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仮想通貨のシンボルとは?時価総額ランキング順に注目の通貨を紹介【2022年10月】

クリプト全般 仮想通貨

「仮想通貨のシンボルってなに?通貨の名前と全然違うシンボルが時々あって本当にこれでいいのかわからなくなる。ちゃんとまとめて欲しい。」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 仮想通貨のシンボルとは                        
  • 時価総額ランキング順に注目の仮想通貨を紹介

この記事では主に国内取引所で扱っている銘柄を選んで紹介します。
さらに詳しい解説リンクを仮想通貨別に張っておくので、詳細が知りたい方はすぐに確認できます。

これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売中です。

仮想通貨のシンボルとは

仮想通貨のシンボルとは

シンボルとは正確には「ティッカーシンボル」と呼ばれるもので、通貨の数量を表す単位のことです。

たとえば「1㎡」と書いてあれば「イチ平方メートル」だとわかります。この時の「㎡」が広さを表す単位で、いちいち「平方メートル」と書かなくても理解できます。

同じように「10BTC(ビットコイン)」と書いてあれば、ビットコインが10枚あるという意味になります。

まあ、難しく考えずに「シンボル」とは「略字」みたいなものだと理解するといいでしょう。

為替でも同じで、円ならJPY。米ドルならUSD。ユーロならEURというように3文字のアルファベットで統一されてます。

仮想通貨の場合は文字数まで統一されてませんが、シンボルは一目見て、なんの仮想通貨かわかるように通貨名より短くなってます。

仮想通貨名が長いものもあり、それをそのまま使うと取引所でも見づらくなりますから便利です。ところが、通貨の中には通貨名とまったく関係のないアルファベットでシンボルが付けられていることも時々あって、わかりにくいものもあります。

そういうのは徐々に覚えていくしかなさそうです。

 

時価総額ランキング順に注目の仮想通貨を紹介

注目の仮想通貨名とシンボルを時価総額ランキング順に紹介

下記の順位は2022年10月時点です。(順位は日々変化します)

順位 仮想通貨名 シンボル 時価総額 米ドル表示
1 ビットコイン/Bitcoin BTC $373,793,575,246.00
2 イーサリアム/Ethereum ETH $162,596,157,130.00
3 リップル/Ripple XRP $24,324,225,326.00
8 エイダコイン/Adacoin ADA $14,264,824,177.00
10 ドージコイン/Dogecoin DOGE $8,610,099,831.00
11 ポリゴン/Polygon MATIC $6,993,263,031.00
12 ポルカドット/Polkadot DOT $6,841,046,240.00
17 アバランチ /Avalanche AVAX $4,738,204,347.00
20 ライトコイン/Litecoin LTC $3,668,051,325.00
22 イーサリアムクラシック/Ethereum Classic ETC $3,158,473,637.00
25 ステラルーメン /Stellar Lumens XLM $2,922,686,688.00
30 ビットコインキャッシュ/Bitcoin Cash BCH $2,215,338,101.00
41 テゾス/Tezos XTZ $1,289,556,949
76 エンジンコイン/Enjin Coin ENJ $456,635,002
232 アスター/Astar ASTR $144,084,288
486 モナコイン/Monacoin MONA $30,672,000

 

 

各仮想通貨の一言メモと詳細記事リンク

1位 ビットコイン(BTC)
世界で初めて誕生した仮想通貨。デジタルゴールドとも呼ばれている。不動の1位

2位 イーサリアム(ETH)
ビットコインを追い上げてきている、一番利用されてる仮想通貨。

イーサリアムがはじめてスマートコントラクトを搭載したブロックチェーンで、このおかげでNFTやDeFi、GamFiなどのプラットフォームが生まれた。

※スマートコントラクトとはあらかじめ決められた契約を条件に基づいて自動で実行してくれる仕組み。

3位 リップル(XRP)
送金システムで使われる仮想通貨という設定で作られているので、物凄く速い処理速度と低コストで送金ができる。すでにさまざまな企業と提携している。

上位2つの仮想通貨は2強なので、そのあとで生まれた通貨の中では相当に強い。

8位 エイダコイン(ADA)
カルダノというオンラインカジノから生まれた異色の仮想通貨。当初はカジノで使われる通貨として誕生したが、その性能の高さから他のことにも使われ出した。

