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【トレード】エントリー恐怖症はなぜ起きる?その克服の方法を紹介

Mind Trade

今日の話はトレード初心者を脱したあとに起こる心理的現象なので、中級者以上の方向けです。

「トレードするときポジションを持つためにエントリーするのが怖い。自分が買ったら下げるのではないか?売ったら上がるのではないか?不安でエントリーしづらい」

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • トレードエントリー恐怖症はなぜ起きる?             
  • エントリー恐怖症の克服方法         

これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残っています。

 

トレードエントリー恐怖症はなぜ起きる?

トレードエントリー恐怖症はなぜ起きる?
エントリー恐怖症とは、自分が買うと下がるのではないか?自分が売ると上がるのではないか?という心の痛みから、絶対安全なところでエントリーしたいという思いが強くなった心の状態です。

これはとにかく刺激を求めてエントリーしたくなる「ポジポジ病」のあとにくる症状で、誰でも経験する通過点です。

「ポジポジ病」のあとに「エントリー恐怖症」になる仕組みは以下のような流れ。

 

エントリー恐怖症が生まれる原因

エントリーしてポジションを持ちたがる「ポジポジ病」は資金を無くすスピードが早い。そのまま資金を無くして退場させられる人もいますが、途中で「これではマズイ」と気付く人もいます。

後者はそこで勉強をし始める。
そしてルールというものを知り、以前より負けが減るようになる。その経験によってルール通りにトレードしようと気付く。

ルール通りのトレードをしても必ず負けるトレードは出てきます。ですが、以前に改善された経験から、もっと学べばさらに負けトレードが減ると考えるようになる。

そしてルールを複数組み合わせて条件A、条件B、条件C、条件D、・・・がそろったらエントリーしよう。と、こうなります。これでトレードすれば、エントリーする回数は激減します。

待って待って、やっと来たエントリーチャンス。
そこでエントリーしますが、結果は勝ちトレードにもなれば、負けトレードにもなるのが相場というもの。

エントリー条件を増やせば増やすほど、そのポジションに期待するようになる。条件数と期待度は正比例の関係です。

期待度が増せば増すほど、負けトレードになった時の苦痛は増えます。期待度と苦痛の関係も正比例です。

その苦痛がある程度増したときに、「エントリー恐怖症」になります。ポジションへの期待が高すぎることが原因で「エントリー恐怖症」は生まれます。

トレードを勉強するのが悪いわけではありません。いいことです。
ルール通りにトレードするのが悪いのではありません。いいことです。

ルールを複数組み合わせる(ルールを複雑にする)。ここから狂い始めます。
ポジションに期待が高くなりすぎる。ここで苦痛が生じます。

 

エントリー恐怖症の克服方法

エントリー恐怖症の克服方法
原因がわかれば、そこを改善すれば治すことができます。

「エントリー恐怖症」を克服する2つの方法

  • 1、トレードルールを複雑にし過ぎない
  • 2、ポジションに期待しない

順に深堀します。

1、トレードルールを複雑にし過ぎない

勝てているトレーダーほど、ルールはシンプルです。

かつてタートルと呼ばれる投資集団を育成した投資家リチャードデニスがタートルに教えたルールは実にシンプルなものでした。

【必読】伝説のトレーダー集団の本。

ざっくりとした内容:

リチャードデニスという有名な相場師が、ウィリアム・エックハートという相場師と「トレーダーは養成できるか否か?」という賭けをすることから始まったプロジェクト。

千人の中から10人採用して教育し、一人100万ドル(当時だと3億円くらい)の資金を渡してトレードさせるというもの。そのトレーダー達はタートルと名付けられた。

ここで教わったことは10年間口外してはならないという契約があったため、その期間が終了後にタートルの中の一人にどういうことを教わったのか?ルールは?ということを聞き出して書かれた本。

なぜこの本を紹介するかというと、上記の通り相当成功している相場師のルールがどういうものかを知ることができるから。はっきりとルールは覚えていないが、至ってシンプルな順張りだった記憶がある。

ルールは複雑である必要はないということが理解できる本。

この本はぜひ読んでもらいたい本

時代が変わり、長期トレンドが昔ほど長く続かなくなったとはいえ、日足チャートの時間軸なら十分通用します。

上述の本からは、トレード手法ではなくてその考え方。そこに注目して読んでみてください。

複雑にすればするほどエントリー回数が減り、その分ポジションへの期待度が上がるというデメリット以外に他にもデメリットがあります。

あとでトレードを振り返った時に、なにが原因で負けトレードになったのか?というのが、複雑すぎてわからなくなるというデメリットもあります。改善すべき点がわからなくなるのです。

