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仮想通貨ステーキングで不労所得。スキルなしで年利10%以上が狙える

DeFi & CeFi

仮想通貨ステーキングに興味がある人
「仮想通貨のステーキングって貯金するよりお金が増えるらしいけど、どうすればできるの?仮想通貨初心者でもできるのかな?メリットやデメリットを知りたいな。」

このような疑問に答えます。

✓この記事でわかること
  • ステーキングとはなにか?     
  • 仮想通貨のステーキングのメリット         
  • 仮想通貨のステーキングのデメリット              
これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。

仮想通貨のステーキングとは

仮想通貨のステーキングとは
ステーキングの難易度:★★☆☆☆

ステーキング本来の意味

少し難し話(飛ばしても構わない)

ステーキングとは、本来はPoS(プルーフオブステーク)というブロックチェーンの運営体系と関係があるものです。

PoSとは、保有量が沢山ある人が沢山の報酬を得るというもの。

プルーフオブステークの「ステーク」とは「掛ける」という意味で、ステーキングとは動詞の「賭ける」という意味。

つまり、多くの通貨をステーキングしている者が多くの報酬を得るというPoS運営方法の基盤なのです。

誰でもステーキングできない

ところが、ステーキングをするには高いハードル条件があります。
イーサリアムを例に説明します。

ステーキング条件

  • 32ETH以上をステーキングする必要がある
  • PCにソフトをインストールして、24時間稼働させる

ステーキング用のPCを用意して、常にパソコンを動かしていないといけないのです。

誰でも少額からステーキングできる

上述のように本来はステーキングのハードルは高いのですが、それをPCも必要なく少額からでもきるようにしたのが、DeFiなどのステーキングサービスです。

ステーキングの省略説明

ステーキングとは仮想通貨の用語で、仮想通貨を預けると金利が付いて支払われるサービス。

ステーキング=レンディングと定期預金
または仮想通貨をロックするという表現もあります。(ここではどちらもステーキングとします)

預ける期間をあらかじめ決めるタイプもあれば、いつでも引き出せるタイプもあります。あらかじめ期間を決めて預けると金利が高くなる一方で、途中で通貨を引き出せない。途中解約すると解約料が発生する。

※ 預ける期間が長いほど金利は高くなる。例えば1年より2年預ける方が金利が高い。

これは、仮想通貨を預ける期間が長くなれば、運営側にとって資金を長く確保できるということになる。だから、金利が高くなる。

ステーキングの基本ルール

  • 金利は固定ではなく、日々変わる。
  • 金利を受け取る際は、貸し出した通貨と同じ場合と、違う場合がある
  • 海外取引所でステーキングを扱っている
  • ステーキングの細かい条件は取引所によって違う

* * *

金利は固定ではなく、日々変わる

レンディングとステーキングとの違いはここです。

レンディングでは最初に決められた金利が期間中ずっと一定ですが、ステーキングは常に変化します。これは需要と供給のバランスで、需要が変わらない状態で供給(預ける人や額)が増えれば、金利は下がり、その逆では上がります。

金利を受け取る際は、貸し出した通貨と同じ場合と、違う場合がある

ビットコインで預けたのなら、金利もビットコインで支払われるところもあれば、違う仮想通貨で支払われるところもある。

違う通貨の場合は、ほとんどが取引所の独自トークンでの支払いになります。

ステーキングは海外取引所でする

日本国内ではレンディングは行ってますが、ステーキングを行っているところはないです(以前行っていたところがあったけど、今は停止している)。国内の取引所で独自トークンを発行しているところがないのをみると、法律上できないのかもしれません。(GMOコインがステーキングしているらしい)

なので、海外の取引所でステーキングを行うことになります。

もし国内でできたとしても、扱ってる通貨種類が少ないのと、金利が少ないのでレンディングと大差ないです。なぜ金利が少なめなのかというと、独自トークンでの支払いではないからです。
後述しますが、独自トークンでの金利払いはリスクがある分、高く設定もできるというわけです。

海外サイトなので、英語が基本(日本語対応しているところもある)です。英語に不慣れな方は、慎重に作業を進めた方がいいです。(私も最初は緊張しました)

