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【基本&重要】仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編【初心者向】

Chart analysis

仮想通貨チャート分析のダウ理論について知りたい人「仮想通貨チャート分析のダウ理論について知りたい。ダウ理論って実践トレードに使えるの?理論はわかったけど、どうやってトレードに使うのか知りたい。」

このような疑問に答えます。

✓今回の記事内容
  • ダウ理論の6つの原則の内容                
  • ダウ理論の6つの原則でトレードに使えるものと使い方の解説 

この記事を書いている私は、株歴3年、FX歴12年の計15年トレードをしてます。その間ライブドアショックとリーマンショックを経験し、共に無傷で生き残ってます。

ダウ理論は非常に重要です。
ダウ理論が使えるか否かを考える前に、しっかりこの理論を理解した上で相場と照らし合わせることが必要。

その上で使えるか否かを判断すればいい。

この記事ではトレーダー目線での解説をしているので、表面的な解説より深くトレードに役立つ内容になってます。

◆ 仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論とは

仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論とは
ダウ理論とはアメリカのチャールズ・ダウ(1851年〜1902年)という人が提唱した理論で6つの原則から成り立っている。

ダウ理論6つの原則

  • 原則1:平均はすべての事象を織り込む
  • 原則2:トレンドは3種類ある
  • 原則3:主要トレンドは3段階からなる  
  • 原則4:平均は相互に確認されなければならない
  • 原則5:トレンドは出来高でも確認されなければならない
  • 原則6:トレンドは明白な転換シグナルが出るまで継続する

順に深堀していきます。

◇ 原則1:平均はすべての事象を織り込む

私訳:相場価格は常に絶対である。

アナリスト達や解説者が「不安を避けて安定を求める買いで相場上昇しました。」とか「指標発表を受けて相場が下落しました。」とか言っていますが、そういうファンダメンタル的要因はすでに相場価格には織り込み済みという考え方。

これはその通りだと思う。
解説者は後付けで理由を述べているけども、時々同じ要因が起こったにもかかわらず、相場の動きが反対になることがある。つまりそういう情報は当てにならない。

チャートに現れた数値だけが真実を表しており、そこに「なぜ、どうして、おかしい」などの疑問をさし挟むことは、トレードをするうえでは無意味どころか、有害要素でしかない。

◇ 原則2:トレンドは3種類ある

私訳:時間軸が変わればトレンドの方向も変わる。

この原則2はものすごくトレードで役に立つ内容。
ダウ理論のもっとも優れた功績は、上昇、下降トレンドを定義したことにある。

トレンドの定義

・上昇トレンドとは高値と安値をともに切り上げている状態である。
・下降トレンドとは高値と安値をともに切り下げている状態である。

上昇トレンドでも下降トレンドでもない状態はもみ合い時期。いまでは当たり前だけども、この発見はすごく大きい。そしてこれこそがトレーダーが一番活かせる定義だと個人的には思っている。

ビットコイン日足チャート
仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編04
黄線の高値を切り上げ、なおかつ青線の安値も切り上げているのが上昇トレンドで、その高値安値を共に切り下げている(赤線)のが下降トレンド。

備考:トレンドが発生してる期間は相場の30%で、もみ合い期間は70%と言われている。つまり相場のほとんどがもみ合い期間。

30%のトレンド発生時期にたまたまトレンドに乗れた初心者が100万→1億ということになって騒がれ、本とか出版されたりするが、その後のもみ合いと下落相場ですべてを無くす。(そういうのを沢山見てきた)

相場格言:トレードで勝つことはできるが、勝ち続けることは難しい。

ここまでは原則2のメインの内容ではない。

原則2:トレンドは3種類

長期:1年以上の明確なトレンド
中期:長期トレンドに対する調整トレンド3週間~3ヶ月
短期:中期トレンドに対する調整トレンド 数時間~3週間  

上記が3種類のトレンド
これについて私は、いまでは時間軸の数だけトレンドがあると考えてる。
1分、5分、15分、1時間、4時間、日足、週足、月足・・・キリがない。

この原則2は今でいうマルチタイムフレーム(MTF)のことを表している。
マルチタイムフレーム(MTF)とは、5分足でトレードをする時に15分足や1時間足などの上の時間軸でトレンド方向を確認することをいう。

