【完全版】OpenSeaの使い方とNFTの作り方をわかりやすく解説【画像付】
OpenSeaの使い方とNFTの作り方を知りたい人「OpenSeaとはなに?OpenSeaでNFTを作るのってどうやるの?難しいのかな?NFTに興味があるけど海外サイトで不安だし、手数料が複雑でよくわからない。」
このような疑問に丁寧にお答えします。
- OpenSea(オープンシー)とはなに?
- OpenSea(オープンシー)の使い方【登録方法】
- OpenSea(オープンシー)の使い方【NFTの失敗しない作り方と削除方法】
この記事を書いている私は、3つのマーケットプレイスでNFTを販売しています。
OpenSeaはNFT売買で、世界一のシェアを誇るマーケットプレイス。多くのNFTマーケットプレイスが乱立してるなかで、老舗になりつつある地位を築いている。
✓ この記事を読みながら作業をすれば、簡単にNFTが作れるようになります。
- ーーー もくじ ーーー
もくじ
OpenSea(オープンシー)とはなに?
OpenSeaの特徴
- OpenSeaとは世界最大のNFTマーケットプレイス
- OpenSeaのNFTマーケットシェア率、取引高は世界一
- イーサリアムとポリゴンと二種類のチェーンが選べる
順に解説します。
OpenSeaとは世界最大のNFTマーケットプレイス
OpenSeaとはNFTの作成と売買ができるNFTマーケットプレイスです。
NFTマーケットプレイスとは、NFTアート売買ができるサイトという意味合いですが、これに加えてNFTを制作することもできます。
使用や登録は無料ですが、厳密にはお金がかかる場合がある。
※ 後述する2種類のブロックチェーンによっても違う。
✓ これに関しては後述する「ブロックチェーンの種類を決める」でまとめてます。
OpenSeaのNFTマーケットシェア率、取引高は世界一
OpenSeaのNFT売買のシェア率は約90%。(ほぼ独占状態)
OpenSeaの月間取引高は2021年8月は34億ドル、12月は32億ドル。2022年1月は1/20時点で38億ドルを超え、どんどん最高値を更新しています。(ちなみにドル表示なので、円換算だとこれに115を掛けた数字になる)
左のドット絵:crypto pancks や 右のサルの絵:Bored Ape Yacht Clubなど有名なNFTも売買されています。※サルの絵の方はジャスティンビーバーが1.5億円で購入したもの。
✓ さらに有名人なども出品してますが、誰でも登録ができて自分の作品を出品できます。
イーサリアムとポリゴンと二種類のチェーンが選べる
これは初心者にとっては理解が難しいでしょうが、一つの建物内に2店舗あると考えてください。2店舗は会計も支払い通貨も別です。
イーサリアムチェーンとポリゴンチェーンと2種類あり、それぞれメリットデメリットがある。
※ 詳しくは後述する「ブロックチェーンの種類を決める」を参照してください。
OpenSea(オープンシー)の使い方【登録方法】
それでは、Open Seaに接続してNFTを作ってみましょう!
NFT作成手順は下記の通り
- 1、OpenSeaに接続して設定
- 2、ブロックチェーンの種類を決める
- 3、コレクションを作成する
- 4、NFTを作成する
1、OpenSeaに接続して設定
設定手順
・メタマスクと接続
・プロフィール設定
OpenSeaにアクセス
まずは下記のアドレスからOpenSeaアクセス。
» https://opensea.io/
※ 上記のサイトからアクセスしたら、そのページを保存して、次回からは保存からサイトにアクセスしましょう。(偽サイトを避けるため)
右上①の「三本線」をクリック→②の「connect wallet」をクリック
すると下図のようにウオレット候補が出てきます。
「【最新】MetaMask(メタマスク)とは? 使い方を丁寧に解説」
メタマスクと接続
「MetaMaskマスク」をクリック→「接続」をクリック
この画面が出たら接続完了。右上の×で小窓を閉じる。
これがあなた専用のトップページになります。
上の青丸にマウスを重ねると必要項目がでてくる。
プロフィール設定
まずはプロフィール設定をしておきましょう。
青丸にマウスを重ねた時にでてくる小窓。
②がプロフィール設定で ③がコレクション設定。いまは②をクリック。
メタマスクで承認の署名窓が開くので「署名」をクリック。
②:経歴
③:メールアドレス
④:ツイッターアカウント
⑤:インスタグラムアカウント
⑥:HPのURL
A:アイコン画像(クリックすれば変更できる)
B:上部のアイコン背景画像(クリックすれば変更できる)
ここでプロフィールを設定していきます。
必須項目を埋めたら、一番下の「Save」をクリック。
※ 他は後でも記入可能。必須項目もあとで変更可能。
先ほど入力したメールアドレスに承認メールが届くので、「青色ボタン」をクリック。
2、ブロックチェーンの種類を決める
次にイーサリアムかポリゴンかどちらのチェーンで作るか決めます。
チェーンの違い
✓ イーサリアムは1枚ずつしか作れないが、ポリゴンは一度に複数枚作れる。
つまり大量の複製を作るのはポリゴンが向いている。
✓ イーサリアムは売買で手数料がかかるが、ポリゴンはほとんどかからない。
お金をかけたくない。試しでやってみたいならポリゴンが向いている。
一方、本気でNFTをやるのならイーサリアムが向いている。
ガス代の違い
ガス代とは結局手数料と考えていい
ガス代は毎日、数十秒毎に変化するので、いくらですということは断言できない。
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・送るとはNFTを他のアドレスに送信する時のこと。
