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【暗号資産(仮想通貨)の用語解説】エアドロップ、バーン、ハードフォーク、クジラとは?

クリプト全般 暗号資産の基礎

暗号資産(仮想通貨)の専門用語がわからない人
「エアドロップ、バーン、ハードフォーク、クジラ、ローンチ、ミント・・・ってなに?」

このような用語をわかりやすく解説します。

✓この記事で解説してる用語
  • エアドロップ            
  • ローンチ、ミント         
  • バーン                
  • ハードフォーク                      
  • クジラ         

これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。

◆ 暗号資産(仮想通貨)の用語解説「エアドロップ、バーン、ハードフォーク、クジラ、ローンチ、ミント」

暗号資産(仮想通貨)の用語解説「エアドロップ、バーン、ハードフォーク、クジラ」
暗号資産(仮想通貨)関連の言葉は独特でわかりにくいです。それにネット上での説明も難しそうな説明が多いので、わかりやすく簡単にここで説明します。

暗号資産(仮想通貨)のエアドロップとは

エアドロップとは無料配布という意味です。

エアドロップには

  • 暗号資産(仮想通貨)
  • N FT
  • メタバース(仮想空間)の土地

などがあります。

暗号資産(仮想通貨)

これはそのままの意味で、
例えば最近ですとOptimism(オプティミズム)というところが、自分たちの新トークン(暗号資産(仮想通貨))「OP」を作り、初期ユーザーにそれを無料配布しました。

このようになにかのサービスを提供していたり、開発しているところが、初期段階での利用者に対して自分たちの独自トークンを作ってエアドロップすることはよくあります。そもそもトークンを作ること自体が無料なわけですから。(私も自分のトークンを作ってますし、誰でも作れます。)

Optimism(オプティミズム)はイーサリアムのL2チェーンを開発しているところです。(特に覚えなくてもいいです)

NFT

Pudgy Penguins
「Pudgy Penguins」

ペンギンキャラのNFTシリーズでは、NFT所有者に小さな子供ペンギンのNFTをエアドロップしている例もあります。

メタバース(仮想空間)の土地

BAYC
BAYC「Bored Ape Yacht Club(ボアードエイプ・ヨットクラブ)」

サルで有名なNFTを作ったBAYCはメタバース「Otherside」という仮想空間も作りました。

そしてメタバース内の土地を販売した結果、
1日で400億円以上を売上げてます。

このサルのNFTは一体が一千万円以上から数十億円という高額。
そのNFTを買っていた人には、メタバース内の土地をエアドロップしてます。

まとめ:
エアドロップとは、サービス初期の頃にそのサービスを使っていたり、買っていたりしていた人に、お礼として後で無料プレゼントすること。プレゼント内容は暗号資産(仮想通貨)、NFTなどで、どれもクリプトの仮想資産であるのが特徴。

※ BAYCも新トークンを作り、それをNFT保有者にエアドロップしてます。なんと、いきなり1000万円以上の価値が配られたそうです。

ローンチとは

ローンチとはビジネス用語。
新商品を発売したり、新サービスを開始したりするという意味です。

前述した「新トークンを作った」は「新トークンをローンチした」というのが正確な表現になります。

サービスやメタバースもローンチしたという表現が使われます。

ミントとは

ミント(mint)はNFTで使われる用語で、NFTを「新たに作成する」という意味です。

暗号資産(仮想通貨)のバーンとは

バーンとは暗号資産(仮想通貨)を消すという意味です。
翻訳では「燃焼」と書いてありますが、意味は「削除」です。

実際には暗号資産(仮想通貨)はブロックチェーンに記録されるので、
削除することは不可能です。

ではどういうふうに削除するのか?
まず削除用の「ウォレット(財布)」を作り、そこにバーンする暗号資産(仮想通貨)を入れます。

そのウォレットを復活させるシークレットキーなどは誰にも知られないようにして、誰もそのウォレットにアクセスできないようにするという方法を取る。

なんとも原始的な方法ですが、これがバーンと呼ばれる方法です。

だから実際にはどこかにあるのですが、どこにあるのかわからないようにするというもの。

なぜバーンするのか?

結論:価値の低下を防ぐため。

暗号資産(仮想通貨)は無限に作り出すことができます。
日本円や米ドルなどもお金を刷ったり、コインを作ったりすれば無限に作り出すことができます。

日本円をどんどん作るとどうなるか?
日本円の価値が低くなります。

例えば100円で買えたガムが120円になった。
この時ガムは全く同じなのに値段だけが上がったということは、
日本円がガムに対して20%価値を下げたということです。

※ これがすべての物やサービスで価値を下げることをインフレといいます。

この時、日本円の紙幣やコインを焼却することはできないので、なかなかインフレを止められないです。

暗号資産(仮想通貨)では、このインフレで通貨価値が下がらないようにバーンして価値を保全するという手段が取られるのです。

まとめ:
バーンとは暗号資産(仮想通貨)の一部を消すこと。それにより、価値が下がらないようにしている。

暗号資産(仮想通貨)のハードフォークとは

ハードフォークとは別のブロックチェーンに分かれるという意味です。

ビットコイン(BTC)もイーサリアム(ETH)もハードフォークを行ってます。

ビットコインからはビットコインキャッシュ(BCH)が生れ
イーサリアムからはイーサリアムクラシック(ETC)が生まれました。

ビットコインとイーサリアムは別の理由でハードフォークを行ってます。

ビットコインのハードフォーク

ビットコインの場合は開発者同士で今後の方向性としての意見が分かれ「それぞれ別の道を行きましょう」ということで、新しくビットコインキャッシュを作って分裂したというストーリーです。

イーサリアムのハードフォーク

イーサリアムの場合は、まず ”THE DAO事件” と呼ばれるハッキングによって360万ETHが盗まれるという事件が起きました。

そこでイーサリアムでは投票を行った結果、盗まれる前の状態に戻してハッキングをなかったことにしたんです。

その時に別に新たなブロックチェーンが作られ、二つに分かれました。

面白いことに、もともとあったイーサリアムの方がイーサリアムクラシックという別名称になり、新たに作られた方がイーサリアムの名前を引き継いでます。

まとめ:
ハードフォークを行うきっかけはさまざまでも、将来の方向性の違いで新しくブロックチェーンを作って分裂するときにハードフォークが行われる。

※ これに対して、マイナーチェンジすることを「ソフトフォーク」といいます。

暗号資産(仮想通貨)のクジラとは

これはビットコインを大量に保有している個人や企業などを指す言葉。

大量とはどれくらいか?
1,000BTC以上保有する者をクジラと呼ぶようです。(1BTC300万円だと30億円)

このクジラと呼ばれる大口保有者は1,000アカウントあるといわれていて、その1,000アカウントがビットコインの40%を保有しているらしい。

これはかなり大きな数字で、彼らの売買で価格は大きく動いてしまう。このような理由から、私はビットコインは短期売買には向いていないと考えている。

価格変動率は高いけど、流通量や取引量は為替FXとくらべて小さく、なおかつ上記のように少数で大量の保有者がいるということは、簡単に価格を操作されてしまうからだ。

しかし、長期保有となれば別である。

価格操作してもその効果は短期的で終わるので、長期的に影響を及ぼすことはほとんどないか、あっても小さいから。(私の場合は少なくとも5年、10年スパンで考えている)

以上で本解説は終わりです。

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