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仮想通貨チャートの分析方法の解説・移動平均線編【初心者向けです】

Chart analysis

仮想通貨チャート分析で移動平均線の使い方を知りたい人「仮想通貨チャート分析で移動平均線はどの種類を使えばいいの?数値はいくつにすればいいのかな?誰か教えて欲しい。」

このような疑問に答えます。

3月に下記のツイートをしました。


この時は詳しいチャート分析には触れてないですが、この記事で移動平均線について詳しく書きます。

✓今回の記事内容
  • 仮想通貨チャート分析では、絶対機能するものはない  
  • 仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線       
  • MA(移動平均線)をイーサリアムチャートで見る    
  • MA(移動平均線)を使って群衆心理を探る       

この記事を書いている私は、株歴3年、FX歴12年でライブドアショック、リーマンショックを共に経験して、無傷で生き残りました。

◆ 仮想通貨チャート分析では、絶対機能するものはない

仮想通貨チャート分析では、絶対機能するものはない
トレードでは、市場参加者がなにをトレードの指針にしているか(気にしているか)?をいち早くチャートから察知する必要がある。

途中までは下降トレンドラインが機能していたが、途中から機能しなくなった。こういうことはよくあること。今は何が機能しているのだろうか?という意識は常に持っておいた方がいい。

トレードルールを作ってもうまく機能する時もあれば、うまく機能しない時もある。こういう時期をドローダウンという。

◇ ドローダウンは重要

ドローダウン時期の数値を把握することはリターンの数値を把握することよりも重要。

もしあなたが、どこかの投資ファンドから投資商品を勧められるとしたら、おそらく相手は「リターンは年利何パーセントですよ」とリターンの話ばかりしてくると思います。

そんな時は「ドローダウンは何パーセントですか?」と聞いてみてください。
それに答えられないようなら、それは未完全な商品です。

もし答えられた場合は、追加質問で「それはどれくらいの期間をもとにしたデータですか?」と聞いてください。

恐らく数年程度のはず。10年通用したものでも11年目に通用しないということはよくあること。そこには常にドローダウンというリスクがあることを忘れてはいけない。
 数年くらいのデータでは無いに等しい。つまり、当てにならない。

リターンはコントロールできないが、リスクはコントロールできる。

ドローダウンを知っておくことは、非常に重要。
なぜなら、最悪どれくらいのお金を失うのかをあらかじめ予測できるから。

これはすごく重要な事。
多くの人はいくら儲かるか?ということにしか意識がいかず、いくら損をするのか?ということを考えずに投資もトレードも始めてしまう。

トレードのプロたちはいくら損をするか?を常に考えてルールを作っている。

◆ 仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線とは

仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線とは
移動平均線は英語ではmoving average(ムービング アベレージ)という。
この頭文字を取ってMAと表示します。

MAはある一定期間の値を足してから平均数値を出し、出てきた数値を結んで線で表示します。どれくらいの期間の数値を足すかは、MAの数値で決められます。

例えば1時間足のチャートで10MAとすれば、ローソク足10本なので10時間分の価格の平均がMAとして表示される訳です。(これ以上を知りたい方はググってください)

◇ どのMA(移動平均線)がいい?

MA(移動平均線)にはいろんな種類があり、その違いは計算方法です。頭のいい人たちがいろいろ考えて、いろんなMAを作ってます。(計算式を知りたい方はググってください)

個人的にはこの2つしか使ったことがありません。

単純移動平均線 SMA (株取引)
指数移動平均線 EMA (為替取引)

この2つだけです。

詳しい説明はここではしません。それよりもここではそれをどうトレードに活かせばいいのか?ということに焦点を当てて解説します。

◇ MA(移動平均線)の使い方

トレード始めると以下の疑問が最初に浮かぶはず。

  • MAの種類はどれがいいのか?
  • 数値はいくつにすればいいのか?

結論:多くの人が使っていそうな種類と数値を選ぶ。

それぞれ深堀します。

MAの種類はどれがいいのか?

結論:どれでもいい。

これは適当に答えているわけではなくて、理由があります。
私が使用しているSMAとEMAを例に挙げて説明しましょう。

SMAは単純に合計したものを割った平均値。
EMAは直近の値動きをより重要視するように計算されて出てきた平均値。

違いは、SMAよりEMAの方が値動きに敏感に反応すること。
なので、チャンスをものにする時はEMAの方が早くエントリーでき、利益が大きくなる。しかしその反面、ダマシの動きに合う確率も増えるので損失も大きくなる。

売買ルールにもよるけども、損益合計をすればどちらも変わらないという結果になることもよくある。

動きが早いことがメリットにもデメリットにもなるので、結局どちらでもいいということになる。

数値はいくつにすればいいのか?

結論:多くの人が使っている数値を選ぶ。

理由は、チャートのテクニカル分析というものは、自分ではなく他人の動きを知ることにあり、多くの人が使っているものを使用することにより、多くの人の行動を予測しやすくなる。

こういう目的なので、自分だけのオリジナルな数値を入れても、それを他の人が使っていなければほとんど意味がない。

◆ MA(移動平均線)をイーサリアムチャートで見てみる

仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線02
もう一度ツイート内容を載せます。

ここのところビットコインよりも弱い動きのETH。下降トレンドラインはもう意味がないので、今はこの移動平均線を超えるかどうか?そして1月の下落前の起点を超えられるかどうかで、この3カ月間の弱気相場が転換するかが決まる。
個人的には夏頃に上昇に戻ったかな?くらでいいと思う。

