【2023年初めの予想】仮想通貨ビットコインとイーサリアムのチャート分析
この記事はこんな人向けです。
- ビットコインやイーサリアムの買いのタイミングを知りたい人
- ビットコインやイーサリアム買ったけど含み損が出ている人
- ビットコインやイーサリアムの重要な節がどこか知りたい人
- チャート分析を学びたい人
昨日のツイート
やっぱり直近安値を割ったけど、思ったほど下落していない。
買い手不足でもあるけど、売り手不足でもあるから、しばらくは小幅なもみ合いが続きそう🐮🐻#ビットコイン #イーサリアム #仮想通貨 pic.twitter.com/8NqTrd9b2q
— beaburu_crypto (@bea_buru) January 3, 2023
あまり大きな動きが出たわけではないですが、年が変わって2023年になったので、今年初めのチャート分析をしておこうと思います。
【2023年初めの予想】仮想通貨ビットコインのチャート分析

◆チャート分析&解説の前にこちらに目を通しておいてください。
・トレンドL(ライン)とは相場が上下のどちらに向かっているのかを示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。
※ レジスタンスやサポートに付けている番号は識別のためのもので、数字は特に意味はありません。
予想通りビットコインが安値を割った
昨年の12月15日のツイート
ベア派🐻もブル派🐮も、両方が動けないでいる。動くきっかけを待っている。
ただ、ビットコインのチャートは下落しやすい形になっている😌#ビットコイン #イーサリアム #仮想通貨 pic.twitter.com/srBUdX4rnS
— beaburu_crypto (@bea_buru) December 14, 2022
12/16のチャート分析から一部抜粋
12/15の4時間足チャート
このチャートも4時間足です。チャネルLを上抜けてきましたが、その後大きな上ヒゲ陰線となり、ローソク足組で言えば「被せ線」という下げ転換パターンの足組が出ています。
ローソク足組に関してはこちらで解説してます。
≫ 仮想通貨テクニカル分析の基本・使えるローソク足組5選【実践向】ビットコインの1時間足チャート
1時間足で見るとさらに大きな陰線による被せ線が出てます。その下に青線でサポートL1が引いてありますが、この線を下抜くまではまだ短期的な上昇は崩れません。
ですが、このサポートL1を下抜けば、上昇シナリオは崩れて再度下落する可能性が高くなります。
≫ 12/16の仮想通貨ビットコインとイーサリアムのチャート分析
1/5のビットインチャート分析(対円)
それでは今年のチャートを見ながら分析していきましょう。
9/22ビットコインの週足チャート(対円)
いつも通り週足から見ていきます。
週足で引ける下降トレンドLにまだ頭を押さえられています。
今回直近安値を下回ったことで、次の下落目標は青線のサポートL1となりましたが、まだまだ間があります。
サポートL1まではほぼサポートがありません。なので、もう少し勢いよく下落すると思ったのですが、予想に反してあまり下落勢いはありませんでした。
そのことを書いたのが冒頭のツイートです。
ビットコインの日足チャート
日足だと相当縮小しないとサポートは出てきません。
図で引いたサポートL0は一応サポートらしきポイントですが、あまり強くはないのでここで止まることは期待できなさそうです。
ビットコインの8時間足チャート
8時間足で見ても直近安値を下抜いた下落は急すぎてよくわからないので、もう少し時間軸を下げます。
ビットコインの4時間足チャート
レジスタンスLを引きましたが、これより上にはたくさんのレジスタンスLがあります。ですが、きりがないので急落場面から下だけに引いてます。
レジスタンスL1はかなり強力です。
レジスタンスL2はL1より弱いですが、あまり長く上抜けないでいると、徐々に強力になっていきます。
今の時点で週足で引ける下降トレンドLより上に位置しているので、しばらくは無視してかまわないでしょう。
ビットコインの1時間足チャート
ここに引いたレジスタンスL3は見えない左側で何度もサポートになったりレジスタンスになったりしてるラインです。まあまあ強いレジスタンスでしょう。
その下のレジスタンスL4はそれほど強くはないので、これを上抜いたとしても、そんなに強気派優勢というわけではありません。上抜いた後もさらなる下落に注意が必要です。
もしL4を上抜いたら、その起点となる安値はサポートLになりますから、そこをキープしながらL3を上抜けば、少し上昇期待が高まります。
ビットコイン通貨の今後の予想
このチャートを見てもらえばわかるように、まだまだ下降トレンド継続中です。
短い時間軸で見ると、大きく反発上昇しているように見えますが、依然として下落途中には変わりありません。
まずはレジスタンスL4、L3 を上抜くのが買い方勢の目標で、その後は週足下降トレンドラインを週足の終値でうわぬくことでしょう。
一方の弱気派にとっては、レジスタンスL4を上抜けないままもう一度下に向かって直近安値割れにチャレンジするのが目標となります。
結論:買い方は週足トレンドラインを明確に上抜くまでは優勢ではない。いまは依然として下降トレンド中。
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【仮想通貨】イーサリアム通貨の現状と今後の予想

9/22イーサリアム週足チャート(対円)
イーサリアムの方はすぐ下にサポートLがあります。
今はそのサポートL1と下降トレンドLとの三角レンジ内で動いてます。
9/22イーサリアム日足チャート
FTX破綻の時に付けた大陰線の起点にレジスタンスL1が引けます。
ですが、すでに下降トレンドLとクロスしているので、まずは下降トレンドLを上抜くのが需要になります。
イーサリアム8時間足チャート
イーサリアムの方は、直近安値をまだ下回っていません。やはりチャートは正直です。
日足で引いたレジスタンスL1が8時間足だとさらに厳密にわかります。価格は約231,000円。前後1,000円くらいはみておいた方がいいかもしれません。
その下のレジスタンスL2は約172,000円前後。このレジスタンスはそれほど強くはないですが、今後直近安値とボックスレンジを形成する恐れがあります。
イーサリアム4時間足チャート
大陰線の起点175,500円前後にレジスタンスL3が引けます。
そして、サポートL2も引けますが、あまり強いサポートではありません。
捕捉:今回明確な数値を書きましたが、あまり厳密な数値には意味がありません。なぜなら、取引所が変われば数値も変わるからです。ですが、節は取引所に関係なくだいたい同じようなところに現れますから、これを見てる人は自分が普段使っている取引所のチャートで節の価格を確認すればいいです。(だから普段は数値は書いてません。)
イーサリアム通貨の今後の予想
まずは直近安値を下回るか、レジスタンスL2を上回るかに注目。
レジスタンスL2を上抜いた場合は、下降トレンドを上抜くかどうかが重要ポイントになります。
直近安値を下抜いた場合は、サポートL1を下抜くかどうかがポイントです。
◆以上でビットコインとイーサリアムの今年最初のチャート分析を終わります。
みなさんの参考になれば幸いです。
共に頑張りましょう。
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