3種類のトレンドを一つずつ見ていきましょう。

長期トレンド:これはメインとなるトレンド
ビットコイン日足チャート
仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編01
画像のように上昇しているのがわかる。
図中の黄色枠の部分が中期トレンドで、それ部分を4時間足で示したのが下図。

中期トレンド:これは長期トレンドの調整トレンド
ビットコイン4時間足チャート
仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編02
画像のようにメインのトレンドと逆行している。
図中の黄色枠部分を15分足で示したのが下図。

短期トレンド:これは中期トレンドの調整トレンド
ビットコイン15分足チャート
仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編03
画像のように、中期トレンドの中にも調整トレンドがあり、そのトレンドは中期トレンドに対しては逆行だけど、長期トレンドに対しては順行している。

図中の黄色枠Aの内部にもまたトレンドがあり、これを5分足や1分足で見るとさらに小さなトレンドが現れる。このようにトレンドはそれより小さいトレンドで常に構成されている。

※ どの時間軸を長期にするかは自由。自分がトレードする時間軸を短期として、中期、長期を決めていけばいい。

このマルチタイムフレーム(MTF)はトレードルールに取り入れると役に立つ。なぜなら、長期の調整が終わるのをいち早く知ることができれば、長期トレンドで大きな利益が狙えるから。

その長期の調整が終わるタイミングを知らせてくれるのが、中期トレンドの終了で、短期トレンドがそれをいち早く教えてくれる。これにより、損失は小さく利益は大きく狙えることになる。

これは損小利大(そんしょうりだい)といって売買ルールの上ではものすごく重要な概念。これを調整することにより、リスクリワードレシオ、プロフィットファクター(PF)などといわれるものを改善して期待値プラスのルールを作り上げる。(今は言葉は覚えなくていいです)

◇ 原則3:主要トレンドは3段階からなる

私訳:トレンドの成長過程は3段階ある。

トレンドは3段階ある

・先行期
・追随期
・利食期

先行期

これはトレンドの転換点か転換直後の時期で、この頃にエントリーできるのはプロのみ。初心者がこれを見分けることはできないし、そもそも転換しないこともあるから、資金管理がしっかり出来ていないと大きなマイナスとなる。

追随期

これは多くの人が転換したと確認してから参加する時期で、トレーダーが一番トレードしやすい時期でもある。初心者も本来はこの時期をトレード対象とすべき。ただし、参加者が多くなるので、ダマシの動きも発生したりする。

利食期

これはトレンドが終了する時期で、売買するのは危険な場所。プロはここで利確し、初心者はここでエントリーする。

追随期で大きく伸びて、マスコミやアナリスト達が取り上げることにより、未経験者が参加する時期でもある。まったく伸びないということはないけども、その伸びは続かない。理由は、最後の買い手である初心者が買ったあとは誰も買う人がいなくなるから。

上述したように、初心者が参加すべきは本来は追随期だけど、もう過ぎてしまった後。初心者には次の追加期がくるのを待てないので、結果的に利食期に参加して半年以内で退場となる。

◇ 原則4:平均は相互に確認されなければならない

私訳:相場の方向は他の指標も参考にする。

ダウ理論はそもそも株式をもとに作られているので、ここで書かれていることは為替FXや仮想通貨ではあまり気にしなくていい。

気にするとすれば、為替FXならNYダウ。仮想通貨ならビットコインとイーサリアムの方向を確認するといいと思う。

◇ 原則5:トレンドは出来高でも確認されなければならない

私訳:出来高が伴わないトレンドは本物ではない。

これも株式にだけ通用すること。
理由は、株式は一か所ですべての売買の出来高を把握しているから。

為替FXでは、そもそも出来高というものを表示していないし、表示してあってもそれはそのFX取引所だけでの出来高なので、全体の出来高とは違う。

仮想通貨では出来高が表示されていることが多いけども、それはその仮想通貨取引所だけでの出来高なので、全体の出来高とはちがう。(それでも参考程度にはなる)

