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【仮想通貨】急落したイーサリアムの今後の予想【チャート分析】

チャート分析

この記事はこんな人向けです。

「これからイーサリアムを買おうとしている人。すでに買っていて含み損が出てる人。チャート分析方法を学びたい人」

これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残ってます。

◆これは昨日のツイート内容

テラのUST問題とは、USD(アメリカドル)に連動したUSTという仮想通貨に対して一度に数百億円分の売りが入ったことでUSTが下落。本来UST=USDの価値でないといけないのに、USTが下がったためにその補填として保持していたビットコインを強制売却することになったという問題

つまり、何者かが故意にUSTを大量に売りさばいたせいで、ビットコインに飛び火して、さらに他の仮想通貨にも飛び火したということです。

【仮想通貨】イーサリアムの今後の予想

イーサリアムもテラのUST問題の影響を受けました。

これは以前に書いた記事内のイーサリアム日足チャート
【仮想通貨】ビットコイン、イーサリアムの今後の予想【分岐点】

この時点でのサポートライン

  • サポL1
  • チャネル下限
  • 上昇ライン
  • サポL2
  • 1月の安値

※ この5つのサポートラインを、たった1週間ですべて下抜いたのが現時点の状況です。

イーサリアム日足チャート

5/13の日足チャート
イーサリアムの今後の予想01

昨日は大きな出来高を伴って、長い下ヒゲを付けたローソク足が出ましたが、陰線で終わっているのでまだ買いの勢いは足らない感じです。(いまのところ今日は陽線)

少し縮小した広範囲の日足チャート
イーサリアムの今後の予想02
ご覧のように少し下には重要なサポートラインがあります。
弱気勢はこのサポートに向けて価格を落とそうとしているので、まだ予断はできない状態。

※ もし今後急上昇したとしても、もう一度安値を試す動きになるでしょう。

その下の黄色い線は昨日の出来高の頭に引いたもの。
ここ1年間で一番大きな出高となっています。

イーサリアム週足チャート

イーサリアムの今後の予想03
重要なラインはこの3つ

◇サポートラインは1つだけでこれを下抜くと、どこまで下落するか予測不能になります。
※ ものすごく重要なサポート。

もしこのサポートラインをした抜けば、とりあえず1,000ドル(12,8000円)というキリ番を目指して下落する可能性が高い。

◇レジスタンスライン(抵抗線)は2本。
一つは1月の下落起点となり、3月末の上昇を阻んだ強いレジスタンス(レジL1)です。

※ここはかなり強いレジスタンスで、その理由を詳しくこちらで書いてます。
≫ イーサリアムチャートの分析と今後の予想【テクニカル分析】

もう一つは今回の下落で生まれた下降トレンドライン(下降トレンドL1)。
週足チャートで引けるトレンドラインなので、強い影響力を持っています。

◇週足では「サポL1」と「下降トレンドL1」との間で三角レンジを形成しています。
この三角レンジのどちらを破るかが、今後の行方を左右します。

その三角の右角(緑丸)は2023年2月。
ですから、それまでにはどちらかを破ることになります。

イーサリアム8時間足チャート

もう少し時間軸を小さくして見てみましょう。
イーサリアムの今後の予想04
新たに強いレジスタンスラインが3つ生まれている。

下降トレンドL2

このトレンドラインは、4月5日の高値から下げていく時に3回も上値を抑えた強いレジスタンスラインです。

※ 週足でわかる下降トレンドL1の前にこの下降トレンドを上抜く必要がある。

レジL3

これは1月、2月の安値を一気に下抜けた下落起点なので、これもそれなりに強いレジスタンスになるでしょう。

レジL2

これは今回、一連の下落起点となったところ。ここから完全に弱気相場となったので、レジL3より強いレジスタンスです。

このように上には強いレジスタンスラインがいくつもある一方で、サポートラインは1つだけという、強気派にとっては厳しいチャート形成をしています。

いつまで経ってもイーサリアム2.0のアップデートは完了しない今は、勢い付くための好感材料がないので、しばらくは弱気相場が続くとみています。

まとめ

  1. 週足で確認できる三角レンジ内での動きになっていて、どちらに抜けるかで今後の値動きが左右される。
  2. 下抜けた場合
    サポートライン1を下抜けたら、どこまで下落するか予測が難しい。
    とりあえず1,000ドル(12,8000円)というキリ番を目指して下落する可能性が高い。
  3. 上抜けた場合
    下降トレンドラインを上抜けた場合は次はレジL1を目指すことになり、それを上抜ければ、最高値更新を目指すと思われる。

    しかしその前に、レジL3、レジL2、下降トレンドL2という強いレジスタンスラインを上抜ける必要がある。

チャート分析に興味がある方はこちらの記事にまとめてます。