暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)とは?ポルカドットの特徴と今後の予測
「ポルカドット(DOT)ってどんな暗号資産(仮想通貨)なの?名前はよく聞くけど、いったいどういう特徴があるの?」
このような疑問に答えます。
- 暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)とは
- ポルカドットの特徴
- ポルカドット(DOT)の今後の予測
これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。
これからポルカドット(DOT)の購入や長期保有、ステーキングを検討している方は、ぜひ価格の推移まで読んでから買いのタイミングを計ってください。
* * *
暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)とは
ポルカドット(DOT)は、2020年8月に上場したばかりの暗号資産(仮想通貨)。
Web3 Foundationによって考案されたプロジェクトで、このメンバーにはイーサリアムの共同開発者の一人であるGavin Wood(ギャビン・ウッド)氏がいることでも知られてます。
これは、イーサリアムも同じで本来は「イーサリアム」というのはブロックチェーンの名前であり、通貨は「ETH(イーサ)」ですが、ほとんどの場合で通貨も「イーサリアム」と呼でます。
◆ポルカドットが目指すものは、異なるチェーン同士を繋げるようにすることです。
ポルカドット(DOT)の概要
- トークン名:ポルカドット
- シンボル :DOT
- 総発行枚数:11億2千万枚
- 価格 :$6.31(約 883円)(2022年9月時点)
- 時価総額 :$7,073,200,672 (2022年9月時点)
- 時価総額ランキング:11位 (2022年9月時点)
- WEBサイト :公式サイト
- WP :ホワイトペーパー (英語)
- 価格推移 :ポルカドット対ドルチャート
時価総額ランキングではかなり上位にいます。
ポルカドット(DOT)の特徴
- 異なるチェーン同士をつなぐ
- スケーラビリティ問題に対応している
- セキュリティが高い
- 多様なプロジェクトを容易につなげられる
* * *
異なるチェーン同士をつなぐ
異なるブロックチェーン同士をつなげて作動させることを「インターオペラビリティ(相互運用性)」といいます。
ポルカドットの公式サイトからの引用図
イメージとしてはこんな感じです。赤丸がポルカドットのリレーチェーン(Relay Chain)と呼ばれるブロックチェーンです。そこにはいろんな「パラチェーン」と呼ばれるもの(青丸)をくっつけることができます。
パラチェーン同士は赤丸でお互いに作動しあえる環境。
パラチェーンの拡大
このパラチェーン上には、さらにいろんなプロジェクトが可動できます。例えばNFTだったり、ゲームだったり、DeFi等々…。
パラチェーン上だけでも相当数ものプロジェクトが存在可能ですが、そのパラチェーンは、ポルカドットのリレーチェーン上に100個まで接続可能です。
スケーラビリティ問題に対応している
スケーラビリティ問題とは、利用者が増えるにつれ処理すべきことが多くなりすぎて、処理時間の延遅やガス代の高騰が起きること。
ポルカドットの場合は。この図のように沢山のパラチェーンがポルカドットのリレーチェーンに接続されています。ですからトランザクション(何かを実行させること)の処理は同時に平行処理されていくことができるので、処理速度が早いです。
セキュリティが高い
ポルカドットでは、それまでのブロックチェーンとは違う方法でセキュリティ強化を図ってます。
セキュリティをブロックチェーンのネットワークにプールさせる「Pooled Security」という仕組みを採用し、セキュリティを高めている。
これは、もし攻撃を受けそうになっても、攻撃を防ぐセキュリティが自動で作動するというもので、ブロックチェーンを安全に利用することができます。
多用なプロジェクトを容易につなげられる
先ほどのパラチェーンの拡大図ですが、パラチェーンだけでも今後100個まで増えます。そしてこの図のオレンジ枠のようにそれぞれのパラチェーン上には沢山のプロジェクトが可動できます。
将来100個のパラチェーンが接続されたと仮定して、それぞれのパラチェーンに20個のプロジェクトがあれば、100×20=2000個のプロジェクトということです。
ポルカドット帝国の出来上がりで、ブロックチェーン稼動で使われる通貨DOTはますます価値が上がるでしょう。
備考:
日本発のプロジェクトのAstar Networkはポルカドットのパラチェーンの一つです。
≫ 暗号資産(仮想通貨)アスター(ASTR)とは?ビットバンクで取り扱い開始
* * *
ポルカドットのステーキング
ステーキングとは暗号資産(仮想通貨)を預けるだけで利息が付くというもの。
ステーキングとは?高利率ステーキングのメリット・デメリット
* * *
ポルカドットの今後の予測
暗号資産(仮想通貨)のステーキングデータサイト「Staking Rewards」では、ポルカドット(DOT)は6位にランキングしています。
これはどういうことかというと、ステーキングとは一定期間通貨を預けることを意味するので、その通貨を発行している母体の信頼度が高いことを意味してます。
さらに、ステーキングする人が多いということは預けられた通貨は売買できないので、価格の安定をもたらします。少なくとも急激な下げになりにくい。
ポルカドット(DOT)がローンチされたのは2020年。まだ2年しか経っていませんが、すでにポルカドットのチェーン上には300種類を超えるプロジェクトの開発が進んでいます。
すごいスピードで成長を遂げている。
ただ、いまのところ価格にはそれが反映されておらず、他の暗号資産(仮想通貨)同様に暗号資産(仮想通貨)全体の影響下で価格は下げているのが現状。
* * *
まとめ:ポルカドット(DOT)とは
- 異なるチェーン同士を繋ぐプロジェクト
- 同時並行処理を行うので、処理速度が速い
- 「Pooled Security」によってセキュリティが高い
- 多くのプロジェクトが稼働している
この記事は投資収益の保証または特定商品の勧誘、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終的な投資や売買等の決定はご自身の判断で行ってください。下記の免責事項も必ずお読みください。
・当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもあります。
・当サイトでは投資判断の参考のための情報提供を行っていますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。
・当サイトおよび動画内の内容は私見であり、トレードを推奨するものではありません。トレードの最終判断は、ご自身で行っていただくようお願いします。
・当サイトでのリンク先で生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
・当ブログからのリンクで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
* * *
将来のための賢明な選択【仮想通貨とFXトレードの学び方】
「このままの人生は嫌だ。人生を良くしたいと考えてる人のために、仮想通貨やトレードテクニックを独学する方法や手順を解説しています。
仮想通貨で将来性のある草コインはこれ!10銘柄を厳選【今が仕込み時】
「仮想通貨はたくさん種類がありすぎて、どれを買っていいのかわからない。それに崩壊した仮想通貨もあるらしいから変なのは買いたくない。」・・・このような疑問に答えてます。国内取引所で買えて、低価格な通貨を選んでます。
◆仮想通貨の基礎学習を独学したい方はこちらの記事からできます!
仮想通貨の基礎知識を一から勉強する手順の解説【超初心者向け】
「仮想通貨に興味があるけど、いったいどういうものなのか?イメージが湧かない。難しい説明でなく、簡単に仮想通貨の基礎知識を勉強する方法はあるの?」・・・こんな人向けに、初心者でもわかりやすく解説している記事です。
仮想通貨チャートの見方、テクニカル分析のやり方を学ぶロードマップ
「仮想通貨チャートの見方を知りたい。テクニカル分析のやり方を学びたい。トレードで稼ぎたい。」・・・こんな人向けに、学ぶべき事を順序立てて紹介している記事です。
✓トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。