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暗号資産(仮想通貨)のロングとショート(空売り)とは?【トレードの基礎知識】

トレード基礎知識

「暗号資産(仮想通貨)取引でのロング(買い)やショート(売り)ってなに?買いはわかるけど売りってよくわからない。だれか教えて。」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 暗号資産(仮想通貨)のロングとショートとは            
  • 暗号資産(仮想通貨)の2種類の取引形態に注意         
  • 相場の上昇と下降では動き方が違う                
これを書いてる私は、株と為替FXを足してトレード歴15年。あのライブドアショックやリーマンショックも経験し、共に無傷で生き残っています。

私のツイート

「ビットコインとイーサリアム共に、ロング、ショートが均衡していてはっきりしない値動きですね。」

この記事を読めば、これの意味がわかります。

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暗号資産(仮想通貨)のロングとショートとは 

暗号資産(仮想通貨)のロングとショートとは 

ロング、ショートというのは証拠金取引と呼ばれる取引で使われるトレード用語です。為替や株、暗号資産(仮想通貨)FXなどレバレッジを効かせて取引できるタイプのもの。

トレードは、買ったものはいずれ売る(売りはこの逆)ということが前提です。

株ではショートという言い方よりも、「空売り(からうり)」という言い方が一般的。

* * *

◆ロングは目的の通貨を買うこと。買った状態を「買い(ロング)ポジションを持つ」といいます。

◆ショートは目的の通貨を売ること。売った状態を「売り(ショート)ポジションを持つ」といいます。

持っていない通貨を売るというのが、最初は違和感があるかもしれません。ですからこれを「空売り」という言い方もします。空(から)なのに売るから「空売り」です。

しばらくトレードをしているうちに慣れてきて、空売りに対する違和感はなくなります。

ポジションを持ったあと

◆買いポジションは買った後に価格が上昇すれば利益がでて、そのポジションを売って手仕舞い(てじまい)することを利確(りかく)といいます。(利益を確定するという意味)

逆に買った後に価格が下落すれば含み損となり、そのポジションを売って手仕舞いすることをロスカットといいます。

◆売りポジションは売った後に価格が下落すれば利益がでて、そのポジションを買い戻して手仕舞いすることを利確といいます。

逆に売った後に価格が上昇すれば含み損となり、そのポジションを買い戻して手仕舞いすることをロスカットといいます。

 

図で説明

BTC-JPY 10.19
図で説明するとこうなります。

さて、ロングに関しては為替FXと暗号資産(仮想通貨)と株は同じですが、ショートに関しては少し違います。

まず為替FXについて説明すると、為替FXではロングもショートも同じ扱いとなり、特に取引する場合の区別はありません。

ところが、暗号資産(仮想通貨)の場合はちょっと違います。

 

暗号資産(仮想通貨)のロングとショートの違いと注意点

暗号資産(仮想通貨)では「現物取引」と「レバレッジ取引(暗号資産(仮想通貨)FX)」という2種類の取引形態が存在し、どちらもロングをすることはできます。

でもショートは 「レバレッジ取引(暗号資産(仮想通貨)FX)」しかできず、「現物取引」ではできません。

「現物取引」は証拠金取引ではないからです。

それと、「現物取引」では「強制ロスカット」はないですが、「レバレッジ取引(暗号資産(仮想通貨)FX)」では「強制ロスカット」があります。

強制ロスカットとは、証拠金不足により、あなたの意志に関係なく買ったビットコインを取引業者側で自動的に決済されてしまうこと

ですので、長期保有が目的の場合は「現物取引」で購入してください。

株の場合も通常の口座ではロングしかできません。ショート(空売り)がしたい場合は、「信用取引」というものに申し込む必要があります。今はどうかしりませんが、以前は「信用取引」は通常の取引経験が3年以上ないとできませんでした。

 

相場の上昇と下降では動き方が違う

為替FXや株ではロングとショートの動き方のクセがあったのですが、これは暗号資産(仮想通貨)にもある程度あてはまります。

どんなクセかといいますと、
上昇する時はゆっくり波を打ちながら上がっていき、下落する時は急な動きで急落して下がります。

暗号資産(仮想通貨)の相場は為替FXや株と比べると、上昇もやや急な動きですが、それでも上昇より下落の方が急な動きです。

この値動きのクセにより、ロングよりショートを好むトレーダーもいます。なぜなら、初心者の多くはショートよりロングをするので、彼らのロスカットを狙えるからです。(これに関しては初心者向きではないので、ここで詳細は述べません)

◆以上でトレードにおけるロングとショートの解説を終わります。
違いがわかってもらえたでしょうか?

皆さんの参考になれば幸いです。

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◆初心者でも安心して使える暗号資産(仮想通貨)取引所おすすめ5選

以上で本記事の解説を終わります。
ベア
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