【初心者向】暗号資産(仮想通貨)のリスクは何がある?リスクのまとめ解説
暗号資産(仮想通貨)のリスクをきちんと把握してますか?
暗号資産(仮想通貨)を始める前に知っておけば損失を未然に防げます。
この記事はこんな人向けです。
「これから暗号資産(仮想通貨)を始める人。NFTや暗号資産(仮想通貨)ゲームをしようとしている人。見よう見まねで始めてみたけど、ちゃんとリスクを把握していない初心者の方」
暗号資産(仮想通貨)のメリット&デメリットについてはこちらで書いてます。
≫ 暗号資産(仮想通貨)のメリットとデメリットのまとめ&解説
暗号資産(仮想通貨)詐欺に関してはこちらで対策も含めて書いてます。
≫ 暗号資産(仮想通貨)詐欺に関する解説と誰でもできる対策方法
もくじ
暗号資産(仮想通貨)のリスクは何がある?
暗号資産(仮想通貨)デメリットや詐欺と重複するところもありますが、詐欺はリスクの一つであり、デメリットは必ずしもリスクではないので、ここではリスクだけについてまとめます。
私は2021年から暗号資産(仮想通貨)に触れて、リスクなどまったく理解しないまま大金を放り込みました。(もう少し慎重にしていれば、その後の暴落で大きなチャンスを得られたと少し後悔してます。)
これから暗号資産(仮想通貨)を買おうとしている人や、NFT、GameFiなどのクリプト世界に触れようとしている人に同じ後悔は避けて欲しいと思いこれを書きます。(あと自分自身のまとめのため)
まずはどんなリスクがあるのかを知りましょう。
暗号資産(仮想通貨)リスクの種類
- 詐欺が多い
- 暴落する可能性が高い
- 数年後無くなっている可能性がある
- ハッキングで資産を盗まれる
- 元本割れが起きる
- その他のリスク
* * *
ひとつずつ解説。
詐欺が多い
暗号資産(仮想通貨)関連の詐欺は多いです。
ですが、これに関しては法定通貨も同様に多いので、特に暗号資産(仮想通貨)だけがリスクがあるという訳ではありません。
それと、実生活において詐欺にあわないようにしている方なら普通に避けられるリスでもあります。
◆暗号資産(仮想通貨)詐欺の種類
- 人を介した詐欺
- アプリを介した詐欺
- 偽サイトを介した詐欺
- フィッシング詐欺
暗号資産(仮想通貨)特有の詐欺としては、偽アプリや偽ゲームなどがあります。そういうのにウォレットをアクセスさせて資産を奪うというもの。
まあ暗号資産(仮想通貨)関連でなくとも Apple、Google Playなどにはウィルスを仕込んだアプリがあったりしますから、リスクという面では法定通貨でも同じです。
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暗号資産(仮想通貨)詐欺に関してはこちらで詳しく解説してます。
【初心者必見】暗号資産(仮想通貨)詐欺に関する解説と誰でもできる対策方法
「暗号資産(仮想通貨)を始めたいけど、よくわからないことが多くて怖い。暗号資産(仮想通貨)を始めたけど、いつハッキングや詐欺にあうか不安な初心者」 ・・・この記事はこんな人向けです。詐欺の手口を知ることは、最大の防衛手段でもあります。面倒かもですが、一度目を通すとリスクを減らせれます。
* * *
暴落する可能性が高い
暗号資産(仮想通貨)は価格変動幅(ボラティリティ)が大きいです。
たった数日で90%下落することもあれば、数日で400%上昇することもあります。
ボラティリティが大きい事はメリットでもありますが、大きなデメリットでもあり、気が付いたら急落していたということが起きます。株や為替よりも変動が激しいので、あまり大きな資金を一度に投入しない方がいいです。
よく言われている一番いい購入方法は分割方法です。資金を分割して、買う時期をずらしながら買うという方法。この方が平均単価が下がる確率が高い。(時期が悪いと単価が上がることもある)
数年後に無くなっている可能性がある
「無くなる」と書いてますが、実際に無くなるのではなく「価値が実質ゼロになる」という意味です。ブロックチェーンの特性として一度作られたものは消すことはできません。
いま発行されている暗号資産(仮想通貨)は数百種類あり、有象無象のような状態です。その中で10年後ゼロ価値になっている暗号資産(仮想通貨)はかなりあると思います。
なので、あまり聞いたことのないような暗号資産(仮想通貨)には手を出さない方が身のためです。もし買う場合は、暗号資産(仮想通貨)を発行しているプロジェクトが何をしているのか?とか、何に使われている暗号資産(仮想通貨)なのか?ということを理解した上で買わないと危険でしょう。
株でもたまにこのようなことがありますが、滅多にありません。為替ではほとんどないでしょう。暗号資産(仮想通貨)が一番確率的に高いリスクです。
備考:
価値が下がることに関しては、DeFiで行うステーキングやファーミングなどでもリスクがあります(インパーマネントロスという)。
どちらも年利で暗号資産(仮想通貨)が増えますが、それは暗号資産(仮想通貨)の価値が一定という前提条件があってはじめて資産が増えるということになります。暗号資産(仮想通貨)価値が下がれば合計資産は減ります。
インパーマネントロスの場合はちょっと理解が難しいですが、このリスクを理解せずにファーミングを行うのは危険です。私も最初は利回りが良いという理由だけで選んでいたのですが、後になって損をしてからそれが間違っていることに気づきました。
≫ 暗号資産(仮想通貨)ファーミングで不労所得。スキルなしで年利20%以上が狙える
≫ 暗号資産(仮想通貨)ステーキングで不労所得。スキルなしで年利10%以上が狙える
ハッキングで資産を盗まれる
前述したステーキングやファーミングで通貨を預けていたり、暗号資産(仮想通貨)取引所に置いてある暗号資産(仮想通貨)はその預け先がハッキングされた場合に資産を失う可能性があります。