10位 ドージコイン(DOGE)
ビットコインのパロディとして生まれた通貨が、他の優秀な通貨を押さえて10位に入っているから不思議。だが、これが事実。イーロン・マスクに愛されている仮想通貨。

11位 ポリゴン(Polygon/MATIC)
ポリゴンは以前はマティック(MATIC)という名前でした。チェーン名だけ変更して、通貨名は昔のままマティックが使われている。

イーサリアムのスケーラビリティ問題に対応するために生まれたイーサリアムのセカンドチェーン。処理速度や手数料コストを大きく改善させている。他のセカンドチェーンを押さえて一番多くのプラットフォームで使われている。

※スケーラビリティ問題とは、利用者増加による情報処理数の増大で、処理速度の低下とガス代が高騰するという問題。

12位 ポルカドット(DOT)
異なるチェーン同士を繋ぐプロジェクトチェーンで独自の方法で情報処理も速く、なおかつセキュリティも高い。

多様なプロジェクト同士を容易につなげられる

17位 アバランチ (AVAX)
分散型アプリケーション(DApps)開発のためのプラットフォームとして開発された。

DeFi分野のアプリに強く、イーサリアムとビットコインにブリッジで繋ぐことができる。独特のマルチチェーンを採用し、サブネットワークを作ることもできる。かなり高機能なチェーンを作り出している。

※分散型アプリケーション(DApps)=ブロックチェーン技術を使って、管理者が存在しなくても動作するアプリのこと。

20位 ライトコイン(LTC)
ビットコインの欠点を補完するという意識で作られており、その目的は日常における決済において、安全かつ高速に行うこと。

通貨誕生以来、ハッキング被害にあっていない。大手決済サービス企業のPayPalとの提携の発表があった。

22位 イーサリアムクラシック(ETC)
ハードフォークによってイーサリアムから分裂した通貨。もともとのイーサリアムを引き継いだのがイーサリアムクラシック。
発行上限が2億1千70万枚と決められている。

※ハードフォークとは、1つの通貨が2つに分かれること。
ハードフォークの理由は様々ですが、改善や今後の方針についての意見の相違が原因であることが多いです。

25位 ステラルーメン (XLM)
個人間の送金を速く、低コストで行えるように開発された通貨。非営利団体が運営していて、国際送金が高速&低コストで行える。すでに大手企業と提携を組んでいる。

30位 ビットコインキャッシュ(BCH)
2017年8月にビットコインのハードフォークによって誕生した仮想通貨。日常決済に利用できるように利便性を高めることを目的としている。

41位 テゾス(XTZ)
分散型アプリ(DApps)開発のプラットフォームです。

独自のコンセンサスアルゴリズムやスマートコントラクトを採用していて、個性的なNFTプロジェクトも手掛けている。先進国の中央銀行と提携もしている。

76位 エンジンコイン(ENJ)
エンジンプラットフォームは、ブロックチェーンなどの専門知識を必要とせずに、ゲームアプリに仮想通貨やスマートコントラクト、NFTを導入することがでる。5億人のプレーヤーがいる人気GameFiがプラットフォーム上にある。

Samsung(サムスン)、Microsoftやエイベックス・テクノロジーズなどとも提携している。

232位 アスター(ASTR)
異なるブロックチェーン同士を繋いでさまざまなプラットフォームで利用できるようにするためのプロジェクト。

ポルカドットのパラチェーンで、最大手企業マイクロソフトとAmazonから出資を受けている。

486位 モナコイン(MONA)
日本の掲示板「2ちゃんねる」から2013年に生まれた国内初の仮想通貨。ライトコイン(LTC)のソースコードをもとにして作成されている。

国内だけ知名度があり、国内ではECサイトや実店舗でも使える利用性が高い仮想通貨。ネット発祥の通貨なのでネットやSNSで根強いファンが多い

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以上が国内取引所で取り扱っている仮想通貨の一部です。
どの仮想通貨も、特色を出そうと必死なのがわかります。

この先10年、20年後に生き残っているのはどの通貨か?

また、海外取引所でしか取り扱っていない優秀な仮想通貨もありますので、徐々に紹介していこうと思います。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。

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