【仮想通貨の今後予想】イーサリアムとビットコインのチャート分析
この記事はこんな人向けです。
- イーサリアムの買いのタイミングを知りたい人
- 買ったけど含み損が出ている人
- イーサリアムの重要な節はどこか知りたい人
- チャート分析を学びたい人
イーサリアムもビットコインもやっとレンジをブレイクしました。
私のツイート
ビットコインとイーサリアムがレンジをブレイク!ビットコインは週足チャートの下降トレンドラインを大きくブレイクしました❗
このあとブログで詳細なテクニカル分析をします🐮👍#ビットコイン #イーサリアム #テクニカル分析 https://t.co/HNSHfOgieX pic.twitter.com/Yeqos68JH8
— beaburu_crypto (@bea_buru) January 15, 2023
大きくレンジボックス上限を上抜きました。この上昇の裏側で起きていることも合わせて解説します。トレード初心者の方は必見です!
【今後の予想】仮想通貨イーサリアムのチャート分析

◆チャート分析&解説の前にこちらに目を通しておいてください。
・トレンドL(ライン)とは相場が上下のどちらに向かっているのかを示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。
・サポート・レジスタンスBOXとはある価格帯でサポート・レジスタンスされやすい範囲のこと。
※ レジスタンスやサポートに付けている番号は識別のためのもので、数字は特に意味はありません。
1/15のチャート分析から一部抜粋

まずは今の短期的上昇は、サポートL1を割るまでは勢いは維持してるとみます。
サポートL1を下回ると今回の上昇はいったん終了となり、相場は様子見状態に戻ります。
もしサポートL1を守りながらレジスタンスL2を上抜けば、サポートL1は今後強力なサポートになります。次は下降トレンドLとの三角レンジになる確率が高くなる。
サポートL1を下回っても、直近安値のサポートLがあるので、引き続きレジスタンスL2と直近安値のどちらをブレイクするのかに注目です。
2日前に書いた今後のポイントであるレジスタンスL2を簡単にしかも勢いよく上抜いてきました。
これをトレード初心者の方に解説しますと、このような急上昇は売り方のLC(ロスカット)を含んでの上昇である場合が多いです。空売りのLCを誘発させる動きのことを「踏み上げ」といいます。
この踏み上げを狙って機関投資家などの資金が沢山あるところは、わざと買い上げてLCを誘発させ、価格が上昇したところで利確するという戦略です。これを知らない人はすぐに飛びついて買い、そのあとの利確による下落でまた含み損を抱えることになります。注意しましょう!
さて、ともかく大きく上昇したうえでのブレイクなので今後の動きに注目です。次はどこが重要ポイントになるのか?テクニカル分析をしてみましょう。
≫ 【今後の予想】動きがでた仮想通貨イーサリアムとビットコインチャートの分析
9/22イーサリアムの週足チャート(対円)
週足では変わりません。相変わらず下降トレンド内での動き。
イーサリアムの日足チャート(対円)
日足でみてもまだ変わりはありません。
下降トレンドLとサポートLで作られる三角レンジ内での動き。
イーサリアムの8時間足チャート
8時間足でやっと変化が見えました。
11.11の高値であるレジスタンスL2を勢いよく超えてきてます。前述したように恐らくここにLCの逆指値が多く設定されていた可能性があります。
これにより、レジスタンスL2とサポートL1内でのボックスレンジは終了です。そして、このL2を超えた起点は重要なサポートになります。
イーサリアムの4時間足チャート
4時間足では8時間足とさほど変わりませんね。
さらに小さな時間軸で見てみましょう。
イーサリアムの1時間足チャート

1時間足でわかりやすく、レジスタンスL2を上抜けた起点であるところにサポートL1が引けます。ですが、その上の大陽線の安値辺りもサポート候補です。
見えにくいかもしれませんが、薄い青色で長方形(BOX)を表示してます。これがサポートBOX(私が勝手に付けた名前)です。
正確な価格は取引所のチャートによって違うので、あまり意味がないですが、だいたい180,000~185,000円あたりの範囲です。
上昇トレンドLと重なるところは反発する可能性が高くなります。
イーサリアム通貨の今後の予想

ブル派(買い方)の次の目標は下降トレンドLのブレイクです。
なので、ベア派(売り方)の下降トレンドLかブル派のサポートBOXのどちらをブレイクするのかが、次のポイントになります。
ちょっと目が離せなくなってきました。
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【仮想通貨】ビットコイン通貨のチャート分析と今後の予想

1/15のチャート分析から一部抜粋

直近高値は近いうちに越えてくると思います。
今後はレジスタンスL2を上抜くか、サポートL1を下抜くかが重要なポイントとなりそうです。
ビットコインも2日前に書いたレンジ上限であるレジスタンスL2を上抜いてきました。長期足から順にチャート分析してみましょう。
9/22ビットコインの週足チャート(対円)
かなり明確に陽線がでて、下降トレンドLを上抜けてきました。
週足チャートなので、明日(1/16)の終値まで待たないといけませんが、おそらくここから再度下降トレンドLの内側まで下げることはないでしょう。
ほぼブレイク確定です。
9/22ビットコイン日足チャート
そうすると、ブル派の次の目標はこのレジスタンスLですが、もう少し細かいローソク足で見ます。
ビットコイン8時間足チャート
日足チャートでは確認できなかった強いレジスタンスが現れました。
11.09の高値にレジスタンスL1を引きます。
そして、日足で引いたレジスタンスLとの間は、どこで反発下落してもおかしくないので、この範囲をレジスタンスBOXと名付けます。
このレジBOXを越えることができるか?注目ですね。
ビットコインの4時間足チャート
4時間足では、直近高値とレジスタンスL2を一気に上抜けした起点にサポートLが引けます。
このサポートは強力です。
これも4時間足チャートですが、移動平均線を引きました。
20EMAという指数平滑移動平均線です。EMA(指数平滑移動平均線)は、SMA(単純移動平均線)に比べて直近の動きに敏感に反応するテクニカルチャートです。ここでは、これ以上深く説明しませんので、興味のある方はググって調べてみてください。
この20EMAにそって上昇しているように見えたので、表示してみました。
【拡大】
拡大するとこんな感じです。あくまでも目安程度にした方がいいです。
ビットコインの1時間足チャート
1時間足で見ると、先ほどのサポートL1がよくわかります。
ブレイク前に3回ほどこのポイントで下落を食い止めてます。誰かがここで買い貯めていた可能性もあるかもです。
ビットコイン通貨の今後の予想
強力なこのサポートLと8時間足で表示したレジBOXのどちらを先にブレイクするか?ここが次のポイントです。
まだレジBOXまでは距離がありますから、このあと別の重要ポイントが生れるかもしれません。
総括
イーサリアムもビットコインも昨年11月以降のBOXレンジ上限を上抜けてきました。
そして、ビットコインの方は週足で引ける下降トレンドLをも明確に越えてきたので、上昇転換への第一歩が進んでいます。
これくらい動きがあると面白いですね。2023年は年始早々、チャートから目が離せない状態です。
みなさんの参考になれば幸いです。
共に頑張りましょう。
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