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仮想通貨ステラルーメン (XLM) とは?ステラの特徴と今後の予測

Crypto Token

「ステラルーメンってどんな仮想通貨なの?送金手数料が割安だと聞いたけど、他の仮想通貨とどれくらい違うの?」

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 仮想通貨ステラルーメン (XLM) とは             
  • ステラルーメンの特徴        
  • ステラルーメンの価格推移と今後の予測            

これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。

 

仮想通貨ステラルーメン (XLM) とは

仮想通貨ステラルーメン (XLM) とは
ステラルーメンは2014年に、リップルの開発者の一人でもあるジェドマケーレブ(Jed MacCaleb)氏とジョイス・キム(Joyce Kim)氏によって開発された仮想通貨です。

リップルは送金に特化した仮想通貨ですが、主に企業間で使われるのを目的としてます。一方ステラは個人間の送金を速く、低コストで行えるように開発されたものです。

日本人はほとんどの人が銀行口座を持っているのでピンとこないかもしれませんが、世界の多くの国では銀行口座を持たない人達が大勢います。そしてそういう人達は国外へ出稼ぎに行き、稼いだお金を母国の家族に送金します。

銀行口座を持たないので、さまざまな方法で母国に送金しますが、途中で手数料や送金時間が大きくかかります。こういう人達が安く、安全に利用できることを目的としてステラは生まれました。しかもそれを行っているのは非営利団体です。

つまり、新興国の人達が個人的に海外送金を低コストですばやく行えることを目的としてます。

 

ステラルーメン (XLM) の概要

  • トークン名:ステラルーメン
  • シンボル :XLM
  • 総発行枚数:254億6千万枚
  • 価格   :$0.1147 (約16円) 2022年9月時点)
  • 時価総額 :$2,922,686,688(2022年9月時点)
  • 時価総額ランキング:25位  (2022年9月時点)
  • WEBサイト :公式サイト
  • WP    :ホワイトペーパー(英語)
  • Roadmap  :ロードマップ(英語)
  • 価格推移  :ステラルーメンチャート

 

ステラルーメンの特徴

  • 非営利団体が運営している
  • 国際送金が高速&低コストで行える
  • 大手企業と提携を組んでいる
  • 発行通貨数の50%をバーン(焼却)した

* * *

非営利団体が運営している

先述で少し触れましたが、ステラは「Stellar Development Foundation(SDF)」という非営利団体が運営しています。

これはすべての権限が集中している中央集権型の運営です。

これに対して、仮想通貨では「分散型」と呼ばれる運営方法もあります。「分散型」は管理者のような中心的人物がいないため、なにか変更や改善などを決める時には投票権を持った人たちによる投票が行われます。

これの欠点は変更や改善などの決定に時間がかかるというとこ。その点、中央集権型は変更や改善の意思決定は迅速になります。

ステラは運営の母体が非営利団体というところが、大きな特徴でもあります。後述しますが、非営利団体が運営しているからこそ、大手企業が安心して提携を結べるのではないかと思います。

国際送金が高速&低コストで行える

リップルも送金が高速&低コストですが、ステラはその上をいきます。

例えば送金手数料ですが、最低0.00001 XLMからで日本円にすると0.00016円(2022年9月のレート換算)です!ですが、これは自分のウオレットから送金した場合であり、取引所からの送金するともう少し高くなります。

◆例として国内取引所のビットバンクでの送金手数料を見てみます。(2022年9月レート換算)

  • XLM(ステラ):0.01XML 約0.16円
  • XRP(リップル):0.15XRP 約10円
  • ETH(イーサリアム):0.005 約940円
  • BTC(ビットコイン):0.0006 約1643円

これだけ送金手数料に差があります。

◆次に決済速度(ガス代や混雑状況によって変わる)

  • XLM(ステラ):2~5秒
  • ETH(イーサリアム):2~3分
  • BTC(ビットコイン):10分

速度もこれだけの差があります。

このスピードとコストを利用して国際送金をするので、「A国通貨→XLM変換→送金→B国通貨に変換」という手順を踏んでも、すばやく低コストで行えるのです。

これはいわば、既存の銀行間ネットワークである「SWIFT」の役目を、完全に置き換えれる存在になる可能性があります。(「SWIFT」ではテスラルーメンの役目が米ドルです。だから米ドルは他国通貨に対し強く、価値が維持できている)

