【仮想通貨】リップルチャートの分析と今後の予想【テクニカル分析】

リップルのチャート分析や今後の予想を知りたい人「リップルチャートを分析してみたいけど、どうやって分析すればいいのかわからない。チャートってどう見るの?テクニカル分析ってどうやるの?リップルの今後の予測も知りたい。」
このような疑問に答えます。
- リップル(XRP)チャートのテクニカル分析の方法
- リップル(XRP)チャートの値動きの特徴
- リップル(XRP)チャートの今後の予想
この記事を書いている私は、株歴3年、為替FX歴12年の計15年トレード歴があり、ライブドアショックやリーマンショックを無傷で生き残ってます。
日本で人気のリップル(XRP)。いろんな意味で私も注目してます。
◆ リップル(XRP)チャートのテクニカル分析の方法
✓リップルとは
リップルについて簡単に説明しておきます。
リップル(XRP)は送金に特化した仮想通貨。中央集権型の暗号資産(仮想通貨)で、ビットコインやイーサリアムのような非中央集権型(DAO)の暗号資産ではありません。この辺のことはビットコインについて書いたこちらの記事「ビットコインとブロックチェーンについて」に詳しく書いてます。
リップルをトレードするメリット
仮想通貨売買で利益を出すのが目的なのはもちろんですが、リップルは手数料がめちゃくちゃ安いです。数十円以下ででき、イーサリアムのように送金だけで数千円かかるのとは大ちがい。なので、送金するためにリップルを使うパターンが多いです。
特に日本の仮想通貨取引所では扱っている通貨種類が少ないので、その中でもリップルは安いからこれを日本円で買って海外取引所に送金し、そこで目的の仮想通貨に変換するという使い方もできます。(いまのところこれが一番安く済む)
というわけで、リップルの需要は今後も見込まれるので、チャートの動きを掴んで安く仕入れるに越したことはないでしょう。
◆ リップルチャートの分析
✓ それでは大きな足から見ていきましょう。
ちなみにチャート分析は現時点だけを見てはダメです。左から流れを見ていく必要があります。
◇ 月足チャート
左側の急上昇と急落、すごいですね。
株式の新興株のような値動きです。公開と同時に上昇していき、利確による急落。いわゆるババ抜き合戦。それからしばらくは停滞が続き、2021年から再び動き出しました。
チャートが短すぎて情報が少ないですが、黄色矢印のところを見てください。物凄い出来高があります。このような出来高の時は、緑矢印のように大きな上昇か大きな下降をして相場が大きく動くのが普通ですが、ほとんど動いていません。
なぜ価格が動いていない?
こういう状態は恐らくAからBにXRPが譲渡された可能性が高いです。値が変わると譲渡価格が変わって買い手が損をするので、値が変わらないように大量の売買が少なくとも2回行われてます。
緑矢印のところでは普通にトレーダー達が買った時に起こる現象。このように出来高と価格変動だけでもいろいろ読み取ることができます。(おいおい説明していきます)
◇ 週足チャート
2021年4月の大陽線以降きれいな三角持ち合いになってます。週足だけではあまり情報がないから日足を見ます。
◇ 日足チャート
サポL1はその下の「サポ帯」と書いた辺りを意識したと思われる。これは、左端の方で大きな出来高をともなって、下落を食い止めているポイントがいくつかある箇所。
1月22日の安値(黄色丸)はサポL1に反応して付けた安値で、そこから小さい補助ラインが引ける。
下降トレンドL1でいま綺麗に反応して跳ね返されていますが、本命のレジスタンスはそのすぐ上のレジL1でしょう。レジL1のすぐ上にもレジスタンスラインがあるけども、日足だと分かりにくいので、週足で説明します。
◇ 8時間足チャート
トレンドL1を超えてもそのすぐ上にはレジL1があります。このレジL1はもともとはサポートラインだったもので、緑枠のところで何度もサポートしていた値。そこが下に割れたあと、黄色丸のようにレジスタンスとして2回跳ね返されてます。
リップルチャートを左端から順に見ていくと、トレンドラインはあまり機能しないことが多い。その代わり水平線が機能することが多い事から、本命のレジスタンスは下降トレンドL1ではなく、水平線だと予想します。
図の中の「レジ帯」はここに複数のレジスタンスラインが引けるので、まとめて帯として表示したもの。レジ帯の一番下をレジL2。一番上をレジL3と記述してます。この間ならどこで跳ね返されてもおかしくないところ。レジL1を上抜けても、もみ合いが予想される。
