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暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)とは?イーサリアムの特徴と今後の予測

暗号資産(仮想通貨)

「イーサリアムってどんな暗号資産(仮想通貨)なの?ビットコインはなんとなくわかったけど、イーサリアムっていまいちよくわからない。」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)とは             
  • イーサリアムの特徴        
  • イーサリアムの今後の予測            

これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。

別記事ではイーサリアムをかみ砕いてわかりやすく解説しています。合わせて読むと理解が深まるでしょう。

↑上記の記事で書いてあること
・イーサリアムとは何?ビットコインとの違い
・イーサリアムのガス代問題とイーサリアム2.0とは?
・イーサリアムの問題とLayer1、Layer2およびブリッジの関係について
・イーサリアムのステーキングでお金を増やす

イーサリアム 取り扱い取引所
≫ bitbank(ビットバンク)公式サイト
≫ GMOコイン 公式サイト
≫ ビットポイント 公式サイト
※ 口座開設は無料で10分でできます。

 

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)とは

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)とは 
イーサリアムは2013 年に当時 19 歳のヴィタリック・ブテリン氏によって考案されました(天才)。同年にブテリン氏はイーサリアムのホワイトペーパーを公表。

2015年7月にイーサリアムが一般公開される。

イーサリアムを語る上で欠かせない要素。

  • スマートコントラクト
  • PoWからPoSへ移行
  • スケーラビリティ問題
  • Layer1(レイヤー1)、Layer2(レイヤー2)

これらについては、上記でも書いた別記事で詳細に解説してますので、そちらをどうぞ。

重要
この記事では、イーサリアムではなくてイーサ(ETH)について書きます。実は暗号資産(仮想通貨)ETHは本当は「イーサ」と呼び、「イーサリアム」とはイーサリアムブロックチェーンのことを指していて本来区別されるのですが、日本ではどちらも「イーサリアム」という呼び名になってしまいました。

 

イーサリアム(ETH)の概要

  • トークン名:イーサリアム
  • シンボル :ETH
  • 総発行枚数:122,601,937枚
  • 価格   :$1,326.2(約185,600円) (2022年10月時点)
  • 時価総額 :$162,596,157,130(2022年10月時点)
  • 時価総額ランキング:2位  (2022年10月時点)
  • WEBサイト :公式サイト
  • WP    :ホワイトペーパー (英語)
  • 価格推移  :イーサリアムチャート

 

イーサリアム(ETH)の特徴

  • スマートコントラクトを始めて実装した通貨
  • DApps(分散型アプリケーション)構築のアプリケーション
  • DAO事件によりイーサリアムクラシックと分岐した

* * *

スマートコントラクトを初めて実装した通貨

スマートコントラクトとは、あらかじめ決められた契約を条件に基づいて自動で実行してくれる仕組みのこと。

わかりやすい例えだと、自動販売機にお金を入れてボタンを押せば飲み物が出てきますよね?中に人が入っているわけでもないのに。

このように自動化された対応、反応をするようにプログラミングされたものがスマートコントラクトです。

DApps(分散型アプリケーション)構築のアプリケーション

スマートコントラクトによりさまざまなサービスが行えるようになりました。

例えばNFT、DeFi、NFTゲーム等はスマートコントラクトがあるおかげで生まれたサービスです。イーサリアムはこれらDAppsのプラットフォームとして大きく発展拡大していきました。

ビットコインの後に誕生してますが、その多用性は比じゃないです。

そしてさまざまなDAppsで使用されるガス代はETHで支払うことになりますから、ETHの需要は増すばかりです。

備考:
この需要増加に伴ってスケーラビリティ問題というのが発生しました。

スケーラビリティ問題とは、利用者増加で処理速度の低下による延遅とガス代が高騰するという問題。

ビットコインにもこの問題はありましたが、イーサリアムの方では、はるかに深刻な問題になってました。(一時はガス代だけで数十万円という高騰)

この問題を解決するために、新たにさまざまなプラットフォームが誕生し、それにともなって新たな暗号資産(仮想通貨)も誕生してます。

DAO事件によりイーサリアムクラシックと分岐した

The DAO事件とは、THE DAOというイーサリアムを利用したベンチャーキャピタル運営を行うプロジェクトがありました。

平たく書くと、「みんなから暗号資産(仮想通貨)イーサ(ETH)を集めて投資しよう。」というプロジェクトです。いわばファンドですが、面白いのは投資先を参加者の投票によって決めるというやり方です。

このファンドに集まったETHから、約360万ETH(当時で約52億円)をハッカーに盗まれてしまった事件が「The DAO事件」です。

この時の対処方法で意見が分かれ、ハードフォークによってイーサリアムクラシックと分岐したのです。このことについては下の記事で詳しく解説しています。

合わせて読みたい記事
≫ 暗号資産(仮想通貨)イーサリアムクラシック(ETC)とは?ETCの特徴と今後の予測

もともとのイーサリアムの方が、「イーサリアムクラシック」と名前を変え、新しく誕生した方が、「イーサリアム」の名を継承しました。

 

イーサリアムの今後の予測

 

先述したスケーラビリティ問題に対処するために、さまざまなプラットフォームが誕生しています。

イーサリアムチェーンを利用した、Layer2(レイヤー2)と呼ばれるチェーンや、イーサリアムキラーと呼ばれる新たなブロックチェーン(Layer1)が誕生しています。(レイヤー1)

これを書いている2022年から10年後の2032年に生き残っているのは、どのプラットフォームか?誰にもわかりません。

今も沢山のプラットフォームが生まれてますが、これからさらに増えるかもしれません。まさに、暗号資産の戦国時代がやって来ようとしています。

ただ、イーサリアムはなにも手を打たないわけではありません。PoWからPoSに移行したアップグレード「マージ」の次はスケーラビリティ問題に対処する「サージ」です。

イーサリアムの生みの親であるブテリン氏はマージが完了しても、イーサリアムは約55%しか完了しないと明かしてます。まだ半分の完成度でここまでの普及を見せているのが、イーサリアムなのです。(ブテリン氏の鳥瞰的な計画にもおどろかされます)

次々と生まれてくる暗号資産(仮想通貨)はイーサリアムよりも処理速度が速く、ガス代も低料金です。ですが、ハッキング被害に合うものも少なくありません。スケーラビリティ問題の解決とセキュリティの脆弱性はバランスをとるのが難しく、両方を最適化させることは困難です。

イーサリアムのガス代は高いですが、セキュリティは他のものより上です。セキュリティを維持したまま、ガス代を下げ、処理速度を速くできるのなら、イーサリアムはこれからも安泰でしょう。

 

まとめ:イーサリアム(ETH)とは

  • 初めてスマートコントラクトを実装した通貨
  • さまざまなDAppsを構築できるアプリケーション
  • スケーラビリティ問題でライバルチェーンが生まれている
  • DAO事件をきかっけにハードフォークで分岐した
  • PoWからPoSに初めて移行した暗号資産(仮想通貨)

◆私見では、数十年後はビットコインと双璧を成す暗号資産(仮想通貨)になっていると思います。それくらい今もアップデートで進化し続けているのがイーサリアムです。

以上でイーサリアム(ETH)の解説を終わります。
ベア
ベア

 

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