ステーキングの細かい条件は取引所によって違う

ステーキングできる通貨、ステーキング期間、金利、支払い通貨などの細かい条件は取引所によって違っている。

あらかじめその取引所の条件を把握してからステーキングを行いましょう。

ステーキングの始め方

  • 1、ステーキングできる取引所でアカウントを作成
  • 2、ステーキングする仮想通貨を購入
  • 3、ステーキングサービスに仮想通貨を預ける

* * *

1、ステーキングできる取引所でアカウントを作成

Binance(バイナンス)などの海外取引所にアカウントを作成する。

実は、ステーキングするのにアカウントが必要な場合はあまりなく、ほとんどはウォレットを接続するだけで済みます。

ウォレットで代表的なメタマスクのダウンロード、使い方についてはこちらで解説。
≫ 【最新】MetaMask(メタマスク)とは? 使い方を丁寧に徹底解説
注意;
後述するデメリットで書いていますが、取引所が破綻する可能性もハッキングされる可能性もあるので、しっかりした取引所を選んだ方が安全。(上記のバイナンスはカナダ、フランス、ドイツなどで営業ライセンスを取得している取引所です)

高金利だからと、あまり聞かないような所にお金を預けると危険です。

2、ステーキングする仮想通貨を購入

海外でも国内でもいいので、まずはステーキングに必要な仮想通貨を購入します。上述のバイナンスでは仮想通貨も買えるので、そこで買えば仮想通貨を移動させることなくステーキングできる。(取り扱っている仮想通貨は数百種類)

注意;
すべての仮想通貨がステーキングできるわけではないので、事前にどの仮想通貨をどこでステーキングするか調べた方がいいです。あまり聞かない通貨ではできないこともある。

後述するデメリットで書いていますが、預ける仮想通貨自体の価格が下がれば、トータル利益はマイナスになる。なるべく安定している、強い通貨を選んだ方がリスクは小さい。

3、ステーキングサービスに仮想通貨を預ける

多くの場合は、ステーキングするボタンを押して、金額を入力し、確認ボタンを押すだけでできる。

※ いろんなサイトやブログでステーキングのやり方を解説していますから、そういうのを見ながら最初はやりましょう。

海外取引所だから最初は緊張しますが、そのうち単語も覚えるし、やり方も似ているので慣れてきます。

仮想通貨ステーキングのメリット

仮想通貨ステーキングのメリット

ステーキングのメリット

  • 銀行預金やレンディングより金利が高い
  • 手間がかからない(不労所得)
  • スキルを必要としない
  • 2重でステーキングすることができる

* * *

銀行預金やレンディングより金利が高い

現在の預金に対する金利(2022年6月)

普通預金 定期預金
ゆうちょ銀行  0.001% 0.002%
三菱 UFJ銀行  0.001% 0.002%
三井住友銀行  0.001% 0.002%
みずほ銀行   0.001% 0.002%

普通預金で0.001%、定期預金だと0.002%です。

普通預金で100万円を預けた場合、1年間で得られる利息は・・・なんと、10円です!さらにこれに税金がかかってくるので、実質は数円となります。

仮想通貨レンディングの金利

仮想通貨レンディングの金利は1%~5%あります。銀行の利子の1000~5000倍です。

100万円分の仮想通貨を預けた場合は1万円分の仮想通貨が利息としてつくわけです。

レンディングに関する詳しい記事はこちらで書いてます。
≫ 仮想通貨のレンディングで不労所得。スキルなしでも得られる年利5%

仮想通貨ステーキングの金利

レンディングでは金利5%くらいだとかなり高いです。(銀行預金と比べると高い)

それがステーキングですと10%でも当たり前にあり、仮想通貨の種類によっては500%を超えるものもざらにあります。

ステーキング
こちらはPancakeSwap(パンケーキスワップ)というDeFiサイトのキャプチャー。海外ですが、日本語対応してます。(黄色枠の数字が年間金利です)

ご覧の通り、19%とか普通にありますし、94%というものもあります。

当然ながら価格が不安定な仮想通貨ほど、金利が高く設定されているので、高ければいいというものではありません。

一番上の年利94%と書いてある通貨は、半年前と比べて価格が1/4になってます。試し程度のお金を預けているので平気ですが、ここに多くを入れるとストレスになるでしょう。

手間がかからない(不労所得)

トレードで利益を得るには売買を繰り返さないといけないけども、ステーキングなら仮想通貨を預けるだけで年利10%以上のリターンを得られます。

何もしなくていいので、ほんとうに不労所得です。

例:年利5%で100万円を1年間預ければ5万円のリターン。このリターンを含めた金額を預け続ける複利計算でいくと、10年後には162万円になります。
これが、年利10%で複利計算をすると、10年後には259万円になります。

