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仮想通貨トロン(TRX)とは?トロン(TRON)の特徴と今後の予測

仮想通貨

「トロン(TRX)ってどんな仮想通貨なの?デジタルコンテンツのクリエイターにやさしいって聞いたけど、どういう意味?」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 仮想通貨トロン(TRX)とは                 
  • トロンの特徴        
  • トロンの価格推移と今後の予測                  

 

これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売中。

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上記を了承された方のみこの先をお読みください。

 

仮想通貨トロン(TRX)とは

仮想通貨トロン(TRX)とは
仮想通貨トロン(TRX)は、プラットフォームのトロン(TRON)で使用される基軸通貨です。

プラットフォームのトロン(TRON)は、動画やゲーム、音楽などのデジタル作品をクリエイターが自由に発表できる場を提供しています。

つまりデジタルコンテンツに特化した分散型プラットフォーム* です。

※分散型プラットフォームとは、例えばYou TubeはGoogleが管理してる中央集権型プラットフォームですが、特定の管理者がいないプラットフォームが分散型プラットフォームです。

非中央集権型にすることで、クリエイター(アーティスト)とユーザーが直接つながるため、その間にあった広告や手数料といったものが無くなります。

アーティストへは投げ銭によって支援することができ、その投げ銭に仮想通貨トロン(TRX)が使われてます。

 

トロン(TRX)の概要

  • トークン名:トロン
  • シンボル :TRX
  • 総発行枚数:92,234,162,908
  • 価格   :$0.06237(約9.35円)(2022年11月時点)
  • 時価総額 :$5,752,776,298 (2022年11月時点)
  • 時価総額ランキング:15位  (2022年11月時点)
  • WEBサイト :公式サイト
  • WP    :ホワイトペーパー (英語)
  • 価格推移  :トロンチャート

 

トロンの特徴

  • 創始者がジャスティン・サン氏である
  • 個人でもICOを行える
  • アプリケーション(DApps)の開発ができる
  • 処理速度が非常に速い

* * *

創始者:ジャスティン・サン

創始者のジャスティン・サン氏は、中国の名門北京大学を優秀な成績で卒業し、2013年には、アメリカのペンシルバニア大学で修士号を修得。

リップルチャイナの事務所長を経験したのち、中国の大手音楽配信トーミングサービスPeiWoを起業後に2017年にTRON財団を立ち上げています。

同氏の名を世界的に広めたのは、2019年にウォーレン・バフェット氏(世界一の投資家)とのランチ権を457万ドル(約5億5千万円)で落札したことです。

今後はジャストNFTファンド(JUST NFT Fund) の設立を発表しています。これは、100万ドル以上の価値を持つNFTのアート作品を対象にする投資ファンドです。

個人でもICOを行える

ICOとは、独自のトークンを新規発行して資金調達を行うこと。

これを個人で行えるということは、クリエイターが作品制作に必要な資金調達を自分で発行した独自トークンで行えるということです。

ここでもユーザー同士が直接つながるので、中間マージンというものが発生しません。

これほどクリエイターにとって活動しやすい、クリエイターのためのプラットフォームはないでしょう。

インスタもYouTubeも結局は中央で管理している企業が、広告収入を得やすいようにシステムを作っていて、クリエイターファーストではありません。だから、使いづらい面も多いです。

アプリケーション(DApps)の開発

トロン上では、分散型のアプリケーション(DApps)を作ることが可能です。

※分散型アプリケーション(DApps)=ブロックチェーン技術を使って、管理者が存在しなくても動作するアプリのこと。

ゲームアプリや分散型金融取引のDeFiの作成もできます。

2021年にトロンを基盤にして開発されたDAppsが、ゲームアプリなど含めて300種類以上配信されています。

処理速度が非常に速い

イーサリアムによるさまざまなアプリケーション(DApps)が誕生したことにより、スケーラビリティ問題が深刻化してきました。

その後に誕生するブロックチェーンの課題の一つがこのスケーラビリティ問題の解決です。

※スケーラビリティ問題とは、利用者増加による情報処理数の増大で、処理速度の低下とガス代が高騰するという問題。

トロン上でも前述の通り、多くのアプリケーションが生まれてます。今後もさらに加速していくでしょう。そこで重要なのが、情報処理速度です。

比較例でその速さを見てみましょう。
以下は毎秒の処理件数

  • ビットコイン :  5件
  • イーサリアム : 25件
  • トロン    :2,000件 

ビットコインの400倍。イーサリアムの80倍です。

 

トロン(TRX)の価格推移

            
TRX 1D2
次にトロンの価格チャートをチェックします。

* * *

トロン対USDTの週足チャート

USDTとは、米ドルに連動した仮想通貨(ステーブルコイン)
TRX 1W
週足では綺麗な三角レンジ内を価格は推移していたのが、下降トレンドLを上に抜けてきました。

トレード用語解説:
・トレンドL(ライン)とは相場の上昇、下降のどちらに向かっているのか?方法を示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。

トロン対USDT 日足チャート

TRX 1D
0.08ドルあたりに強いレジスタンスL(オレンジ線)がありますが、今はその下のよくわからないところでもみ合ってます。

青枠で示したボックスレンジの中のさらに狭いレンジ内で価格は推移しています。

この青枠の上下ともに、それほど強いレジスタンスでもサポートでもありません。しかし、4ヶ月以上ももみ合っているので、自然にこのボックス上下は強いレジサポになってるかもしれません。

今後このボックス上下に当たった時の動きに注目です。

 

トロンの今後の予測

 
トロンはすでに多くの企業と連携をしてます。

提携企業例

  • 「Peiwo」:中国最大手の音楽配信サービス
  • 「Samsung」:韓国の大手企業
  • 「Swisscom」:スイス最大の通信事業
  • 「BitTorrent」:アメリカのソフトウェア開発会社
  • 「Opera」:ウェブブラウザを開発している会社

など、世界各国に連携企業があります。

このような提携企業が増える度にトロンの価値が上がると考えられます。

◆仮想通貨取引所に上場する。
2021年の3月にBITOPOINに上場した時には、価格が一時3倍以上になりました。

このようにトロンを取り扱う取引所が増える度に価格に好影響をもたらすでしょう。

 

まとめ:トロン(TRX)とは

  • デジタルコンテンツ専門プラットフォームの基軸通貨である
  • 創始者がジャスティン・サン氏である
  • 個人でもICOを行える
  • アプリケーション(DApps)の開発ができる
  • 処理速度が非常に速い

◆トロンとの提供企業や取引所への上場機会が増えると価格にもいい影響を与えます。

それとトロン上で開発されたアプリからヒットアップリが生れたり、プラットフォームであるトロン(TRON)の利用者と売買件数、売買高が上がっていけば、それも仮想通貨トロン(TRX)の価格上昇にもつながります。

今後の動きに注目していきたいですね。
以上でトロンの解説を終わります。

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※トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。