Bea Crypto+FX クリプト・FX関連の情報を初心者向けに発信しています。 Written by Bea
・当サイトにはプロモーションが含まれています。

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いをトレーダー目線で解説【初心者向】

トレード基礎知識 トレード知識

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXとの違いを知りたい人「暗号資産(仮想通貨)FXとはなに?為替FXとは何が違うのかな?普通の暗号資産(仮想通貨)取引とどう違うの? 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者が始めるならどっちがいい?」

これらの疑問に答えます。

✓今回の記事内容
  • 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いの解説
  • 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者ならどちらを始めればいいか?

この記事を書いている私は、株とFXの合計トレード歴は15年。
ライブドアショックとリーマンショックを経験し、どちらも無傷で生き残ってます。

暗号資産(仮想通貨)FXってなんか誤解されやすいネーミングですよね。
私も最初は「?」マークでした。

この記事を最後まで読めば、暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いや、普通の暗号資産(仮想通貨)取引との違いが明確になり、初心者が始めるにはどちらがいいか知ることができます。

ーーー もくじ ーーー
  1. 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いをトレーダー目線で説明
  2. 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者ならどちらを始めるのがいい?
  3. まとめ:暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違い

 

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いをトレーダー目線で説明

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いをトレーダー目線で説明
・普通の説明
暗号資産(仮想通貨)とは、ビットコインやイーサリアムといったブロックチェーン上に作られた通貨のこと。それを法定通貨である円で取引することを暗号資産(仮想通貨)取引や暗号資産(仮想通貨)FXという。

暗号資産(仮想通貨)FXとは【トレーダー目線】

結論:暗号資産(仮想通貨)FXは株と為替FXを足したようなトレードシステムを持つ投機対象。

株トレードにあって為替FXトレードにない情報は

  • 板情報
  • 出来高

この二つです。

順に解説していきましょう。

  • 板情報とは、売りたい人や買いたい人の金額と数量をまとめて見ることができるもの
  • 出来高とは、その時行われた売買の数量を表したもの

株では、東京証券取引所というところとすべて繋がっているので、
上記の2点がすべて把握され、正確に見ることができる。

為替FXでは取引所が一か所ではなく複数ある。取引会社によって数値や出来高が違うので、全体の合計を把握するすべがない。

この点では暗号資産(仮想通貨)FXは為替FXと同じはずなのに、なぜか板情報と出来高が見れる。
※見れない取引所もある

以上が株と同じ要素です。

次に為替FXと同じ要素。

  • 各取引所によって価格が違う
  • 通貨同士の売買なので、いろんな力関係が繋がって動く
    例えば通貨A<通貨B 通貨B<通貨Cなら、通貨A<通貨Cとなる
    ※凡例 「<」 左より右が強いという意味

以上のように暗号資産(仮想通貨)FXは、株と為替FXを足したようなトレードシステムです。

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXとの違い【トレーダー目線】

結論 : 暗号資産(仮想通貨)FXには株のように「板情報と出来高」が表示されている。
ここが一番の違い。

株トレードをしたことがない人にとっては、「だから?」と思うだろうから説明します。

板情報のメリット

  • 今の値が上がる時の売り圧力がどれくらいか、一目でわかる(売りはこの逆)
  • レジスタンスライン(上値抵抗線)が数値でわかる

板情報のデメリット

  • 数値が見えることを逆利用し、「見せ板」を出して相場をコントロールしようとする悪い連中がいる ※見せ板とは、買う気もないのに、桁が違う大きな買い注文を下に出すこと(売りはこの逆)
  • これにより、初心者や素人は強気になって買ったり、弱気になって売ったりして踊らされる

「見せ板」は少し見ていれば分かるが、だからといってどちらに動くか?絶対ではない。※見せ板をする側より資金の大きいものが逆に張れば、相場は急転換する。

なので、みんなが踊らされていると分かっていても、ロスカット(損切り)基準にきたらロスカットするしかない。※これが非常にうっとうしい。

出来高のメリット

  • 大口が買った上昇かどうかがわかる(売りはこの逆)
    ※大口とは、大量の資金を持ったプレーヤー
  • 出来高を見ることにより、大きな資本がどこで入ってきたかがわかる(今後の値動きに影響する)
  • 上記を考慮して、本物の上昇か?本物の下げか?ある程度予測できる

出来高のデメリット

  • 世界中の取引の総数ではなく、その取引業者内の数値なので、あくまで参考程度にしかならない ※偏っている場合もある

以上のように板情報と出来高はトレードをする際には重要な情報を与えてくれる。
実際はもっと細かくいろいろ使えるが、ここに書くと長くなるので割愛する。

この「出来高と板情報」があるという点では、暗号資産(仮想通貨)FXの方が為替FXよりトレード情報が多く、扱えるものにとっては利点となる。

暗号資産(仮想通貨)FXと普通の暗号資産(仮想通貨)取引との違い

結論 : 暗号資産(仮想通貨)FXで買った暗号資産(仮想通貨)は外部に移すことは出来ないが、普通の暗号資産(仮想通貨)取引で買った暗号資産(仮想通貨)は外部に移すことができる。

※外部とは、他の業者や自分のウォレット(財布)のこと

普通の暗号資産(仮想通貨)取引を「現物」、暗号資産(仮想通貨)FXを「レバレッジ」と使い分けている業者もあるが、業者により表現が違ったりするので、この辺は使っている業者に確認するのがいい。

海外では外部に移せないような暗号資産(仮想通貨)売買はない。日本独自のもの。

マメ知識:「販売所」というところでの暗号資産(仮想通貨)売買がもっともコスパが悪い

「取引」以外に「販売所」というとこで暗号資産(仮想通貨)を売買する業者もあるが、そこでの取引が一番コスパが悪い。

理由は手数料として不利な価格設定で買うことになっているから。
「販売所」で買うのが一番簡単だが、一番手数料が高い(スプレッドが離れている)と心得ておこう。※スプレッドとは、買値と売値の差額。

