【仮想通貨】イーサリアムの今後の展望。マージ後の大陰線の意味はなに?
この記事はこんな人向けです。
「イーサリアムの買いのタイミングを知りたい人。買ったけど含み損が出ている人。チャート分析を学びたい人」
これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残っています。
イーサリアムの大型アップグレード「マージ」後に6月以来の大陰線をつけました。これについて簡単な解説と現在のイーサリアムチャート分析&今後の展望について書きます。
【仮想通貨】イーサリアムの今後の展望。マージ後の大陰線の意味はなに?

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こちらのツイートをご覧ください。
ついに完了した😌
プラス材料が出るまで上げ続けて、材料が出たら下げるというのは、相場ではよくあること🐮
もし何かしらのトラブルがあったら、もっと下げていただろう😌🐮
イーサリアム大型アップグレード「マージ」実装完了.https://t.co/yqChL0YcjI#マージ #イーサリアム #仮想通貨
— beaburu_crypto (@bea_buru) September 16, 2022
株でも為替FXでも好材料が出るまでは上昇して、いざ好材料が出ると下落するという現象が相場ではよく起きます。こういう場合のアナリストの決めゼリフは「織り込み済みだった」です。もしくは無理やりなにか原因を持ってきます。
経験上でこの現象を解説する前に、相場の原則の一つを教えます。
それは「相場はサプライズが起きた時に大きく動く」です。
Bという現象があれば、2になる。
というルールが途中まで通用したとします。
その時にAという現象が起きたのに2になった場合に相場は大きく動きます。
BTCで例える
2022年に入ってからFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを発表するたびにBTCは下げていました。ところが、夏にFRBが利上げを発表したのにBTCは大きく上昇。相場解説者は「利上げ幅が小さくなったから」とか、「インフレ率が緩やかになってきた 」などともっともらしいことを言いますが、すべての市場参加者はそんなに理性的にトレードしていません。
今回の「マージ」成功後の大陰線などはまさに仕掛けられたと思われます。
「マージ」が失敗、もしくはなにか途中でトラブルが起きたならば、相場が下がることは誰でも予想できます。しかし、成功したのに下がるとは多くの人は考えていなかったはずです。
どう考えても、「マージ」成功はイーサリアムにとってもクリプト全体にとっても良いニュースだったはずです。それなのに下がるということは、市場参加者にとってはサプライズだったはず。そういう時は思考停止する人達が多くなり、小さな動きが中くらいになってやがて大きな動きになります。
仕掛ける側は最初のきっかけを与えるだけでいいのです。(それでもある程度まとまった資金がないとできない)流れができれば、放っておいても勝手に動いていきます。
というわけで、今回の「マージ」成功後の大陰線は仕掛けられた可能性が大きいです。ですが、チャート自体はまったく崩れていません。このあとチャート分析で解説しますが、この大陰線もチャートの遊び(値動きの幅)の範疇です。
【仮想通貨】イーサリアムのチャート分析
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イーサリアム週足チャート
下降トレンドラインが一本引けます。
この下降トレンドラインに徐々に近づいていっています。このトレンドラインは強力なレジスタンスとなる可能性が高いので要注目です。
イーサリアム日足チャート
上昇トレンドラインが一本引けます。
この上昇トレンドラインとレジスタンスライン2との三角レンジ内での動きに見えます。または、サポートライン1とレジスタンスライン2とのボックスレンジ内での動きにも見えます。
イーサリアム8時間足チャート
さらに小さな時間軸にすると、白線で描いた三角レンジが引けます。
この白線の三角レンジの動きは、青丸Aを下回ればこうなると予測できたものです。(予測は下回る前にしている。この記事の一か月前)
≫ 【今後の予想】仮想通貨イーサリアムとビットコインのチャート分析
このチャートを見てもらえばわかるとおり、今回の大陰線はまだ白線の三角レンジ内での動きなので、チャート自体は崩れていません。
もし白線三角レンジと上昇トレンドラインを下抜けても、サポートライン1を下回るまでは買い方優勢チャートのままです。
ですが、サポートライン1を下回ると売り方優勢チャートに変化します。なので、このサポートライン1に今後注目です。
まとめ:イーサリアムの今後の予想
- 今は白線の小さな三角レンジ内で動いている。
- 三角レンジを上抜ければ、レジスタンスライン2と下降トレンドラインが抵抗線となる。
- 三角レンジを下抜ければ、サポートライン1が最終支持線となる。
- サポートライン1とレジスタンスライン2または下降トレンドラインのどちらに抜けるかが注目です。
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ついでにビットコインチャートの分析もしておきます。

イーサリアムと同じく、下降トレンドラインが一本引けます。
※ビットコイン日足チャート
ビットコインの方は、レジスタンスライン2とサポートライン1との間のボックスレンジ内での動きです。
重要:イーサリアムとの違いは、サポートがサポートライン1の一つだけという点です。
いまはもみ合いですが、売り方優勢のもみあいとなってます。
ちょっと強気派には厳しいチャート形成なのがビットコインです。
◆以上でリアルチャート分析&予想を終わります。
また大きな動きがありましたら、このブログで解説します。
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