これは8時間足での移動平均線(75EMA)を引いた図。この図を見ると、このEMAが有効でないのは赤枠のところだけで、あとはこのEMAの上下で推移しており、このEMAがレジサポの役目を果たしてるように見える。
この図より左側のチャートでも機能しているので、自分の使っている取引所のチャートで確認して欲しい。(75EMAという移動平均線は他では聞いたことがないので、今後検証する必要はある)
◆ リップルチャートの値動きの特徴
あまり特徴的な値動きはないですが、
特徴1:水平線でのレジサポ、サポレジ転換が起きやすい。上図の黄色丸がレジスタンス時。緑丸がサポート時です。まだチャートの歴史が浅いので、今後検証の必要あり。
特徴2:下落時の落ち方が激しい。大陰線になる。大陽線が出ることはあまりないですが、大陰線はよく出る。これは短期トレードで買いの時は要注意です。
リップル(XRP)の今後の予想
レジスタンスには上図のようにいくつかあります。レジL1、L2、L3と下降トレンドL1。
サポートにはサポL1、L2、L3と三角持ち合いの時の補助線A。あとは移動平均線などがあります。
いまのところ、Wボトムをつけてネックラインも越えてきているので買い優勢です。レジL1を上抜ければさらに上昇する可能性が高い。ただし、サポL1とL2を割ってくると雲行きは怪しくなります。
リップルの値動きの予想をする上で重要なのが、ビットコインやイーサリアムの動きに連動しているということ。なので、BTCとETHの値動きに注意を払った方がいいです。リップルのチャートだけで予想は完結できないということです。
これはリップルだけの話ではなく、多くの仮想通貨に共通することで、売買しなくてもBTCとETHのチャートは常にチェックしておく必要があります。(株式の場合で言えば日経平均全体やNYダウを見るのと一緒)
BTCとETHのチャートに関する記事はこちら
» 【仮想通貨】ビットコインチャート分析と今後の予想
» 【仮想通貨】イーサリアムチャート分析と今後の予想
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まとめ:【仮想通貨】リップルチャートの分析と今後の予想

本記事の要点まとめ
- リップル(XRP)チャートのテクニカル分析
・リップルは手数料が安いのでこれに変換して送金する需要がある
・いまは週足でわかる大きな三角持ち合い - リップル(XRP)チャートの値動きの特徴
・水平線のレジサポ、サポレジ転換になりやすい
・下落の時は上昇の時より大きく動く - リップルの今後の予想
・下降トレンドラインを上抜けてもその上にあるレジスタンスラインが強い
・ビットコインやイーサリアムの値動きにも注目する
リップルは時にビットコインよりも強い動きになったりします。中央集権というメリットも活かした運営の仕方をしており、今後どんな立ち位置を確保できるのか?興味があります。
トレード勉強に役立つ本と記事
トレード勉強に役立つ本と記事を紹介しておきます。
チャート分析には欠かせないダウ理論。トレードで役立つ解説をしています。
» 【基本&重要】仮想通貨チャート分析の解説・ダウ理論編【初心者向】こちらもチャート分析には欠かせないグランビルの法則。トレーダー目線で解説。
» 仮想通貨チャート分析の解説・グランビルの法則編【実践で使える?】
勉強に役立つ本
ダウ理論を知った上でトレンドラインや水平線、移動平均線を使うとよりトレードの役に立つ。ダウ理論、トレンドライン、水平線は3種の神器だと思っているくらい習得必須。
紹介してる本は練習形式になっているので、ただ読むだけよりは有益な本です。
下記以外にも数冊シリーズ本が出ています。
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◆ FXトレード練習帳
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私はチャートを見ただけでトレンドラインが想像で引けるようになるために、何十枚もチャートを印刷して線を引きまくりました。
※トレードはスポーツと同じで知識ではなく、技術を習得する必要があります。
◆初心者から中級者までなら繰り返し読んだ方がいい本。
デイトレード
トレードの勉強を始めるなら、大事なお金を失わない為にも読んだ方がいい記事も紹介しておきます。