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【今後の予想】仮想通貨イーサリアムとビットコインのチャート分析

チャート分析

この記事はこんな人向けです。

「イーサリアムの買いのタイミングを知りたい人。買ったけど含み損が出ている人。チャート分析を学びたい人」

これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残っています。

【今後の予想】仮想通貨イーサリアムとビットコインのチャート分析

今後の予想:仮想通貨イーサリアムとビットコインのチャート分析
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8/9のイーサリアム8時間足チャート

イーサリアム8時間足チャート01
これは前回のチャート分析記事で使った画像です。

この時のチャート分析

このチャートで注目すべき点は丸枠Aです。
レジスタンスとして機能していたオレンジのトレンドL1を上抜けたあと、丸枠Aで今度はトレンドラインがサポートに転換してます。(レジサポ転換)

こういう動きが出た場合は、上昇の勢いが強いと言えます。

なので、サポートL1で支えられた状態でレジスタンスL1を上抜く可能性が高い。
もしサポートL1を下抜けても、まだ買いは崩れていません。

この時に書いた通り、その後サポートL1(上昇トレンドライン1)に支えられたまま、レジスタンスL1を抜けてきました。

8/15の日足チャート
イーサリアムチャート分析01
※ レジスタンスL1がレジスタンスL2に表記変更しています。

少し広範囲の日足チャート分析

イーサリアムチャート分析02
いまはトレンドL(ラインの略)2とレジスタンスL2を共に上抜けて、トレンドL1に向かっている。

このトレンドL1は昨年末の最高値から引ける下降トレンドラインで、かなり強力なレジスタンスライン(抵抗線)となる。

もしこれを上抜ければ、次はレジスタンスL1を目指すことになる。

イーサリアムの8時間足チャート分析

イーサリアムチャート分析03
次はもう少し小さな時間軸で見てみます。

注目はピンク色で引いたレジスタンスL3です。
これは、2022年1月下旬に付けた安値を下回った下落起点で、ここもかなり強い抵抗線となるはず。

さらに詳細な8時間足チャート

イーサリアムチャート分析05
◆まずレジスタンス(抵抗)について解説。
水平レジスタンスL3の近くまで上昇すると思われるが、強力な下降トレンドL1と水平レジスタンスL3が重なる黄色丸辺りでは反発下落する可能性が高い。

◆続いてサポート(支持)について解説。
上昇トレンドラインであるトレンドL1に沿って上昇しているけども、これはそれほど強力なサポートではないので、いつ割れてもおかしくない。

その下にある次のサポートL1とサポートL2は、まあまあ強いサポートなので、ここで支えられる可能性は高い。

もしサポートL2を下回れば、強気派はチャートの作り直しが必要となる。サポートL3はL1とL2に比べて弱いので、ここまで落ちてきたら、さらに下落する可能性が高い。

イーサリアム通貨の今後の予想

イーサリアムチャート分析06
予想としては白線のような動きです。

黄色丸で示した、2つの強力なレジスタンスが重なる辺りまでは上昇するけども、ここで強力な抵抗にあって反発下落する可能性大。

◆パターン1
もし、このままあっさりと黄色丸も超えていくようだと、相当強いと判断できます。

◆パターン2
反発下落した後は、どこがサポートになるか?という課題になり、一番浅いサポートL1で支えられて再び上昇していけば、短期間のうちにトレンドL1を上抜けるかもしれません。

◆パターン3
サポートL1を下抜けてサポートL2で反発上昇した場合は、同じくらいの値幅でのボックスレンジか、徐々に小幅な値動きの三角レンジになる可能性が高い。つまり、もみ合いがしばらく続くことになる。

そのもみ合いをどちらに抜けるかで、その後の展開が変わる。もみ合っている間はどちらが強いとも言えない状態。

◆パターン4
サポートL2を下抜けた場合は、サポートL3が破られるのは時間の問題と思った方がいいでしょう。さらなる下落に対する準備をしておく必要があります。

その場合は下落相場は長引くでしょう。

※ 次の重要な動きが現れた時には、またブログで解説します。

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【仮想通貨】ビットコイン通貨の現状と今後の予想

ビットコインチャート分析01

この図では②と③と書いたラインで作られる三角レンジ内の動きをしてます。

ビットコインの方はイーサリアムより値動きが弱く、未だに三角レンジを上抜けできていない状態。

別の分析図

ビットコインチャート分析02
同じ日足チャートですが、ここではチャネルラインを引いてます。
チャネルラインとは平行した2本のトレンドラインのことで、今現在このチャネルライン内で動いているともいえます。

さっきの三角レンジ内の動きともみれますが、もし三角レンジの上下どちらかに抜けたとしても、まだこのチャネルラインで反発する可能性があります。

ちなみにこのような下落途中の上向きチャネルは「下降フラッグ」と呼ばれ、強気派にとってはあまり良くない形です。(弱気派優勢の形)

下降フラッグとは

下降フラッグ
こんな感じの値動きが下降フラッグです。
だいたい4回目以降がブレイクされやすい回数。(次が4回目)

逆に青線のように動いて赤線で描いたチャネル上限を大きく上抜けば強気派有利となる。

ビットコイン8時間足チャート

ビットコインチャート分析03
もう少し短い足で見てみましょう。

②と③のラインによる三角レンジと
①と⑤のラインによるチャネルラインの間で価格は推移しています。

そして、④と書いたラインは春からの下降トレンドラインで、ちょうどいまそのラインに当たっている状態です。

なので、いまは下降トレンドラインで上値を押さえられながら、三角レンジ内での値動き。

ライン④はイーサリアムではすでに上抜けたトレンドL2と同じライン

ビットコイン通貨の今後の予想

ライン②と③の三角レンジおよび、下降トレンドライン④に対して上抜けるのか?反発下落して下抜けるのかに注目する。

その次はライン①と⑤のチャネルラインに対して上下どちらに抜けるかに注目する。

◆チャネルライン上に抜けた場合
この場合はその上にはまだ多くのレジスタンスラインがあり、本格上昇転換までにはまだ時間がかかる。

◆チャネルライン下に抜けた場合
この場合はさらなる下落が濃厚となるので、注意が必要。

総括

イーサリアムの方は強気派優勢の形になりつつあるけども、ビットコインの方はまだ弱気派の方が若干強い気がする。少なくとも相場参加者は迷っている。ビットコインの強気派が勢いづくためには、まずはライン③とライン④を上抜ける必要がある。

重要な動きがでたら、またチャート解説記事を書きます。(リアルタイム解説なので、お見逃しなく)

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最後に

◆ネット上のニュースではいろんなアナリスト達がチャート分析をしていますが、なんでもかんでも三角レンジで予測したり、たいして有効作用していない移動平均線で予測したり、一つのチャートで2種類(EMAとSMA)の移動平均線を表示して予想したりと、無茶苦茶です! 笑

知らない人が読んだらあれを参考にするんでしょうが、いかにも実践トレードをしたことがない人達の予側の仕方です。

チャートでなにが機能するかは、常に変化します。(同じ手法がいつまでも通用しない)だから、常になにが機能しているのか?アンテナを張る必要があります。このブログでは新しく相場に動きがでたときに、チャート分析をすると同時になにが機能しているのかが分かれば、それも解説します。

みなさんの参考になれば幸いです。
共に頑張りましょう。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタル、マインドについても実体験をもとに書いてます。

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