これは日本の暗号資産(仮想通貨)取引所「コインチェック」でも実際に起きてます。
また、GameFiなどのゲームでもハッキング事件はあります。この場合に私たちにできる防衛手段はあまりありませんが、ステーキングなどをしていない暗号資産(仮想通貨)は個人で管理できるソフトウォレットやハードウォレットに移して、自己管理するという防衛手段はあります。
ステーキングやファーミングしている場合は資金を移すことはできないので、なるべく有名で大きな取引所を選んで通貨を預けるようにしましょう。または過去にハッキングを受けた際に資産を補償しているところもありますから、そういうところを選ぶといいです。(ググるとでてきます。)
元本割れが起きる
株や為替FX、先物などの投資や投機でもありますが、元本(元金)を割る可能性があります。このリスクは暗号資産(仮想通貨)に限ったことではないので、投資や投機のリスクといった方があってるでしょう。
先述したレンディングやファーミングなどは暗号資産(仮想通貨)価格そのものが下がれば、法定通貨に換算した時は資産が下がったことになります。
レンディングでは元本が補償されているところもありますが、その分リターンは少ないです。(それでも普通預金の年利より1000倍以上ある)
※ レンディングを行っている企業が倒産した場合は元本は補償されません。これは株や為替も同じです。
その他のリスク
◆1:アドレス入力ミス
暗号資産(仮想通貨)の送受信をする時にアドレスを入力しますが、
そのアドレス入力をミスして送金してしまうと、暗号資産(仮想通貨)はどこかに消えていってしまいます。(これをオウンゴックスという)
対策としては基本コピー&ペーストで行います。QRコードが使える場合はそれを使うのもいいです。私の場合は、コピペしても目視による一字一句の英数字を確認します。特に初めて使うアドレスの時は。
それともう一つの対策は2度に分けて送るというものです。まずは少額を送金して無事に受金できたのを確認してから残りを送るというもの。
ネット上には、手数料がもったいないから一度に送金しましょう。などど書いてあるところがありますが、間違ってます。無くなってもかまわない金額ならいいでしょうが、大きめの金額の時は2度に分けることをお勧めします。
私は今のところ一度も送金ミスをしたことがありませんし、未だに送金する時は緊張感を持って行っています。思い出してください、暗号資産(仮想通貨)全体の20%が入力ミスにより無くなっていることを。
◆2:ウォレットのシークレットリカバリーフレーズ
自己管理をしなければいけないウォレット(暗号資産(仮想通貨)を入れる財布)のパスワードやシークレットリカバリーフレーズを無くした場合、もう誰にもウォレットから資産を引き出すことはできません。
パスワードだけ無くした場合は大丈夫ですが、シークレットリカバリーフレーズまでも無くした場合はどうにもなりません。便利な分、自己管理が重要ですから十分に注意しましょう。
◆3:英語表記
NFTやDeFiなどのサイトは海外サイトなので英語表記です。英語をよく理解せずに誤って操作するというリスクもあります。対策としては翻訳アプリやブラウザーの拡張機能を使って、時々翻訳しながら慎重に作業を進めましょう。
◆4:税金
税金がややこしいので、知らなかったでは済まされないこともあります。後で追加課税される時は延滞金も加算されるので、20万以上の利益が出た場合も含め、税金のことはきちんと勉強しておきましょう。
こちらの外部サイト(コインチェック)ページでは暗号資産(仮想通貨)の税金について、わかりやすくまとめられてます。https://coincheck.com/ja/article/16
◆5:変化が早い
暗号資産(仮想通貨)の世界は変化が激しいです。本当に変化のスピードが早いので、いつのまにか送受信の方法が変わっていたり、ルールが変わっていたり、受金用アドレスが変わったりします。
あと、久しぶりに暗号資産(仮想通貨)を動かす人も要注意です。以前はこの方法で暗号資産(仮想通貨)の送受信ができたという方法が変わっているかもしれません。
レンディングやファーミングサービスも同じです。ときどき自分が預けているところをチェックしましょう。
日本の企業でしたら、メールをきちんと受信し目を通すことでだいたいは把握できます。海外の企業だとTwitterやディスコードなどで変更をお知らせしているところもありますし、メールで教えてくれるところもあります。(どちらも英語)
あとは、暗号資産(仮想通貨)関連のニュースをこまめに読むこともいいかもしれません。
まとめ
- 詐欺が多い
- 暴落する可能性が高い
- 数年後無くなっている可能性がある
- ハッキングで資産を盗まれる
- 元本割れが起きる
- その他のリスク
・アドレス入力ミス
・シークレットリカバリーフレーズ
・英語表記
・税金
・変化が早い
* * *
なんかリスクだらけで怖いと感じる人も多いでしょう。
ですが、実際にあるリスクです。
それでも多くの人が暗号資産(仮想通貨)を始める理由は、お金を増やせるというメリットがあるからにほかなりません。リスクとリターンは比例します。
暗号資産(仮想通貨)は怖いという意識を多少持ったまま行動するのが一番安全だと思います。なぜなら、怖いという感情は自己防衛のために働くからです。
暗号資産(仮想通貨)を少しやっていると段々慣れてきて怖さが薄れてきます。そういう時が一番危ないのかもしれません。お互い無駄なところで損失を出さないためにも、注意しながら慎重に行動していきましょう。
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