暗号資産(仮想通貨)のガチホとは長期保有の意味。ガチホするなら知らないと損する
「暗号資産(仮想通貨)のガチホってどういう意味?どういうメリットやデメリットがあるの?誰か教えて。」
このような疑問に答えます。
- 暗号資産(仮想通貨)のガチホとは?
- ガチホするメリット
- ガチホするデメリット
これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売中です。
もくじ
暗号資産(仮想通貨)のガチホとは?
* * *
「ガチホ」とは「ガチでホールドする」という言葉の略。
ちょっと子供っぽい言葉ですね。
「ガチでホールド」とは、「長期で保有する」という意味です。
これの逆は短期売買になります。
短期売買とは
短期売買は安く買って高く売る。
または高く売って安く買う。
これを繰り返し、この利鞘(りざや)を稼いで利益を狙うトレード。
こういう取引に向いているのが、
「差金決済(さきんけっさい)」と呼ばれるもので、国内取引所だと「レバレッジ取引」とか「暗号資産(仮想通貨)FX」と呼ばれてます。
名前の通り、為替FXに似た売買です。
◆一方のガチホである長期保有は、細かい売買は一切しません。
長期スパンで保有します。
5年、10年もしくは、一生保有という人もいます。
これは、株の保有と似ています。
ですから、ガチホする場合はガチホする暗号資産(仮想通貨)をよく調べて知っておかないといけません。
ガチホするメリット
この図をご覧ください。
短期は売買を繰り返すので、上手くチャンスを捉えられれば長期保有より利益は伸びます。
ですが、緑枠のように買うことができなかったとしたら?
メリット1
例えば睡眠中とか、用事があって出かけていたとか、ルールでは買う場面でなかったとか。いろいろあります。特に暗号資産(仮想通貨)は365日、24時間取引されてますから、いつ急な動きが始まってもおかしくないです。
その点、長期保有なら上記の理由はいっさい気にする必要はありません。
これが一つ目のメリットです。
メリット2
短期売買をするためには、チャートを見ている必要があります。チャートを見なくても、価格は見ていないといけません。
当然そのための時間が必要になります。
あなたが副業で暗号資産(仮想通貨)売買をしているのなら、本業をしている間は売買できないです。そうなると、緑枠のようなチャンスを逃す確率も上がります。
ですが、長期保有なら一度買ってしまえば見ている必要はありません。
つまり、副業として向いているのは長期保有です。
メリット3
短期売買を繰り返すことは、少なからず売買の度に神経をすり減らします。意外と気づかないかもしれませんが、このデメリットは大きいです。
一方の長期保有は売買によるストレスは少ない。
ただし、このあとデメリットで書くストレスはあります。
メリット4
短期売買は暗号資産(仮想通貨)と法定通貨を交換する頻度が高いので、長期で預けて利回りを得るレンディング、ステーキング、ファーミングといったサービスの享受が受けられない。
≫ 暗号資産(仮想通貨)は副業に向いている【暗号資産(仮想通貨)の増やし方を5つ紹介します】
レンディング、ステーキング、ファーミングはサービスを提供しているところにより、預ける期間が決まっている場合が多いです。
なので、好きな時に売買できません。
長期保有してこそ、上記のサービスが受けられて利回りを稼ぐことができます。
朗報:
国内取引所で行っているステーキングのほとんどが、今では設定期間がなく、ただ保有するだけで金利がつくようになりました。
詳しくはこちらで詳細に解説しています。
【暗号資産】高利率ステーキングのメリット・デメリット&おすすめ取引所の紹介
暗号資産のメリット・デメリット、一番簡単な始め方、銘柄選定法、おすすめ取引所、注意点と税金などを詳細に解説しています。ほぼすべてを網羅してます。
ガチホするデメリット
短期売買の場合は、損が出ても小さい額で済ませることができます。(すばやく損切を行った場合の話)
長期保有の場合は、大きな損失がでる可能性があります。
デメリット1
長期的になればなるほど価格の差が大きくなるので、利益も大きくなりますが、損失も大きくなる確率が上がります。
暗号資産(仮想通貨)選びを失敗すれば、通貨価値が実質ゼロになるリスクもあります。
価格がいずれ戻ったとしても、その戻るまでの期間はずっとストレスを受けることになります。
長期保有している人のすべてが利益を得られるわけではありません。
◆対策としては
- 長期保有でも、ここまできたら損切をするというラインを設定しておく
- 余裕のある資金(小さい額)で行う
- 買う前にしっかりと通貨に関してよく調べる
- 保有した通貨に関する情報は常にアンテナを張っておく
- よくわからない通貨には手を出さない
こういった対策があります。
デメリット2
レンディングやステーキングで通貨を預けている企業が、ハッキング被害にあったり倒産するリスクがあったりする。
これらのリスクは考えたらキリがありませんが、
◆個人ができる対策としては、
- 余裕のある資金(小さい額)で行う。
- 預け先を分散させる
- 海外のよくわからない企業を使わずに、誰もが知っているような大手を使う
- 国内の認可を受けたところだけを使う
このような対策が考えられます。
また、個人のウォレットに保有してた場合でも、詐欺やハッキング被害はあります。
この場合の対策は
- 複数のウォレットに分散させて保有する
- ネットに繋がないハードウォレットに保管する
リターンには必ずリスクがある
◆デメリットは怖いですが、リスクなしでリターンを得られる投資や投機はありません。もしあるという人が現れたら、それは詐欺師ですからすぐに逃げましょう!
投資詐欺で騙されるセリフは決まっていて、「絶対損はしません」という言葉です。
そんな投資や投機はありませんから、リスクが嫌な場合は貯金したままにするのが一番です。(その代わり増えませんけど)
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