これがシンプルなルールだと、利食いとロスカットの幅を調整してみようとかシュミレーションしてみることもできます。

それからもう一つのデメリットは、エントリーに躊躇するようになるということ。こっちのルールではエントリーだけど、こっちのルールではまだだな・・・じゃあ待っていよう。と思っていると、エントリーチャンスが来る前に価格が上がってしまう。

それを見て次はエントリーすると、今度は下がる。
つまり、エントリー基準がブレるようになるのです。

 

2、ポジションに期待しない

前述したように、ルールを複雑にしすぎてエントリー機会が極端に減ると、やっとエントリーできたポジションに過度に期待してしまいます。

この期待という感情を取り除くのは容易なことではないですが、以下の方法があります。

◆過度の期待を取り除く方法

  • 確率的思考を身につける
  • トレード枚数を大きく減らす

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確率的思考を身につける

確率的思考を身につけるのも簡単ではありませんが、トレードで最終的な完成系は必ず「確率的思考」を身につけることになります。

どのような売買ルールでも、これは変わりません。

人は確率的な思考を苦手としてます。だからこそ、勝ち組に入るチャンスがここにあるわけです。

また、確率的思考で行動しようとすると必ず規律という壁にぶつかります。

自己規律です。

多くの日本人は学校で規律的な生活を強いられた経験がありますが、自分で自分を規律的に行動するのを苦手としています。(せっかく自由になれたのに、自分で規律的行動をしないといけないのです)

規律的な行動を継続するのはもはや上級レベルに向かおうとしているトレーダーの証でもある。

規律を身につける手助けになる本を紹介しておきます

◆自己規律はトレーダーにとって絶対不可欠な要素。

どんなにルール通りにトレードすると決めても、ぜったいに余計なことをしてしまう時期がある。

自己嫌悪になるくらいに、「なぜあんなとこでエントリーしてしまったんだろう?」と不思議に思う。そんな時はもうこの本しかない。

※少し理解しずらい文章なので、本当は音声で聞く方が向いている。上記のAmazonリンク先には「CD」も購入できるので、余裕のある方はそちらがおすすめ。音声で聞く方が無意識に刷り込みやすい。

◆確率的思考法を自分がいつ、なにで獲得したのか覚えていないので、これについてのおすすめ本はない。
「トレード 確率」で調べて自分で探してください。

※適当に思えるかもしれないが、読んだことのない本を紹介する方が適当になってしまうので。

ちなみに下記の記事のもくじ「投機とギャンブルの違いは無意味」の中で「ギャンブラーはなぜ存在するのか?」でも少しだけ確率に触れている。
参考記事>>【初心者用】投資と投機とギャンブルの違いをわかりやすく解説

◆相場心理学の金字塔
ぜったい買うべき本。

本書の独特の言い回しは、3~4回読んでもなかなか頭に入らない。

そのうちオーディオBook?(今でいうAudibleみたいなもの)というのが出てきたので、それを買った。そしてそれをスマホに入れて、暇さえあれば常にそれを聞いている内に、本書の内容がだんだんと自分の中に刷り込まれていった。

※できれば音声の方がいい。聞き流していても勝手に脳に刷り込まれていくから。幸い今ではAmazonには Audible(オーディブル)というものがあり、無料体験期間を上手く使えばこの本を無料で聞ける。(2022年3月)

 

トレード枚数を大きく減らす

これは資金管理の一部ですが、どういうことか説明すると、

買っても嬉しくなく、負けても悔しくないくらいのポジションサイズでトレードするということです。

人によりこの基準が違うので、「いくらからいくらまで」という具体的な数字を挙げることはできませんが、例えば50円損したら悔しいですか?逆に100円勝ったら嬉しいですか?

上記の答えが「NO」なら、
あなたの売買ルールに当てはめて、勝っても100円くらいになるようにポジションサイズを変更する。

負けても50円くらいになるようにポジションサイズを変更する。というように損切、利確金額から逆算してポジションサイズを決めるのです。

1000円勝っても嬉しくないのなら、その金額で逆算してポジションサイズを決めるのです。

このようにして決めたポジションサイズでしばらくトレードすることによって、ポジションに対する期待が薄らいで、淡々とトレードできるようになります。

以上、「エントリー恐怖症」の対応について書きました。

ほとんどの人が通る道です。
そしてほとんどの人が、ここに到達する前に資金をなくして相場から退場していきます。

これを読んでいるあなたは、ここまで生き残っているだけでもたいしたものです。

景色が変わる山の上はあともうちょっとですから、ここが踏ん張りどころです。

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