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【暗号資産(仮想通貨)】FTX破産申告後の展開ニュース【FTXJPについても】

ニュース 取引所

チャート分析を記事にしたいけど、やはりFTX関連が気になるし、他できちんとまとめているところも少ないと思うので、昨日と今日の主要なニュースをまとめました。

これを書いている私もFTXJPに資産の多くを預けてました。日本円は11月10日に回収できたけど、暗号資産(仮想通貨)はできていません。

「FTXトレーディング」は11日にアメリカ連邦破産法11条の適用を裁判所に申請したことは多くの人が知っていることと思います。

この連邦破産法11条というのは、日本の民事再生法のような破産法で、いきなり潰れるということはありません。

FTX傘下の134社を切り分けることができ、その中から有望なところだけを投資家が支援したり、企業が買収することができるというもの。

いきなり潰れて資産を全て清算となるよりも、資金を預けてる債権者にとってはこちらの方が資金が戻ってくる確率が高くなる。

 

【暗号資産(仮想通貨)】FTX破産申告後の展開ニュース 

【暗号資産(仮想通貨)】FTX破産申告後の展開ニュース 
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上記のTwitterで紹介している記事には、
負債総額は500億ドル、日本円で約7兆円なる見通し。

7兆円です。

よくそこまで酷い経営ができたものだと呆れるほかありません。

さらに、辞任したバンクマンペテン氏は、FTXの顧客資金100億ドル(約1兆4000億円)を自分が保有する「アラメダ・リサーチ」にひそかに移し、そのうち10~20億ドルの行方がわからなくなっているということ。

まず勝手に顧客資金を移してること自体が犯罪では?
しかも自分が保有する会社へ。

もう横領と変わらない。

さらに、そのうち10~20億ドル(約1500~3000億ドル)の行方がわからないという。

横領した資金をさらに横領?
醜すぎる。

 

バハマ当局、犯罪行為の有無を巡りFTXを捜査 

当然でしょう。
勝手に100億ドルもの顧客資金を自分の会社に移してるんだから。

しかもそのうち数十億ドルが紛失してるし。

記事の最後に暗号資産交換所クラーケンは、債権者保護のためにFTX幹部らの口座を凍結したと書いてある。

 

ペテン氏らは、ドバイに逃げる方法を模索している

FTXの元幹部3人はバハマで現地当局の監視下に置かれている。
しかし、高級リゾート「Albany Tower」に当局監視下のもとに滞在しているというから、ずいぶん豪勢な状況での監視下だ。

今回のFTX破綻で、無一文になった人もおそらくいるはず。
今後の進展によっては、自殺者も出てくるかもしれない。

一方で好き勝手に顧客の資金を扱っていた人間は、未だに高級リゾートで暮らせるだけの十分な資産を持っている。

彼らFTXの元幹部3人と関連会社アラメダ・リサーチのキャロライン・エリソンCEOは、ドバイに逃げる方法を模索しているという。

ドバイなら「引き渡し条約を結んでいない」ので、捕まることがないからだ。いわゆる高飛びというやつ。絶対に彼らは裁きを受けさせるべき。やってることは詐欺師とかわらないのだから。

 

わかりやすく今回の件が書いてある 

この記事の後半には、今回の事件がわかりやすくまとめられてます。

前半の一目均衡表と水平線が混じった、見にくいチャートは分析はあまり意味ないですが、後半の「FTXが破産申請」からの記事は流れがわかりやすいです。

 

 FTX Japanは14日、顧客資産の管理状況を報告

暗号資産(仮想通貨) 

FTXJP01
A:赤枠が預かり残高
B:コールドウォレット残高
C:余剰資金(AーB)

黒枠の上がETHで下がBTC

FTXJPは金融庁の定める厳格なルールおよび日本法に準拠した分別管理で、預かり資産以上の額を「コールドウォレット」上で管理している。

※コールドウォレットとはインターネットに接続していないところにあるウォレットのことでセキュリティが高いです。

◆14種類の暗号資産(仮想通貨)すべてが余剰資金はプラスです。
やはり、FTXJP自体は優良な管理体制だったみたい。

ETHですと、約636ETH(約1億1千万円)の余剰がある。
BTCだと、約390BTC(約9億2千万円)の余剰がある。

顧客に返金する暗号資産(仮想通貨)は問題ないということです。
問題なのはFTXの子会社であるということ。

破産申請の行方がまだわからないし、行方がわかってもFTXJPの資産がどういう扱いになるのかが、国をまたいで複雑なため、まだわからないということです。

日本円 

FTXJP02
日本円に関しては信託口口座に預入れされていて、余剰は2億7千万円以上あるので、こちらも返金には十分です。

※信託口口座とは、信託契約に基づき受託者(取引所)が委託者(顧客)から信託された金銭を管理するための口座であり受託者(取引所)財産ではありません。
 もし受託者(取引所)が債務超過などによって会社の資産が差し押さえられても、信託口口座が差押えられることはありません。信託口口座に預入れされている預金は守られます。

顧客の預け資産は分別管理により、安全に管理されていると何度もメールで書いてあった通り、あることはあるみたいです。

それが、いつ返還される状況に変わるか?
一刻も早く返還して欲しい。

というより、「送金リクエストを受け付けました」というメールは受け取っているし、そこには「通常数時間以内に処理されます。」と書いてあるにもかかわらず、そのまま放置された状態が異常過ぎる。

送金依頼はFTXが破産申請する2日前にしているのに、破産申請の影響を受けて止まっているのが現状です。

FTX問題に関する関連情報が入りましたら、またTwitterやこのブログで共有していきます。

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暗号資産(仮想通貨)の基礎学習がしたい人はこちらの記事をどうぞ

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。