜けるか注目。
    ・上抜けた場合:レジL1を上抜けるかどうかに注目。
    ・下抜けた場合:上昇ライン、チャネル下限、サポL2で反転するか、下抜けるかに注目。
  • 週足チャート:サポL2を下抜けた場合は、水平線AとBの間でBOX相場になる可能性もある。
  • 8時間足チャート:出来高とチャート価格には関係性がみられなかった。ビットコインと比べて、個人トレーダーの参加が多いという印象。

数日後に重要な動きやトリガーがでたら、またチャート解説記事を書きます。

チャート分析を勉強すれば、仮想通貨でも為替FXでも役立つ

チャート分析の勉強をするなら、こちら。

◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタル、マインドについての記事も上記内で紹介してます。