いかに凄いパーセンテージの金利かがわかると思います。こういうのが、お金でお金を稼ぐという意味です。(ただし、リターンが高い分リスクはあります。)

スキルを必要としない

トレード(仮想通貨売買)で利益を出すには勉強と経験のスキルを必要とし、いつ売買するか?というタイミングが損益を大きく左右する。

ステーキングも厳密にはいつ買うか?は重要だけど、一度仮想通貨を買ってしまえば、後は預けておくだけで勝手に金利がつく。(副業に向いている)

2重でステーキングすることができる

これは初心者にはメリットにならないですが、一応こういうのもあるということをお伝えする意味で、簡単に説明します。

1、Aという業者に「a」という仮想通貨をステーキングすると、「a2」というステーキングを証明する仮想通貨(預かり証)が発行されます。

2、「a2」という仮想通貨(預かり証)をBという業者に持っていくとそれをステーキングすることができる。

または、「a2」という仮想通貨(預かり証)をCという業者に預け入れて、「a2」を担保に別の仮想通貨bを借りる。その別の通貨「b」をステーキングすることもできる。

これらはDeFi(ディファイ)領域の作業で、初心者の方には難しいです。
Lido(リド)やRocket Pool(ロケットプール)というところで仮想通貨(預かり証)を発行してます。

海外ではこれらを駆使して資産運用している人達もいます。
(※ 現在ではいろいろな業者があり複雑化していて、これらを全て把握するのはかなり困難。さらに、海外業者は英語なので余計に日本人にとってはやりにくい。)

仮想通貨ステーキングのデメリット

ステーキングのデメリット

  • 海外の業者でないとできない
  • 預けてある仮想通貨の価格が下落する可能性がある
  • 利息は預けてある仮想通貨とは別の仮想通貨で支払われる
  • 預金保険の対象外
  • ハッキングや詐欺により資金が盗まれる可能性がある

* * *

海外の業者でないとできない

日本国内の業者ではいまのところできません。(できてもレンディングと大差ない金利)

ステーキングができるのは海外のDeFi(ディファイ)※ と呼ばれるところです。

※ DeFiとは直訳すると”分散型金融”と呼ばれるもので、中央管理者がいない金融システムです。どこの国の人でも誰でも、自由に仮想通貨を預けたり、借りたり、交換したりすることができるサービスをすることを指す言葉。

海外なので基本英語です。
なにかトラブルがあっても、英語でしか対応してもらえないので、英語ができないと不便。(ブラウザーの翻訳機能を使うと少しはマシになる)

※ 英語ができないとなにかとリスクも高まります。(操作ミスや単語の読み違いなど)

預けている仮想通貨の価格が下落する可能性がある

預けている仮想通貨の価値が大きく下落すれば、いくら金利で仮想通貨が増えたとしても、合計はマイナスになります。逆に仮想通貨の価格が上がれば、円に対して想定以上にお金が増える。

なので、いつ買うか?というのはステーキングでも重要になる。だけど、いつ買うのがベストなのかは誰にもわからないので、価格が大きく下がった時に買うか、ドルコスト平均法※ を使って買うという方法がベター。

※ ドルコスト平均法とは、一度に買わずに分割して買うことで、高値で買うリスクを減らして買値を平均化するというもの。

ステーキング期間中は引き出すことができないところがあるので、価格が下落しても売買することができない場合もある。こういうときは、より多くの損をだす可能性もある

利息は預けてある仮想通貨とは別の仮想通貨で支払われる

ステーキングするサービスによって違いますが、預けた仮想通貨と違う仮想通貨で利息払いをするサービスも多いです。

これは隠れたリスクです。なぜなら、前述したように価値が下落する可能性が、預けてある仮想通貨と、利息でもらう仮想通貨と両方にあるから。(だからこそ、高い金利が設定されている。リスクとリターンは比例します)

多くのところが独自トークンを利息払いの仮想通貨にしている。そのため、どこでステーキングするか?というのは、すごく重要な要素になる。

ここで怪しげなところにステーキングしてしまうと、金利としてもらった仮想通貨の価値がゼロになったりすることもあります。

あと、他と比べてあまりに金利の高いものは、リスクも高いので注意が必要です。ステーキングする際は、有名なところと有名な通貨にしておいた方がいいです。

預金保険の対象外

預けてある取引所が破綻する可能性があります。この場合、預けた仮想通貨は戻ってこないと考えた方がいいです。(破綻リスク)