◇ 原則6:トレンドは明白な転換シグナルが出るまで継続する

私訳:長期トレンドが発生すると長く継続する。

一度長期トレンドが発生すると、そのトレンドは長く続く。
経験上、転換シグナルが出てもなお、元のトレンドが続くような力は継続する。

トレンドが転換する時期はだいたいもみ合いになる。なので売りと買いが交差して、BOX(狭い範囲で上下する)相場になることが多い。

この考えは非常に重要で、この考えをもとに過去のアメリカのトレーダー達は大金を稼ぎだした。なぜそれがわかるのか?その当時の成功トレーダーの売買ルールが書かれている本が出版されているから。

◆この本がそうです 「伝説のトレーダー集団の本」

ざっくりとした内容:

リチャードデニスという有名な相場師が、ウィリアム・エックハートという相場師と「トレーダーは養成できるか否か?」という賭けをすることから始まったプロジェクト。

千人の中から10人採用して教育し、一人100万ドル(当時だと3億円くらい)の資金を渡してトレードさせるというもの。そのトレーダー達はタートルと名付けられた。

ここで教わったことは10年間口外してはならないという契約があったため、その期間が終了後にタートルの中の一人にどういうことを教わったのか?ルールは?ということを聞き出して書かれた本。

なぜこの本を紹介するかというと、上記の通り相当成功している相場師のルールがどういうものかを知ることができるから。はっきりとルールは覚えていないが、至ってシンプルな順張りだった記憶がある。

どのようなことを習い、どのようなルールでトレードしたのか?一流の考えとルールに触れることができる機会はそう多くない。それができる本。

動画では実際のチャートを動かしながら分かりやすく解説してます。

合わせて見ると理解が深まるでしょう。
(自分の声が嫌なので音声を変えてます)

トレードの勉強を始めるなら

◆ 本気でトレードを始めたいと思うなら、下記の記事が参考になるでしょう。
どこにも書いていない稼ぐトレーダーになるための10ステップを無料公開してます。


公開してる間にどうぞ。【有料級記事】

まとめ:仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編

まとめ:仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編

ダウ理論の6つの原則

  • 原則1:平均はすべての事象を織り込む
     私訳:相場価格は常に絶対である
  • 原則2:トレンドは3種類ある
     私訳:時間軸が変わればトレンド方向も変わる
  • 原則3:主要トレンドは3段階からなる 
     私訳:トレンドの成長過程は3段階ある
  • 原則4:平均は相互に確認されなければならない
     私訳:相場の方向は他の指標も参考にする
  • 原則5:トレンドは出来高でも確認されなければならない
     私訳:出来高が伴わないトレンドは本物ではない
  • 原則6:トレンドは明白な転換シグナルが出るまで継続する
     私訳:長期トレンドが発生すると長く継続する

いかがでしたか?他のサイトの説明と比べてみてください。よりトレードに活用できる視点からの解説になっていることが分かると思います。

最後に:このダウ理論は移動平均線と相性がいいです。それを組み合わせたのが「グランビルの法則」。次はこれについて書いてみます。

◆移動平均線についての解説記事はこちら。合わせて読むと理解が深まります。

最後に本の紹介

ダウ理論を知った上でトレンドラインや水平線、移動平均線を使うとよりトレードの役に立つ。

紹介してる本は練習形式になっているので、ただ読むだけよりは有益な本です。
下記以外にも数冊シリーズ本が出ています。

このシリーズ本はAmazonの Kindle Unlimited (読み放題)に対応していることが多いので、1冊/月でも元が取れます。(他にも200万冊が無料で読める)
今だと1か月無料か2ヶ月99円(2022年3月)を上手く使えば、無料で読めるので賢く使いましょう。

◆ FXトレード練習帳

◆ FXトレード練習帳 トレンドライン

私はチャートを見ただけでトレンドラインが想像で引けるようになるために、何十枚もチャートを印刷して線を引きまくりました。

※トレードはスポーツと同じで知識ではなく、技術を習得する必要があります。

◆初心者から中級者までなら繰り返し読んだ方がいい本。
デイトレード

備考:トレードの勉強を始めるなら、大事なお金を失わない為にも読んだ方がいい記事も紹介しておきます。

» 【初心者用】投資と投機とギャンブルの違いをわかりやすく解説【重要】

» 仮想通貨FXと為替FXの違いをトレーダー目線で本質解説【初心者向け】