【仮想通貨】急落したイーサリアムの今後の予想【チャート分析】
この記事はこんな人向けです。
「これからイーサリアムを買おうとしている人。すでに買っていて含み損が出てる人。チャート分析方法を学びたい人」
◆これは昨日のツイート内容
ビットコインもイーサリアムも次のサポートラインは週足で見ないと見えない。
そのサポートを下回れば、週足レベルで下げ相場になる。
昨年最高値を更新してから半年でこの下落。実にあっけなく、実に弱い😲
ちょっとこの弱さには正直驚いた😱❕#ビットコイン #イーサリアム pic.twitter.com/fTSNQ2W8E2
— beaburu_crypto (@bea_buru) May 12, 2022
つまり、何者かが故意にUSTを大量に売りさばいたせいで、ビットコインに飛び火して、さらに他の仮想通貨にも飛び火したということです。
【仮想通貨】イーサリアムの今後の予想
イーサリアムもテラのUST問題の影響を受けました。
これは以前に書いた記事内のイーサリアム日足チャート
この時点でのサポートライン
- サポL1
- チャネル下限
- 上昇ライン
- サポL2
- 1月の安値
※ この5つのサポートラインを、たった1週間ですべて下抜いたのが現時点の状況です。
イーサリアム日足チャート
5/13の日足チャート
昨日は大きな出来高を伴って、長い下ヒゲを付けたローソク足が出ましたが、陰線で終わっているのでまだ買いの勢いは足らない感じです。(いまのところ今日は陽線)
少し縮小した広範囲の日足チャート
ご覧のように少し下には重要なサポートラインがあります。
弱気勢はこのサポートに向けて価格を落とそうとしているので、まだ予断はできない状態。
※ もし今後急上昇したとしても、もう一度安値を試す動きになるでしょう。
その下の黄色い線は昨日の出来高の頭に引いたもの。
ここ1年間で一番大きな出高となっています。
イーサリアム週足チャート
重要なラインはこの3つ
◇サポートラインは1つだけでこれを下抜くと、どこまで下落するか予測不能になります。
※ ものすごく重要なサポート。
◇レジスタンスライン(抵抗線)は2本。
一つは1月の下落起点となり、3月末の上昇を阻んだ強いレジスタンス(レジL1)です。
≫ イーサリアムチャートの分析と今後の予想【テクニカル分析】
もう一つは今回の下落で生まれた下降トレンドライン(下降トレンドL1)。
週足チャートで引けるトレンドラインなので、強い影響力を持っています。
◇週足では「サポL1」と「下降トレンドL1」との間で三角レンジを形成しています。
この三角レンジのどちらを破るかが、今後の行方を左右します。
ですから、それまでにはどちらかを破ることになります。
イーサリアム8時間足チャート
もう少し時間軸を小さくして見てみましょう。
新たに強いレジスタンスラインが3つ生まれている。
下降トレンドL2
このトレンドラインは、4月5日の高値から下げていく時に3回も上値を抑えた強いレジスタンスラインです。
※ 週足でわかる下降トレンドL1の前にこの下降トレンドを上抜く必要がある。
レジL3
これは1月、2月の安値を一気に下抜けた下落起点なので、これもそれなりに強いレジスタンスになるでしょう。
レジL2
これは今回、一連の下落起点となったところ。ここから完全に弱気相場となったので、レジL3より強いレジスタンスです。
このように上には強いレジスタンスラインがいくつもある一方で、サポートラインは1つだけという、強気派にとっては厳しいチャート形成をしています。
まとめ
- 週足で確認できる三角レンジ内での動きになっていて、どちらに抜けるかで今後の値動きが左右される。
- 下抜けた場合
サポートライン1を下抜けたら、どこまで下落するか予測が難しい。
とりあえず1,000ドル(12,8000円)というキリ番を目指して下落する可能性が高い。 - 上抜けた場合
下降トレンドラインを上抜けた場合は次はレジL1を目指すことになり、それを上抜ければ、最高値更新を目指すと思われる。しかしその前に、レジL3、レジL2、下降トレンドL2という強いレジスタンスラインを上抜ける必要がある。
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