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仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは?ETCの特徴と今後の予測

Crypto Token

「イーサリアムクラシックってどんな仮想通貨なの?イーサリアムとなにか関係がある?なにが違うの?」

このような疑問に答えます。
私が初めてイーサリアムを買う時、間違ってイーサリアムクラシックを買うところでした。

本記事の内容
  • イーサリアムクラシック(ETC)とは             
  • イーサリアムクラシックの特徴とイーサリアムとの違い     
  • イーサリアムクラシック(ETC)の価格推移と今後の予測            

これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。

 

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは
イーサリアムクラシックはイーサリアムと元々おなじ一つの仮想通貨でした。

それが、ハードフォークによって分裂し、2つの仮想通貨に分かれたのです。

※ハードフォークとは、1つの通貨が2つに分かれること。
ハードフォークの理由は様々ですが、改善や今後の方針についての意見の相違が原因であることが多いです。

この時ハードフォークを行った理由は2016年6月に起きた「The DAO事件」というハッキング被害が原因です。

The DAO事件とは

THE DAO はイーサリアムを利用したベンチャーキャピタル運営を行うプロジェクトでした。

平たく書くと、みんなから仮想通貨イーサ(ETH)を集めて投資しよう。というプロジェクトです。いわばファンドですが、面白いのは投資先を参加者の投票によって決めるというやり方です。

このファンドに集まったETHから、約360万ETH(当時で約52億円)をハッカーに盗まれてしまった事件が「The DAO事件」です。

✓この時の対処方法で意見が分かれました。

大方が賛同したのは、ブロックチェーンの記録を盗まれる前の状態に戻して、盗まれたETHを使えなくするという対処方法でした。

ですがこれはデータの改ざんという禁じ手を使うということなので、通貨の信頼性を損なうという反対意見も出たんです。

そしてハードフォーク後に反対意見派がイーサリアムクラシックを名乗りました。

実は名前が変わった方が、元々のイーサリアムなのです。

 

イーサリアムクラシック(ETC)の概要

  • トークン名:イーサリアムクラシック
  • シンボル :ETC
  • 総発行枚数:2億1千70万枚
  • 価格   :$27.05  (約3,780円) (2022年9月時点)
  • 時価総額 :$3,708,913,982(2022年9月時点)
  • 時価総額ランキング:22位  (2022年9月時点)
  • WEBサイト :公式サイト
  • WP    :ホワイトペーパー (英語)
  • 価格推移  :イーサリアムクラシックチャート

イーサリアムの価格18万円代と比べるとかなり低いです。それでも時価総額ランキングは22位となってます。

 

イーサリアムクラシックの特徴とイーサリアムとの違い

イーサリアムクラシックの特徴の一部はイーサリアムとの違いなので、一緒に解説していきます。

  • コントラクトアドレスを実装
  • 通貨枚数の発行上限が設定されている
  • 今もPoWで運営

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コントラクトアドレスを実装

これはイーサリアムと共通です。元祖仮想通貨のビットコインにはない機能で、このスマートコントラクトのおかげでさまざまなアプリケーション(DApps)が開発されます。

※スマートコントラクトとはあらかじめ決められた契約を条件に基づいて自動で実行してくれる仕組み。
 これによりさまざまなサービスが行えるようになります。例えばNFT、DeFi、NFTゲーム等はスマートコントラクトがあるおかげで生まれたサービスです。つまり汎用性を生む技術がスマートコントラクト。

通貨枚数の発行上限が設定されている

これはイーサリアムと違います。イーサリアムは通貨発行上限は儲けていませんが、イーサリアムクラシックの方は、2億1千70万枚までと上限を設けています。

今もPoWで運営

2022年9月中旬まではイーサリアムもPoWで運営していたのですが、アップグレード「マージ」によって、PoSに移行しました。
一方のイーサリアムクラシックは未だPoWでの運営方式を採っています。

※PoWとPoSの違いは、運営方式の違いです。
PoWは多数のPCを可動させる必要があり、エネルギーを大量に食うというデメリット部分が批判されてます。
 一方のPoSはPoWに比べて消費エネルギーが少なくエコであることから、良いイメージが持たれてます。
PoWとPoSをもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
≫ 【基本】イーサリアムとは何か?ビットコインとの違いを丁寧に解説

 

イーサリアムクラシック(ETC)の価格推移

            
イーサリアムクラシック(ETC)の価格推移
次にイーサリアムクラシックの価格チャートをチェックします。

ETC対USDTペアの週足チャート

ETC-USDT 9.28 1W
※このチャートは対円ではなく、対USDTのペアです。
USDTとは米ドルに連動したステーブルコインの一つ。なので、対米ドルと考えてもらえばいいです。

2021年5月に大きく上昇したあと、下落してます。

この時は仮想通貨全体が高値をつけた時なので、ほとんどの通貨が上昇した時期。

その後だんだんと高値安値を切り下げている状態。

ETC対USDTペアの日足チャート

ETC-USDT 9.28 1D
日足チャートを見ますと2021年6月から青線のチャネルライン内で動きながら値を下げてます。このチャネルラインの上下どちらに抜けるかに注目したいところです。

※チャネルラインとは、2本の平行するトレンドラインのこと。

ETC対USDTペアの日足チャート2

ETC-USDT 9.28 1Db
同じ日足チャートですが、今度は水平線を引いてみました。

直近の動きでは黄色線のレジスタンスL1と青線サポートL1の間で動いているという見方もできます。

これも上下どちらのラインを越えてくるかに注目したいところです。

トレード用語解説:
・トレンドL(ライン)とは相場の上昇、下降のどちらに向かっているのか?方法を示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。

 

イーサリアムクラシックの今後の予測

 
◆イーサリアムクラシックは誕生してから3度ハッキング攻撃を受けていて、その脆弱性が指摘されてます。

一方のイーサリアムはセキュリティが高いという評価を得ています。

◆通貨価格では、イーサリアムクラシックは3,780円に対してイーサリアムは186,000円。約49倍も差をつけられています。

◆2022年9月にイーサリアムはPoW→PoSに移行したのに対して、イーサリアムクラシックはまだPoWのままです。

ビットコインを含め、PoWの運営方式をとっている仮想通貨は批判の的となってます。

仮にあなたが企業だとして、どちらと提携を組みたいですか?
世間的に批判を受けているPoWとエコイメージのPoS。

おそらく、多くの人がPoSと答えるでしょう。

私見ですが、イーサリアムクラシックは今後生き残るために、かなり苦しい戦いになると思います。クリプト世界において、変化しないことは風化を意味しますから。

唯一変化しないことが価値となる通貨がビットコインです。ビットコインの価値はもはや仮想通貨としてではなく、デジタルゴールドとしての方が大きいかもしれない。

 

まとめ:イーサリアムクラシック(ETC)とは

  • ハードフォークによってイーサリアムから分かれて誕生した
  • 発行上限が2億1千70万枚と決められている
  • PoWの運営のまま

イーサリアムクラシックはどこかで変化しないと、生き残るのは厳しいと思います。

◆以上でイーサリアムクラシックの解説を終わります。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。

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仮想通貨の基礎学習がしたい人はこちらの記事をどうぞ