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Binance(バイナンス)が日本上陸。既存海外アカウントはどうなるのか?

ニュース 取引所

11月30日にバイナンスが日本進出を発表しました。

世界最大手の暗号資産取引所バイナンスは11月30日に日本進出を発表。日本の厳格な金融庁の規制遵守の上での参入です。

Binance(バイナンス)が日本上陸。 

Binance(バイナンス)が日本上陸
これに伴って2022年12月から、日本居住者は本家である海外バイナンスの新規口座開設はできなくなりました。

このブログでも再三お勧めしていた海外取引所のバイナンス口座はもう開設できません。残念ですね。

同じバイナンスという名前でも、日本の規制に則った場合は取り扱える暗号資産(仮想通貨)はすべて審査を経なければなりません。だから、多くても20種類くらいになるでしょう。

一方の海外バイナンスは300種類以上あります。

それ以外にイールドファーミングとかの扱いがどうなるのか?未知な部分も多い。1つだけ確実なのは、海外バイナンスに比べてサービスは縮小されるでしょう。

イールドファーミングについてはこちらで解説してます。
≫暗号資産(仮想通貨)ファーミングで不労所得。スキルなしで年利20%以上が狙える 

既存海外アカウントはどうなるの? 

11月に破綻し、破産申請したFTXが日本進出した時は、既存の海外アカウントは完全にFTXJPに移行しました。

これにより、日本居住の利用者は海外FTXアカウントを失い、利用できなくなってます。

バイナンスはまだこれに関してなにも発表はしていませんが、もしかしたら金融庁などの要請で完全移行をすることになるかもしれません。

そうなると、海外バイナンスで受けられていたサービスや取引できていた暗号資産(仮想通貨)が扱えなくなるので、痛いです。日本居住ということが、クリプト世界での大きな足かせとなるかもしれません。

◆バイナンスはグローバル化を目指しており、すでに各国のライセンスを取得してます。

例えばフランス、イタリア、スペイン、バーレーン、アブダビ、ドバイ、ニュージーランド、カザフスタン、ポーランド、リトアニア、キプロス、カナダで規制当局の承認を得ている。

バイナンスは22年9月時点で、暗号資産交換業者として金融庁への業登録申請を検討していた。

以前にも2020年に日本市場進出に向け、ヤフーグループ出資のTaoTao株式会社(当時)と進めていた戦略的提携の交渉をしていたが、その後に何らかの事情で頓挫し断念したと発表している。

サクラエクスチェンジを買収 

今回、日本進出にあたり、株式会社サクラエクスチェンジビットコインを買収。

11月30日の臨時株主総会において、株主の変更および役員の変更を決議。

バイナンス:Binance (AP) Holdings Limitedへの全株式の譲渡と、新経営体制へ移行することを発表した。

日本の暗号資産(仮想通貨)市場シェアは、暗号資産(仮想通貨)バブルを迎えた2017後半〜2018年前半をピークに、コインチェックのハッキング事件や規制強化などの影響で大きく減少していたが、依然として高い存在感を残してきた。

バイナンスはFTXが日本進出した時と同じように、すでに国内事業者として登録済みの交換業者買収を図ることで、運営開始までの手続き簡略化および時間短縮を図ったものとみられます。

サクラエクスチェンジでは11月30日現在、11種類の通貨ペアを取り扱っている。

取り扱いペア

  • BTC/JPY
  • ETH/JPY
  • BCH/JPY
  • XRP/JPY
  • LTC/JPY
  • ETC/JPY
  • XEM/JPY
  • MONA/JPY
  • ADA/JPY
  • XYM/JPY
  • COT/JPY

バイナンスが発行しているネイティブトークンである「BNB」をはじめ、バイナンスの強みである多種多様な銘柄について、国内交換業者が取り扱い可能となる金融庁の認可済み暗号資産(仮想通貨)(通称:ホワイトリスト)がどこまで対応できるかを含め、今後の展望が注目されます。

日本は暗号資産(仮想通貨)取引所においてガラパゴス状態になるのか?
今後のバイナンスの発表に注目です。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。

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