国内の銀行に預けているお金は、銀行が破綻しても1000万円までは預金保険で戻ってきますが、仮想通貨のステーキングはこれの対象外です。

つまり、取引所が破綻すれば基本的に預けた仮想通貨は戻ってきません。(ただし、後述するように戻ってくることもある)

そもそも海外取引所なので、日本の法律で守られてはいません。

※ ですから、どの取引所に預けるか?は重要です。
しっかりした企業、またはしっかりしたバックボーンがある取引所を選ぶほうがより安心できるでしょう。

ハッキングや詐欺により資金が盗まれる可能性がある

仮想通貨を預けてる取引所がハッキングされて、資産を失う可能性があります。

ハッキングとは、仮想通貨を預けてあるところのコンピューターに違法に侵入して仮想通貨を盗みだすこと。

仮想通貨とは現物ではなく、ただのデータなので、悪意あるプログラミングに詳しい人(ハッカーと呼ばれる)がPCに侵入して盗みます。

2018年に国内取引所のコインチェックがハッキング被害にあい、580億円相当の暗号資産が流出しました。

この時には、仮想通貨の一部が補償されたようです。NEM(ネム)という仮想通貨だけが補償の対象となった。
あと、事件翌日から全ての通貨で入出金ができなくなったので、被害に合っていない人にも不利益が生じた。(ちなみに規約上では補償をしなくても問題ないことになっていた)

このようにハッキングされるというのは世界中でもあちこちで起こっています。そして、失った資産が補償されるか否かは各取引所によって違ってきます。

ハッキングは私たちにはどうすることもできません。盗まれた仮想通貨も保証されるかどうかもわかりません。ですから、金利が高いからとあまり多くの資産を投入しない方がいいです。

詐欺に気を付ける

仮想通貨詐欺は主に偽サイトを作ってそこに誘導し、ウオレット(仮想通貨の財布)を接続させたあとに資金を盗むという手口です。

これは私たち自身で防ぐことができます。

詐欺に対する防衛策
1、検索した時に、URLを必ず確認する。
本物のサイトURLなら、シンプルで短いはずです。(やたら長いのは怪しみましょう)

2、検索した時に広告はクリックしない。
NFTの大手マーケットプレイスであるOpenSeaの偽サイトが広告でトップ出ていたことがあります。気を付けましょう。

3、最初にアクセスするときは信頼できそうなサイトからアクセスし、そのページをブックマークしたら、2回目以降はブックマークから開くようにする。

例えば私のサイトは安全です。一番最初はこういうサイトリンクからURLを開くようにしてください。

ステーキングに関するQ&A

Q:ステーキングで得た利益には税金がかかりますか?
A:はい、かかります。
  仮想通貨関連の暗号資産に関する利益は雑所得に区分されます。
  なので、利益が20万円を超えた場合は課税対象になります。  
  詳しくは、お近くの税務署にお問合せ下さい。

なお、こちらはコインチェックという企業が仮想通貨の税金について、わかりやすくまとめているページです。https://coincheck.com/ja/article/16

Q:ステーキングの金利はどれくらいですか?
A:取引所、仮想通貨の種類、預ける期間によって違います。
  金利幅はかなりあり、3%〜100%以上と上限はないくらいです。ただ、できれば20%未満くらいの方が望ましいです。もし20%以上のステーキングをするのなら、リスクがあることを承知した上で少額を投入した方がいいでしょう。

※ 2022年5月に99.99%下落して実質ゼロ価値になったLUNAという仮想通貨のステーキング金利は20%でした。時価額3兆円近くあった仮想通貨が数日で0円になってます。

Q:ステーキングの最低量はどれくらいですか?
A:取引所によって違う。
  ほとんどの場合、最低量は設定されていないはず。いくらからでも始められるので、数千円とか1万円分くらいで試してみるのがお勧めです。これで感覚を掴んでみるといいでしょう。

ただし、中には手数料だけで数千円取られるところもあるので、最後に出てくるガス代などはしっかりチェックしてから「承認」ボタンを押しましょう。

Q:ステーキング中の解約はできますか?
A:取引所によって違う。
  できないところもあれば、できるけど解約金が発生するところもある。

  ステーキングする前によく調べてから行いましょう。 

以上でステーキングの解説を終わります。
メリットとデメリットをしっかり把握した上で、行動しましょう。

◆ステーキング以外の仮想通貨を増やす方法は下の記事で書いてます。

仮想通貨の増やし方5つを紹介します


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◆仮想通貨に関して初歩的なことが分からない方は下の記事をご覧ください。

仮想通貨初心者が一番最初に読むべき記事


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