【仮想通貨】海外取引所のバイナンスで仮想通貨同士のトレードの仕方

「バイナンス(Binance)で仮想通貨同士のトレードがしたいのだけど、サービス項目が多くてどれを選べばいいのよくわからない。どこで仮想通貨同士のトレードをすればいいの?」
このような疑問にわかりやすく答えます。
- バイナンスで仮想通貨同士のトレードは3種類ある
- 3種類のトレードの違い
これを書いている私は、資産の大半を仮想通貨にして実際に運用中。NFTも3つのマーケットプレイスで販売しています。
【仮想通貨】海外取引所のバイナンスで仮想通貨同士のトレードは3種類ある

種類
- コンバート方式
- 現物取引
- レバレッジ取引
何が違うのか?
それぞれの特徴を解説します。
バイナンスにログインして自分でもサイト画面を見ながら読むと、理解が深まります。
バイナンス(Binance)にアクセスしてログイン。
参考記事≫【仮想通貨】海外取引所の最大手バイナンスとは?口座開設方法を解説
日本語表示したい方は、右上の「English」をクリックして日本語を選んでください。
上部中央に「トレード」(オレンジ枠)とあるのでそこにポインターを重ねると窓が開きます。その中の上から3つが通貨同士のトレードとなります。
上から
- Binance Convert (コンバート方式)
- 現物取引
- マージントレード(レバレッジ取引)
* * *
Binance Convert (コンバート方式)
「トレード」から「Binance Convert」をクリックすると
このような画面になります。
これは国内取引所でいう「販売所」です。
売買の相手はバイナンスとなり、バイナンスは実際の価格より少し高くして販売することにより利益を得ます。
スプレッド差はどれくらいか?二番目の現物取引と比べてみましょう。

画面解説
①:ここに手持ちの交換したい通貨を選ぶ。
(クリックすると候補が現れます)
②:ここで購入したい通貨を選ぶ。
(クリックすると候補が現れます)
次に①か②に金額を入力する。
今回は①(ETHの方)に「1」と入力してみます。
すると、下に「コンバージョンプレヴュー」というボタンが出てくるのでこれをクリック。

画面解説
①:オレンジ枠がレート
②:青枠が買えるBNBの数量です。
逆に②に買いたいBNB量を入力すれば、それにかかるETHの数量が表示されます。
③:ここをクリックすると通貨交換になりますが、
よく見てください。「コンバート」横に(6s)とあります。
これは6秒という意味で、この数字は実際には10からカウントダウンされていきます。
10秒経つと、この数字での交換はできなくなり、新しいレートの再読み込みが必要になります。
現物とのレート比較
ここに表示されているレートを見ると、0.170427ETHです。
同じ時の現物取引のレートがこちら
黄色枠内の価格が一番直近の取引値「0.1702ETH」
コンバートの時とのレート差は0.000227ETHで約0.13%のスプレッドです。
日本円にすると、この日の1ETHが約23万円なので、
0.000227ETH=52.2円 (実質手数料)
これがBNBを購入する時の1ETH分の手数料ということになります。
もともとバイナンスは手数料が安いのでこれくらいですが、国内取引所だとこのスプレッドが3%や5%のところもあります。(3%だとすると6,900円です。いかに高いかわかりますよね?)
現物取引

≫ 【仮想通貨】海外取引所のバイナンスで現物取引のやり方とコツの解説
上記の記事をご覧ください。
マージントレード(レバレッジ取引)
「トレード」から「マージントレード」をクリックすると
いきなりクイズが出てきます。
全部で6問。
内容を一言でいうと、マージントレード(レバレッジ取引)のリスクを理解しているかどうかをチェックするもの。
レバレッジ取引というのは、危険が伴います。これを理解させるこのやり方は良心的ともいえる。(国内取引所では「規約」という誰も読まないような形でしか説明していない)
重要:
はっきりいいますが、未経験者や初心者がこの「マージントレード(レバレッジ取引)」に手を出してはいけません。
マージントレード(レバレッジ取引)がなにかわからない人もいると思うので、簡単に説明します。
マージントレードとは
あなたが1ETHしか持っていなくても、3ETH持っているとみなして(レバレッジ3倍の場合)取引できるというもの。
例えば1ETH価格が30%下落した場合、現物なら0.7ETH分は残ります。しかしこれを3倍のレバレッジをかけていた場合は、0.1ETH分しか残りません。
ここまでは通常のレバレッジ取引ですが、バイナンスでのこの取引はどうやら資金を借り入れてレバレッジにするというもの。だから、借りた通貨に対して利子が生じます。(借りる期間が長いほど返済額が大きくなる)
さらに証拠金不足で証拠金を強制清算(強制決済)された場合はその手数料まで支払わされます。
トレード中級者以上の人のために一応解説します。
右下「クイズを開始する」をクリック。
けっこう難しいことが書かれてますが、間違っても何度でも選び直せるので、きちんと読んでおきましょう。
全問正解で次に進めます。
右下「成功」をクリック。
サービス規約に同意にチェックを入れて「承認」をクリック。
現物取引とほぼ同じ画面ですが、ほんの少し違う項目が表示されてます。
画面の解説
①:クロス3× おそらく最大レバレッジ3倍まで取引可能。
その左隣には現物取引が選択できるようになってます。
右隣りには「分離10×」とあります。「分離」が何を意味しているのかわからないですが、おそらくレバレッジ最大10倍の取引でしょう。(よりリスクが高い)
「分離10×」をクリックすると
「振替をしてこの通貨ペアを有効にする」とあるので、その右側にある「10×振替」をクリックして作業を進める。(すいません、経験がないのでこれ以上はわかりません)
②:リスクのパラメータです。
証拠金不足に近づくにつれ、上がっていくのでしょう。
③:借入るところ
この「借入」をクリックする。
注目すべきはオレンジ枠。
1時間毎に0.00041667%の利子が加算されるということです。長く借りれば借りるほど返済額は大きくなります。
24時間で0.01%。1ヶ月で約0.3%です。
価格が下がったからといって値が戻ってくるまで塩漬けなんてできません。持ってるだけで、返済額が増えていくのですから。
下の青枠には再度「考え直す」のボタンがあります。それくらいリスクが高い取引ということです。
日本語表示で「ハイレバレッジで利益を最大化」と書いてあるので、レバレッジ取引かと思いきや、借りているあいだ1時間ごとに利子が加算されるので、危険です。
だから、未経験者や初心者はもちろん、中級者もこの「マージントレード(レバレッジ取引)」に手を出してはいけません。
✓ 以上で海外取引所のバイナンスで通貨同士のトレード解説を終わります。
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