業者により「販売所」と違う表記もあるが、特徴は買う値段数値が表示されず、買う枚数を入力するだけで買えること。

また、暗号資産(仮想通貨)取引の現物取引で手数料無料と書いてあっても、スプレッドが離れていて、実際はそれが手数料となっているところもある。
各業者に一長一短があるので、目的に合わせて総合的に判断した方がいい。

「取引所」での取引は売買に手数料がかかるが、手数料は安くスプレッドが狭いのでこちらの方がお得。ただし、初心者には取引が少しややこしく感じる。※もし為替FXでの売買経験があれば、大丈夫。

いまのところ、まだ始まったばかりなので、各社の表記がかなりバラバラで分かりづらいのが実情。

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者ならどちらを始めるのがいい?

暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者ならどちらを始めるのがいい

結論 : 初心者がトレードするなら為替FXの方がいい。

短期トレードをしたいなら、為替FXがおすすめ

理由は暗号資産(仮想通貨)FXは値動きが大きくて早すぎるので、初心者にはついていけないから。上記したように、初心者は「見せ板」で振り回されて損をする。

「見せ板」は上級者なら逆に利用できるけど、初心者には無理ゲーです。

もう一つの理由として、為替FXの方が歴史が長く、FX業者は淘汰されていくなかで、売買ツールが物凄く使いやすく進歩したから。

私は15社くらいのFX業者の売買ツールを試してきました。
中にはもうなくなったFX業者や他の会社に吸収された業者もあり、ずっとツールの変化を見てきましたが、今のツールはすごく使いやすくて初心者にやさしい。

そしてこれも大事な要素ですが、為替FXの方が少額からトレードできます。(500円の証拠金からでき、100通貨単位の刻でトレードできる)

さらにデモトレードという機能を備えたFX業者なら、お金がかからず(リスクなし)にツールの使い方やトレードに慣れることもできます。

以上のようにソフト関連が充実しているので、リスクを小さくしてトレードを始めるなら、為替FXの一択でしょう

暗号資産(仮想通貨)取引なら長期保有がおすすめ

初心者がトレードするには為替FXの方がお勧めですが、ある程度の長期保有なら、暗号資産(仮想通貨)でもいいかもしれません。
※短くて数か月保有のポジショントレードから数年のガチ保有。(ガチホという)

この場合は、保有する通貨のリサーチは必要です。

マメ知識1:暗号資産(仮想通貨)ならステーキングというお金の増やし方もある。

暗号資産(仮想通貨)を数年間ガチ保有(ガチホ)する場合はステーキングというお金の増やし方もあり。
ステーキングとは、持っている暗号資産(仮想通貨)を一定期間預けると年利3~5%得られるというもので、定期預金のような仕組と考えればいいです。

日本の定期預金の年利が0.002%ですから、1000倍以上の年利です。
日本国内の業者でもできます。※トレードを繰り返す必要がないので初心者にはおすすめ。

マメ知識2:株、為替FX、暗号資産(仮想通貨)FXトレードのうち、どれが簡単でどれが難しいか?という序列はない

(悲報)どれも初心者には難しい。

トレードをするのなら、まずは勉強して少額から実践デビューする。
そして、どれか一つのジャンルに決めて、そこで勝てるようになることを目指す。

もしくは、トータルでトントンにようになることを目指そう!
そうなれば相性もあるかもしれないので、他のジャンルに挑戦してみる価値あり。

トレードの勉強を始める

トレードの勉強を始めるなら、まずはチャート分析の基礎を学ぶ必要があります。

◆下記の記事では独学するためのロードマップを書いてます。

◆それから下記の記事は勝てるトレーダーになるためのロードマップを書いてます。
どこにも書いていない、私の経験から導きだした「稼ぐトレーダーになるための10ステップ」を無料公開しています。

※ 勉強にいい厳選されたトレード本も紹介してます。

まとめ:暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違い

まとめ:暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違い

今回の記事内容のまとめ

まとめ
  1. 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FXの違いは暗号資産(仮想通貨)FXは株と為替FXを足したようなトレードシステムで、暗号資産(仮想通貨)FXには「板情報と出来高」が表示されている。(ここが一番の違い)
  2. 暗号資産(仮想通貨)FXと普通の暗号資産(仮想通貨)取引との違いは、買った暗号資産(仮想通貨)を外部に移すことができるか出来ないかの違い。そして、スプレッド幅が大きく違うところもある。
  3. 暗号資産(仮想通貨)FXと為替FX、初心者ならどちらを始めるのがいいか?
    ・短期トレードをしたいなら、為替FXがおすすめ。
    ・暗号資産(仮想通貨)取引なら長期保有がおすすめ。

株とFXと暗号資産(仮想通貨)の違いがよくわからない。そんな初心者の方には「【初心者用】投資と投機とギャンブルの違いをわかりやすく解説」の記事がわかりやすくて参考になります。※トレードの勉強にいい本も記事内で紹介してます。

合わせて読むと、より理解が深まるでしょう。

◆ブロックチェーン、ビットコインについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
参考記事>>ブロックチェーンやビットコインとは?【初心者向けに解説】

◆イーサリアムについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
参考記事>>【基本】イーサリアムとは何か?ビットコインとの違いを簡単に解説

暗号資産(仮想通貨)の基礎を独学したい方はこちらの記事からできます。

最後に:この記事を読んで勉強している時点で、あなたは無知から始める人より一歩リードしています。あとは実行動あるのみ。勉強だけではお金は増えませんからね。