この時MAには一切言及してないですが、これは75SMA。
チャートのオレンジ丸印はMAでサポートまたはレジスタンスとして機能したと思われる箇所。

見てもらえばわかる通り、意識されているように見える。
特にサポートがレジスタンスに変わる時には結構有効に見える。

その後のチャートはこちら
仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線02
ツイートに書いた「1月の下落前の起点」とは青ラインAのこと。いまはここがレジスタンスとなっていて、ここを抜けるかどうかに注目している。

MAが一本増えてますが、黄色い線が75EMAで青い線が75SMA、ピンクの丸印が75EMAでレジ、サポされた箇所。見ての通りSMAとは若干場所が違うけども、EMAも機能しているのがわかる。(だからどちらでもいい)

一番最後の丸印をみると、トレンドラインがまったく機能しなかったところは、このEMAに押さえられているようにも見える。SMAよりEMAの方が意識されているのかもしれないが、75EMAというのはあまり聞いたことがない。(75SMAは株式でよく使われる)

◇ 今後の予測をしてみる

上記のSMA(またはEMA)を完全に超えてきたので、もしこのままこのSMA(またはEMA)に支えられながら水平線Aを超えてくれば、ETH/JPでは75SMA(または75EMA)が有効だと言える。

このことは、のちのち上昇してから調整で下げた時に、このEMAでサポートされる確率が高いことを意味する。これはまだ先の話だけども、こういう積み重ねが溜まっていくと、根拠をもとに行動しやすくなる。(ロスカット設定は必須)

このような感じで常に検証しながら種類や数値を選んでいくのです。

本や、ネット、誰かが言ったことを最初は真似てもいいけど、それが有効かどうかは自分で検証する必要がある。とくにネット上には本物と偽物の情報が玉石混交しているので、自分で検証することは非常に重要。

◇ 移動平均線から群集心理を探る

仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線03
移動平均線からわかる事実はなにか?
それは、移動平均線より値が上にある時は買っている人の多くが含み益があるということ。

上図のチャートは日足チャートに75SMA表示してあるので、75SMAよりローソク足が上にある(XとYの位置)ということは、75日間で買いポジションを持っている人はみんな含み益があるということ。

これはつまり、利益確定による売り圧力を内在しているという意味。

もう一度図を見て欲しい。
丸Xと丸Yの箇所は共にローソクは上にある。X1とY1は平均の買い取得価格からの乖離を示していて、距離があるほど含み益がたくさんあるということを示している。

あなたが買いポジションを持っていると想像してみて欲しい。Xの時とYの時とどちらで利益確定をしたいと強く望むだろうか?
当然利益が大きい時の方が利益確定をしたいと望むはず。それは他の人達も同じです。これが群集心理。

移動平均線から乖離すれば、また移動平均線近くまで戻る理由がこれです。そしてこれは※1グランビルの法則が成り立つ理由でもあります。わかってしまえばなんてことない理由ですが、知らないとオカルトと同じになってしまう。

※1 グランビルの法則については、こちらで詳しく書いてます。
» 仮想通貨チャート分析の解説・グランビルの法則編【実践で使える?】

以上で移動平均線の解説を終わります。

動画では実際のチャートを動かして解説してるのでわかりやすいです。

合わせて見ると理解が深まるでしょう。
(自分の声が嫌なので音声を変えてます)

トレードの勉強を始めるなら

◆ 本気でトレードを始めたいと思うなら、下記の記事が参考になるでしょう。
どこにも書いていない稼ぐトレーダーになるための10ステップを無料公開してます。


公開してる間にどうぞ。【有料級記事】

まとめ:仮想通貨チャートの分析方法の解説・移動平均線編

まとめ:仮想通貨チャートの分析方法の解説・移動平均線編

本記事の要点のまとめ

  • 仮想通貨チャート分析では、絶対機能するものはない
     ・なにが機能しているのか?常に意識を向ける
     ・ドローダウンはリターンより重要
  • 仮想通貨チャート分析の基本 移動平均線
     ・移動平均線の種類や数値はなんでもいい
     ・検証しながら種類や数値を選んでいく(ただし絶対機能するわけではない)
     ・チャートの動きには常に群集心理が働いている

いかがでしたか?

最後の方に書いた移動平均線からの乖離の大きさは、利確による逆向きの圧力の大きさに比例することがわかったでしょうか?これを利用したオシレーターがMACD(マックディー)だったりします。そして他のオシレーターRSI、ストキャスティクスなどもこういう原理を別のグラフに示して視覚化しているだけです。

基本は移動平均線とローソク足の位置関係を見ればわかること。

オシレーターについては多分書かないと思いますので、各自調べて、使って、検証してください。ただし、ここに書いたように絶対機能するものはありません。

最後に本の紹介

これらは、本が練習形式になっているので、ただ読むだけよりは有益な本です。
下記以外にも数冊シリーズ本が出ています。

このシリーズ本はAmazonの Kindle Unlimited (読み放題)に対応していることが多いので、1冊/月でも元が取れます。(他にも200万冊が無料で読める)
今だと1か月無料か2ヶ月99円(2022年3月)を上手く使えば、無料で読めるので賢く使いましょう。

◆ FXトレード練習帳

◆ FXトレード練習帳 トレンドライン

私はチャートを見ただけでトレンドラインが想像で引けるようになるために、何十枚もチャートを印刷して線を引きまくりました。

※トレードはスポーツと同じで知識ではなく、技術を習得する必要があります。

◆初心者から中級者までなら繰り返し読んだ方がいい本。
デイトレード

備考:トレードの勉強を始めるなら、大事なお金を失わない為にも読んだ方がいい記事も紹介しておきます。

» 【初心者用】投資と投機とギャンブルの違いをわかりやすく解説【重要】

» 仮想通貨FXと為替FXの違いをトレーダー目線で本質解説【初心者向け】