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【暗号資産(仮想通貨)の基礎】草コインとは?魔界コインやアルトコインとの違いを解説

暗号資産の基礎知識

「暗号資産(仮想通貨)の草コインってなに?あと魔界コインとかアルトコインとか、何が違うの?」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 暗号資産(仮想通貨)の草コインとは                     
これを書いている私は、資産の大半を暗号資産(仮想通貨)にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売中です。

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暗号資産(仮想通貨)の草コインとは 

暗号資産(仮想通貨)の草コインとは
草コインとは、メジャーではないマイナーコインの一部です。

アルトコインとは、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)のことで、草コインはアルトコインの中のさらにマイナーなコインのことをいいます。

魔界コインは草コインがDEX(分散型取引所)で簡単(無許可)に取り扱われる状況をさして、魔界と呼ばれるところからきてます。

なぜ魔界かと言いますと、暗号資産(仮想通貨)というのは誰でも発行できてしまうもので、中には詐欺目的のものも混じってます。区別は付きません。

本当にいいコインもあれば、そうでない危ないコインもあることから、「魔界」と呼ばれてます。

草コインを買う理由 

草コインは言ってみれば投機目的で買われます。

なにかの拍子で10倍や100倍になることが暗号資産(仮想通貨)ではよくあるので、このような爆上げを狙って広く浅く買っておき、爆上げしたものを利確するということです。

例えばいまは有名なドージコインはもともと草コインでした。

ミームコインとも呼ばれ、ジョークのネタで作られた暗号資産(仮想通貨)だったのです。

それがイーロン・マスクが取り上げたりして現在は時価総額10位以内に入るほど上昇してます。

このチャートを見てください

ドージコイン / USDT 週足チャート
ドージコイン
2021年より左側。この頃がドージコインの草コイン時代です。
青丸の辺りは、0.003ドル(約0.4円)以下でした。

それが急騰したオレンジ丸の頃には、
価格は0.35ドル(約49円)とほぼ100倍以上になってます。

もし青枠の頃に1万円分投資していたら、オレンジ丸の頃には100万円になっているというわけです。みんなこれを求めて草コインを買うのです。

※草コイン全部がこのように上がるわけではない。

急騰した後は、多くのコインが急落して元の価格ぐらいまで落ちるか、もっと下まで落ちるのが普通ですが、ドージコインの場合は赤枠の現在価格でも0.08ドル(約11円)をキープしています。

これは珍しいパターンでイーロン・マスクがドージコインでテスラが買えるようにしたりと、後押しをしているからです。

 

草コインの特徴 

  • 知名度が低い
  • 時価総額が少ない
  • 流動性が低い
  • 価格が低い

知名度が低い 

まずは知名度が低いものが多いです。上がるか上がるのかわからないし、そもそも何のコインかもよくわからないものも多い。なので、詐欺コインも混じってます。

この知名度が低いことが、以下の特徴に繋がっています。

価格が低い 

知名度が低いから、あまり売買する人もいません。

ですので、価格もそこまで上下に動くことはありませんが、一旦動き出すと売買する人が少ないために大きく動き出します。

これが急騰、急落に繋がる。

時価総額が少ない 

価格が低いのと、発行枚数も少ないことが多いので、時価総額が少ない傾向があります。

発行枚数が少ないのは、おそらくその方が上昇しやすいからです。

つまり、希少価値を付加できるからです。

発行枚数が多いと、インフレ状態を作り出し、1コイン当たりの価値が下がる傾向があるので、これを避けるためでもあります。

発行枚数が少ないことと売買する人が少ないことで、より値動きが激しくなるという結果を生みます。

流動性が低い 

流動性とは、売買したい時に売買したい価格、またはそれに近い値でいつでも売買できる度合いのことです。

詳しくはこちらをご覧ください。売買には重要な基礎知識です。
≫ 【暗号資産(仮想通貨)用語】流動性とはなにを意味する?わかりやすく解説【基礎】

流動性が低いとボラティリティという値動きの幅が大きくなります。
このことも急騰、急落の原因の一つです。

上述した3要素

  • 知名度が低い
  • 売買する人が少ない
  • 発行枚数が少ない

これらのことと、流動性が低いこと。

このすべてが要因で価格が急上昇、急下落しやすいのです。

 

急上昇と急下落はコインの表裏 

このように同じ要因で、急上昇したり急下落したりします。

  • 急上昇は草コインを買うメリット
  • 急下落は草コインを買うデメリット

となります。

メリットは急上昇の際の利益ですが、ここに「短期間で」というメリットが付きます。

ドージコイン
先ほどのドージコインチャート。

黄色丸のところでは、0.08ドルでしたが、それが4週間後には4.3倍に値上がりしてます。
このように短期間での大きな利益が狙えるのが草コインのメリットの特徴でしょう。

もう一つのメリット 

DEX(分散型取引所)では、結構いろんな草コインがイールドファーミングというサービスに預けることで、高い利息を得ることができます。

手数料を取られますが、すぐに引き出すこともできるので、価格が急落したらコインを引き出してすぐに売却もできます。

もちろんリスクもありますから、これについてはこちらをご覧ください。
暗号資産(仮想通貨)ファーミングで不労所得。スキルなしで年利20%以上が狙える

もう一つのデメリット 

急落して大きな損を出す場合もありますが、それは急騰した高値圏で買った場合であり、急上昇する前に買ってる場合に急落することはあまりないでしょう。

それより、もう一つのデメリットに注意した方がいいです。

それは、草コインを発行している発行者が詐欺師だったり、破綻する場合です。

詐欺を見抜くのは容易ではありません。
その通貨のHPサイトを見ても、おそらく全部英語で書かれているでしょうから、見抜くのは至難の業。

ではどうやって回避するか?

詐欺対策 

詐欺対策は以下の2つ

  1. 購入する草コインを国内取引所だけにする
  2. 購入する草コインは少ない資金だけにする

この2つが対策となります。

◆1:購入する草コインを国内だけにする。
国内取引所では、厳格な審査に通った暗号資産(仮想通貨)だけが売買できるようになってます。絶対ではないですが、詐欺の草コインは混じっていないでしょう。

種類は少ないけど、国内で扱われている通貨は有望なものが多い。

倒産する確率は残ってますが、それは他のアルトコインも同じです。そのうち多くの通貨が淘汰されたり、再編成されたりする可能性もあります。

草コインの場合は短期決戦なので、そこまで長く保有することはないと思いますが。(個人差がある)

◆2:購入する草コインは少ない資金量分だけにする
これは草コインに限ったことではないですが、特に草コインは安く買えるのでつい上昇を夢見て、大量に買わないように注意が必要です。

海外取引所ならなおさらで、失ってもしょうがないと思える金額にしておきましょう。

宝くじを買うような感じですね。

以上で本記事の解説を終わります。
ベア
ベア

暗号資産(仮想通貨)はまだ認知度が低く、法整備も整っていないことから、いろんなリスクがあります。詐欺はもちろん、ハッキング、倒産リスクもかなりあります。

くれぐれも預ける取引所や購入する草コインに関しては、よく下調べをしてから行動しましょう。

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