・売れた時にはOpen Seaに2.5%手数料がガス代とは別にかかる。
今現在(2022年2月)イーサリアムの価格が下落しているので、円で考えれば安くなっている。
結論:お試しでやってみたい、お金をかけたくない人はポリゴン。真剣にNFTを運用する人はイーサリアムがいいでしょう。
OpenSea(オープンシー)の使い方【NFTの作り方】
先にコレクションを作ります。
3、コレクションの作り方
使うチェーンが決ったら、まずはコレクションを作りましょう。
コレクションとは、作品を入れておく箱みたいなもの。
右上の青丸にマウスを乗せると、小窓が開くので「collections」をクリック
「青ボタン」をクリックすると下図の設定画面が開きます。
※ ちなみに、Open Seaは日本語対応ということになってますが、日本語訳にするとページがフリーズしたり不安定になります。
②:ホームページやカテゴリーページに載る画像
③:コレクションページの上部
④:コレクションの名前
⑤:コレクションのサイトのURL
⑥:コレクションの説明
各項目は上記の通り。この画面で入力していきます。
A:HPや各SNSのアドレス
⑦のカテゴリーをクリックすると色々出てきますが、だいたいはアートかその下のコレクティブになると思います。その下には上から音楽、写真、スポーツ、トレーディングカードがある。
※ コレクティブとはコレクションシリーズのこと。
⑧:Percentage fee:ロイヤリティ
⑨:チェーンを選ぶ
ここは重要です。
ロイヤリティとは、売れた作品が転売された時にあなたに入ってくる手数料のこと。
だいたい5~10%くらいが相場みたいですが、気にせず決めていいでしょう。
⑨は先述したイーサリアムかポリゴンかを選ぶところです。
⑧の項目を入力すると、アドレス入力欄がでてきます。
これはロイヤリティが発生した時の送金アドレスなので、自分のアドレスを入力しましょう。
やり方は上記の通り。メタマスクを開いて、アドレスをコピペするだけです。
その下はレイアウトですが、気にする人はいじってみてください。
後でも変更できます。
入力し終わったら、一番下の「Create」ボタンを押します。
4、NFTの作り方
つぎにNFTを作成しましょう。
画像デジタルデータをNFT化することをミントといいます。
先に作ったコレクションのトップページの右上にある「青ボタン」をクリック
※ 左の鉛筆マークからコレクションの編集ができます。
②:名前
③:作品のサイトがあればそのURL
④:作品の説明
上記のように設定
⑥:NFT購入者だけが見れるコンテンツ
⑦:露骨で機密性の高いコンテンツ
⑧:作成枚数 (イーサリアムは一つしか作れない)
⑨:ブロックチェーンの種類
(イーサリアムかポリゴンかここでも選べる/あとで変更不可)
⑤:作品の属性とは、例えばキャラ設定なら、
防御力、攻撃力とかどんな能力があるかなど、自由に設定できるようになってます。
設定しなくてもOK。
※ 最初に表示してある:プロパティ、レベル、ステータスも編集できます。
⑥:購入者だけが見られるコンテンツを作ってる場合はON
⑦:過激な表現の時はON
以上を設定したら、一番下の「create」をクリック。
これで、NFTが完成しました。
この画面右上の「Edit」から作品の編集ができます。
「青ボタン」からは販売設定ができます。
削除の仕方
コレクションの削除方法
右上の「鉛筆マーク」をクリック。
一番下までスクロールすると上図のように削除のボタンがあります。
これをクリック。
最終確認の小窓が開くので、「青ボタン」をクリック。
これでコレクションの削除完了。
NFT作品の削除方法
コレクションページから削除したい画像を選びます。
右上の「Edit」をクリック
一番下までスクロール
右下に「アイテム削除」ボタンがあるのでそれをクリック。
もう一度確認がでるので、「青ボタン」をクリック。
これで作品の削除完了。(※ 出品中のものは削除できません)
【簡単】オープンシーでNFTの買い方と売り方を画像付きで徹底解説!
OpenSea(オープンシー)でNFTの売買方法を知りたい。どうやってやるの?間違って変な手数料がかかるのは嫌だな。わかりやすく誰か教えて欲しい。こんな疑問に丁寧にお答えします。
◆NFTについてもっと知りたい方はこちらの本が最適です。
※ Amazonの
Audible(オーディブル)なら音声で聞くことができるので、何かしながらでも聞けて読む手間が省ける。無料体験期間を上手く使えばこの本を無料で聞けます。
まとめ:OpenSea(オープンシー)の使い方
今回の記事のまとめ
- OpenSea(オープンシー)とは世界最大のNFTマーケットプレイス
・OpenSeaとは世界最大のNFTマーケットプレイス
・OpenSeaのNFTマーケットシェア率、取引高は世界一
・イーサリアムとポリゴンと二種類のチェーンが選べる - OpenSea(オープンシー)の使い方 登録方法とNFTの作り方
・OpenSeaに接続して設定
・ブロックチェーンの種類を決める
・コレクションを作る
・NFTを作成する
これでNFTが作れました!
次は販売や購買の方法です。
メタマスクに必要な暗号資産(仮想通貨)はETH(イーサリアム)だけでいいです。
ポリゴンは国内の取引所では扱っていないので、メタマスを使って交換します。
◆メタマスクをまだ作っていない方は下記の記事を参考にして、先にインストールする必要があります。
インストール後はイーサリアムをメタマスクに入金しておきましょう。
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