手数料と速度ではテスラネットワークは完全に「SWIFT」を凌駕しています。なので、いずれ取って代わる日がくるかもしれません。

発行通貨数の50%をバーン(焼却)した

2019年11月にステラ開発財団によってバーン(償却)が行われました。

その規模は、当時1000億以上のXLMが流通していた内の約50%に当たる550億トークンを償却したのです。

かなり思い切った数量ですね。

 

ステラルーメンの価格推移

            
ステラルーメンの価格推移

次にステラルーメンの価格チャートをチェックします。

ステラルーメン対円の週足チャート

xlm 9.26 1W
(国内取引所のビットバンクより)

トレンドラインが2本引けます。価格は2本のトレンドラインとも越えてきている。

注目は黄色のトレンドラインを越えたあとの黄色丸。トレンドラインを超えて再び下げた時にトレンドラインがサポートとして機能したところです。こういうのを「レジサポ転換」といい、反発上昇が強くなります。

しかし、仮想通貨全体が冷え切っている中、ステラも大きく反発することはなく、赤線の下降トレンドは越えてきたけども、その後はもみ合いが続いてます。

トレード用語解説:
・トレンドL(ライン)とは相場の上昇、下降のどちらに向かっているのか?方法を示す線。
・サポートL(ライン)とは支持線という意味で、下落を阻む買いが生じやすいポイントという意味。
・レジスタンスL(ライン)とは抵抗線という意味で、上昇を阻む売りが生じやすいポイントという意味。

ステラルーメン日足チャート

xlm 9.26 1D
青線サポートL1とレジスタンスL1の間で、綺麗なボックスレンジとなってます。

もしレジスタンスL1を上抜けたら、次はレジスタンスL2が目標となります。その間に引いたオレンジ線もレジスタンスになる可能性が高いポイント。

今後の展開としては、ボックスレンジの上下どちらに抜けるのかに注目です。

 

ステラルーメンの今後の予測

 
リップルもいろいろな大手と提携を組んでますが、ステラも負けてはいません。

大手企業との提携

  • 2019年にIBMと提携
  • 2021年にはMoneyGramと提携
  • オンライン決済会社Stripeとの提携の示唆
  • 2021年1月ウクライナのデジタル推進省と提携

3番目のオンライン決済会社Stripeとの提携は非常に大きな意味を持ちます。オンライン決済での送金でステラが使われるようになれば、その需要は計り知れないものとなるので、当然トークンであるXLMの価値は上がり、安定するでしょう。

なぜこれほど大きな企業が提携を組むのか?勝手な私見ですが、運営が非営利団体というのが大きいと思います。

なぜなら、これが企業とかだと利益を出さないと存続できないため、需要が高まるにつれ、送金コストに手数料などを加える可能性もあるからです。非営利団体だとその心配がないというのは、今後の提携を組むにあたって大きなメリットになっているはず。

金融市場での主軸となるか?

IMF(国際通貨基金)という国際連合に属する専門機関が2020年10月にデジタル通貨に関する報告書を公表しました。

その中で、「これからデジタル化が加速し国際金融市場の流動性が高まり、将来的にはドル基軸体制が崩れる可能性がある」と指摘してます。先述した「SWIFT」に取って代わってブロックチェーン技術によるデジタル通貨のネットワークが金融市場の主軸になるということを暗に示唆してます。

まさにこの役目になろうとしているのが、いまのところステラです。これについては今後さらにすごいプロジェクトが生まれるかもしれないので、断言はできません。

もし主軸となれば、それこそトークンであるステラルーメンの価値は安泰になります。そしてその可能性は高いかもしれません。なぜなら、運営母体が非営利団体だからです。(先述の理由と重なっている)

 

まとめ:ステラルーメン (XLM) とは

  • 非営利団体が運営している
  • 国際送金が高速&低コストで行える
  • 大手企業と提携を組んでいる
  • 発行通貨数の50%をバーン(焼却)した

非営利団体が運用しているというのは、ステラの最大の強味かもしれません。
◆以上でライトコインの解説を終わります。

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◆トレードに必要なのは技術だけではありません。メンタルについても実体験をもとに書いてます。

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